
■目次
■合格体験記
□2011年 合格体験記 [NEW]
□2010年 合格体験記
□2009年 合格体験記
・レジュメの活用例(T.Yさん)
□2008年 合格体験記
□2007年 合格体験記
□2006年 合格体験記
□2005年 合格体験記
■受講感想
□基礎・短答
□論文
■
合格体験記
凝縮塾の講座を受講して合格された方々、および西原講師に直接指導を受けて合格された方々に合格体験記を書いていただきました。
■2011年合格者 J.Mさん(福岡県) [NEW]
受験歴:6年、短答3回、論文2回、口述2回
年齢:33歳
職業:会社員
所在:福岡県
合格年次:平成23年最終合格
凝縮塾の受講講座:2008年 凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
1.はじめに
私の受験勉強は決して恵まれた環境ではなかったと思います。頑として意思を貫き通せば、もっと良い環境を作り出せたかもしれませんが、なかなか難しく、短期合格とはいきませんでした。勉強期間が長期化すればするほど、人生の大きなうねりの中で勉強しなければならないことも多いと思います。私の場合、自業自得の誹りも免れ得ませんが、そのような、うねりの中での試行錯誤しながらの勉強でした。
拙い経験ですが、それぞれの激動の中を頑張っていらっしゃる、または、これから頑張ろうとしていらっしゃる方々への一助になればとの思いから、本合格体験記を書かせて頂きます。そして、勝手ではありますが、最後まで応援してくれ合格の結果を喜んでくれた亡き義母への感謝の意も込めさせて頂きたいと思います。
2.凝縮塾との出会い
私の弁理士試験は、6年前の特許事務所への転職から始まりました。それから6年間というもの、働きながらの受験生のご多分に漏れず、試験勉強に専念できた期間はほとんどなく、忙しい中時間を見つけては、細切れに勉強するということを繰り返していました。
特に私の場合、二人の子供の出産、義母の介護のための地方への転居、特許事務所への採用を含めて2回の転職がありました。人生の大きな転機を繰り返す中での勉強は決して楽なものではありませんでした。特に、義母の介護のための転居後は、休みは子供たちの面倒か義母の介護が中心で、勉強時間を作るのが本当に難しい状況でした。
そのような環境下、なんとか効率的に勉強できないものかと試行錯誤している中で出会ったのが凝縮論文対策講座のキーワード凝縮レジュメでした。このレジュメのおかげで論文試験に合格することができたといっても過言ではないと思います。論文合格後の忙しさと免除に対する甘えから、準備不足によりその年の口述試験には合格できませんでしたが、今年の口述試験でもこのレジュメで得た内容はその土台になりました。
一方、口述試験前から体調が悪化していた義母は、口述試験後に倒れて入院し、口述試験の結果が出てまもなく他界しました。最後の最後で試験結果を伝えることができ、喜んでもらえたのは幸いでした。もっとはやくからレジュメを活用して、「あと1年早く受かっていれば」と後悔してしまうのも事実ですが、亡き義母のためにも、気を取り直して、早く生活を立てなおして行かなければと思っているところです。
同じように、お子さんの誕生、新天地での新生活、転職、そして、身内の看病やご不幸などを経験されていらっしゃる方もいらっしゃると思います。私の経験から、是非、このレジュメをお勧めしたいと思います。そして、私のように後悔する前に、無理をしてでも十分にレジュメを活用して、早期に合格されることをお勧めします。
このレジュメは、私にとって、時間のない中、効率的な勉強を可能にする有力な武器になりました。2008年購入時は講座の内容を十分にまわすことができず、次の年は転職もあり受験を見送り、結局、レジュメを活用したのは購入後2年目の2010年だったのですが、このレジュメは、単なる有力な武器というだけでなく、他の受験機関のものとは異なり凝縮されている分、改正があっても影響箇所が少なく、長期の勉強にも活用できたように思います。一方、他の受験機関のレジュメは改正の影響が多岐にわたるため資料を一からやり直さなければ、既に無い規定を繰り返し読むことになるように思い、私の場合、このレジュメを基軸にして勉強しました。残念ながら十二分に活用する時間がない方でも、腰をすえて取り組める資料のように思います。
ただ、やはり、凝縮塾の本来の目的である短期合格への近道には、はやめにレジュメを十分に活用しておけば良かったと反省は隠せませんが、エッセンスの抽出による効果は長期の勉強にも重要だったのだと、自分では思っております。
私の拙い経験ではありますが、同じように苦学されている方々のご参考までに、キーワード凝縮レジュメを活用した勉強方法を記載したいと思います。
3.キーワード凝縮レジュメの活用法
多くの方々と同様に私も理系で、大学時代は、暗記を苦手にしておりました。大学時代の勉強法は、理論やロジックを覚えそれを応用するというもので、文言などについては覚えようとしませんでした。覚えるとしても、ロジックから連想される数式等位なものでした。このようにロジックを習得するのに、主にバイブルとなるようなテキストを何度も読み込みました。すると、テキストのロジックがビジュアル的にも記憶されて、定着していくということをしておりました。従いまして、使用したテキストを見返せば、ロジックがよみがえり、ロジックを思い出すと、テキストを連想するということをしておりました。
これに対して、弁理士試験の勉強において、私が一番戸惑ってどのように勉強して良いのかわからなかったのが、法律が毎年のように改正され、法文集もレジュメも毎年新しくなるという点でした。短期に集中できれば、法文集もレジュメも十分に使いこなせ、上記のような習得が可能なのでしょうが、私の場合そうもいきませんでした。
そんな中、何かしらのバイブル的なテキストになるものがないかと思っていたところ出会ったのがこの凝縮論文対策講座<本編>とそれに含まれるキーワード凝縮レジュメでした。本来的には、バイブルはあくまで条文と青本などにすべきなのでしょうが、量が膨大であるため、基礎ができる前に、それらが毎年変更されると、なかなか頭に入ってこず、毎年のように0ベースで学習しているような気さえしました。それは、他の受験機関が提供する、いわゆる基本レジュメでも同様でした。
これに対して、キーワード凝縮レジュメは、エッセンスだけが凝縮してあるため、容易に繰り返すことが可能でした。改正があったとしても、大部分のエッセンスに変更はないため、資料を一新する必要がなく、私にとってのバイブル的な存在として活用することができました。
私は、このキーワード凝縮レジュメを、いわゆるレジュメ(概要・要約)として活用しました。西原先生の凝縮論文対策講座<本編>を受講して、レジュメの各エッセンスの理解を深め、レジュメを繰り返すことで、理解した事項を思い出すという一連の作業をしました。それに加えて、更に、条文や審査基準、青本、基本レジュメなどを、キーワード凝縮レジュメを参照しつつ読みすすめ、理解した事項をキーワード凝縮レジュメの記載事項とリンク付けし、その後、短時間でキーワード凝縮レジュメを繰り返して、上記同様に理解した事項を思い出すということもしました。その結果、それまでザルのように素通りし、理解しては忘れを繰り返していた青本の記載なども、キーワード凝縮レジュメという適切な大きさの網で拾い上げることが出来たように思います。
また、同講座だけでなく、他の答練など様々な問題を解く毎に、言い回しや定型文をキーワード凝縮レジュメと比較し、時には、このレジュメに自分の書きやすい言い回しをメモしました。ただ、メモした事項を青本等で確かめ、より効率的な記載方法を考えると、結局、キーワード凝縮レジュメに戻ってしまうということが多く、いかに考えて作られたレジュメであるかを認識しました。
このような活用方法で、キーワード凝縮レジュメを軸として、他の勉強材料をその軸に関連付けていくことで、限られた時間の中で、忘れる事項を極力少なくすることができたように思います。また、論文試験前は、焦りや苛立ちなどから集中力がなくなりますし、膨大な量の資料を見返すことは至難の業ですが、このレジュメであれば短時間で全範囲を見返すことが可能なことも、大きなメリットになったように思います。
4.最後に
私の場合、このように、西原先生の推奨使用方法とは多少異なるかもしれませんが、それでも、非常に有効なツールになったと思います。このようなツールを自分で作るとなると、膨大な時間と労力がかかると思いますので、そのような時間や労力を費やせない方々に、是非、この資料をお勧めしたいと思います。ただし、本キーワード凝縮レジュメは、論文用であるため、論文合格後、口述試験では、早期からしっかりと青本を読まれることをお勧めしたいと思います。
■2011年合格者 M.Kさん(京都府) [NEW]
受験歴:短答2回、論文3回、口述1回
職業:会社員(研究部門)
年齢:39歳
受講講座:凝縮論文対策講座<本編>プレミアムフルコース(文章講評)
1.はじめに
私は、仕事の都合等により学習時間があまりとれない制約のある環境において、凝縮塾の講座を活用することで4年目にして合格することができました。この合格体験記が、今後私と同じ様な環境のもとで合格を目指される方への参考になれば何よりです。
私の受験歴は以下の通りです。
・H20年度 短答:不合格
・H21年度 短答:合格、 論文:不合格
・H22年度 短答:免除、 論文:不合格
・H23年度 短答:免除、 論文:合格、 口述:合格
2.受験方針
まず短答対策に専念しました。理由は、ストレート合格に必要な日々の学習時間を確保できないと判断したからです。この方針では、短答合格年の論文は合格できる可能性が極めて少なくなりますが、翌々年まで論文に集中できるほか、短答だけでも合格することにより精神的に楽になります。
学習方法としては、定評のある受験機関の講座やテキストを利用し、多くの受験生が実践している学習方法をなるべく採用しました。基本問題や皆が対応できる問題を取りこぼすのは命取りになりかねないからです。時間の融通がつかないため通学講座やゼミは利用せず、もっぱら通信講座で学習しました。通信講座を中心に学習する場合は、独りよがりの学習方法に陥らないこと、モチベーションを維持すること、試験や学習方法に関する情報をできる限り入手することが重要です。
3.短答対策
他校の通信講座と市販のテキスト、過去問集を利用し、条文の趣旨や要件、効果を理解することに努めました。サブノートは一度自作しましたが、時間をかけた割には満足のいくものができず、結局使用しませんでした。最終的には、多くの受験生が行っているように、四法対照条文の空きスペースに書き込みをしたものをサブノート代わりとしました。長年受験生の間で実践され受け継がれてきた学習方法は、やはり優れています。試行錯誤している時間などない方は、そういった方法を取り入れるのが良いと思います。
短答対策では、細切れ時間を利用するなど、とにかく学習時間を確保することが重要です。1年目は学習期間4ヶ月で受験したため不合格でしたが、2年目はボーダーぎりぎりでしたがなんとか合格できました。
4.論文対策
1年目の論文本試験は予定通り(?)不合格でした。成績は、特実法:E、意匠法:F、商標法:Dと散々な結果でした。
2年目から本格的に学習を開始しました。年内は、他校の通信講座をいくつか受講し、論文の書き方や必要な知識の習得、本試験の傾向とレベルの把握、主要な判例のインプット等を行いました。さらに、青本や改正本、審査基準のほか市販のテキストを読み込みました。年明けからは、答練によるアウトプットを中心に行いました。しかし、インプット段階では理解した事項でも、それを実際に答案に表すことは思いのほか難しく、模範解答はもちろん優秀答案にも遠く及ばないレベルでした。その状況を打破する有効な手立てがなく、2年目も不合格でした。ただ、成績は、特実法:A、意匠法:A、商標法:Dでしたので、1年目に比べて実力は付いているようでした。
3年目は短答免除の最終年でしたので、背水の陣で臨みました。これまでの対策では不十分と考え、弱点の分析と強化に努めました。私の最大の弱点は、筆力がない上に記載が冗長なため、時間が足りず必要事項を十分答案に表せないという点でした。この弱点を克服するため、凝縮塾の『凝縮論文対策講座<本編>プレミアムフルコース(文章講評)』を受講しました。『キーワード凝縮レジュメ』は、たった29ページですが、本試験突破に必要な事項に絞り込まれ、各項目はそのまま答案に記載できるようコンパクトな表現にまとめられています。よって非常に実用性が高く、冗長な記載の解消に効果を発揮してくれました。実際、本試験でも幾つかの設問でレジュメ通りに解答することで記載時間を短縮し、その分の時間を他の設問の解答に回すことができました。また、『論文パターンレジュメ』により、初めて見る事例問題に対しても決まったフレームワークに落とし込んで解答することが可能になり、答案構成時間を短縮するのに役立ちました。これらのテキストは、ボリュームが少なく無理なく繰り返し学習できますので、極力暗記するようにしました。答練では、毎回の答案に対してA4用紙1ページ分の文章講評と、配点表が付いてきました。文章講評では、点数が伸びない原因や改善に向けたアドバイス等が詳細に記載されており、復習する上で大変参考になりました。また、配点表には、記載すべき項目についてその配点と得点が記載されていましたので、自分の答案を俯瞰することができ、項目ごとの出来・不出来が一目で容易に分かりました。記載できなかった事項はサブノートにまとめ、項目落ちを防ぐようにしました。これまでは、答練の模範解答をお手本としてそれに近づくよう努力してきましたが、自分の筆力では時間内に模範解答のような厚い答案を作成することは困難でした。時間内に書き切れるコンパクトな答案作成を目指すように方向転換できた点で、凝縮塾の講座を受講したことは有意義でした。その結果、3回目の挑戦で論文合格を果たすことができました。
5.口述対策
青本、審査基準、条文を中心に学習しました。時間の都合を考慮し、条文の暗記よりも青本と審査基準の重要事項やキーワードの暗記を優先しました。本試験では、法文集を参照することが可能ですが、青本と審査基準は参照できないからです。条文の暗記は、最低限法文集を参照せずに暗唱できる必要があると思われるもののみとしました。
口述模試はできる限り受けるのが良いと思います。本番では緊張のためとっさに回答が浮かばないなど、想定外の事態に陥ることがあります。このような場合の対処法を身につけるには、机上の学習のみでは不十分であり、口述模試を複数受けて場慣れすることが有効です。運に助けられた面もありましたが、無事一回で合格することができました。
6.おわりに
学習時間の確保が困難な方や通信講座しか受講できない方でも、一定の知識とスキルを身につければ合格できます。私の場合は、凝縮塾の講座を活用したことが最終合格できた大きな要因でした。最後に、受験生の皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
■2011年合格者 K.Sさん(愛知県) [NEW]
受験歴:短答1回(平成22年)、論文2回(平成22年、平成23年)、口述1回(平成23年)
勉強期間:平成21年4月〜平成23年10月
職業:団体職員
年齢:32歳(合格時)
凝縮塾の受講歴:論文集中パック(プレミアムコース(文書講評))(平成23年2月〜4月頃)
口述模試(平成23年10月)
1.受講のきっかけ
平成21年4月から、独学で勉強していました。平成22年の試験で、短答式筆記試験に合格しました。しかし、論文試験は、選択式科目(著作権法)に合格しましたが、必須科目には合格できませんでした。
そこで、必須科目合格できなかった原因、それらをどのようにすれば解消できるのか、選択式科目に合格できた理由、を自分なりに整理した上で、勉強の進め方を考えることにしました。
必須科目に合格できなかった原因としては、
@ 練習不足。独学で勉強したいたため、答案練習会や論文模試に一切参加せずに、本番の試験を受けてしまったため、本番同様の緊張状態で書くという練習をしていなかった。
A 回答時間の不足。特に、特許法で回答する時間が圧倒的に足りないと感じた。
B 題意把握のミス。必須科目では、選択科目に比べ、事実関係が複雑であり、かつ、4問すべての題意を確実に把握した上で、答案を記載しなければならないため、答案練習会等を通じて自信ミスの傾向や対策を把握が把握できていなかった。
C そもそも、論文の添削を受けた経験が無かったため、論文試験答案の記載内容の方向性に自信が持てなかった。
一方、選択式科目に合格できた理由としては、
@ 必須科目の本試験を通じて、本番の緊張した状況下で論文を書くという経験を積んだ上で試験に臨むことができた。
A 記載時間の不足の対策のため、書き出しの数行の書き方を固定したことで、「どのように書くか」については、迷うことがなく、結果として時間に余裕ができた。
以上のことから、次のような対策が必要であると考えました。
@ 独学で学習していたため、「論文の書き方」が正しいのか、自分の癖を確認するために、同じ先生に添削してもらえるような講座を受講する。
A 論文を書くスピードを上げるため、この条文はこう書くといったよう型を決めて、迷わず、短い文字数で書けるような形で覚える。
B 本番と同一の状況で解き、答案構成等への時間配分や自分自身の書くスピードを把握する。
C 題意把握ミス防止のため、初見の問題を解き、ミスをした箇所を意識付ける。
これらのことを考え、論文試験の会場でもらった複数の予備校のパンフレットを集めて検討した結果、「同一の講師による丁寧な指導」、「キーワードを意識し、表現をコンパクトに書く」ということを掲げておられた、凝縮塾に興味を持ち、案内冊子を取り寄せ種々検討した結果、論文試験の対策に加え、口述試験に向けた対策もとれるよう、論文集中パック(プレミアムコース(文書講評))を受講することとしました。
また、論文試験の合格後、口述試験模試を受講しました。理由は、平成22年の論文試験向けの模試等を受講することなく本番に望んで、経験不足を痛感したためです。特に、口述試験は短時間であるため、問われていることに対しての回答が微妙に回答ずれた場合の切り抜け方や、パニックにならないための対処法を実践の場で練習したいと考え受講しました。
2.凝縮塾の講座について
(1)受講前の案内等
申し込み後、案内冊子がすぐに届いたことに非常に好感を持ちました。その後の、申し込みから代金の支払いまで、事務担当の方に非常に丁寧に対応いただきましたし、申し込み後も教材がすぐにとどきました。また、梱包も丁寧でしたし、答案提出用の封筒にあらかじめ切手を貼っていただいているなど、行き届いていると感じました。
(2)答案練習(プレミアムコース(文書講評))
講義では、論文で書かなければならない定義(差止等)、主体、客体、時期、手続の要件を書きつつ同時に当てはめを行い、記載量を圧縮するという技術が参考になりました。
答案練習の講評は、電話ではなく、文書での講評を選びました。電話講評で評価者から直接意見を聞いてみたいとの思いもありましたが、指摘事項を残しておきたいということからです。
A4一枚いっぱい、場合によっては、A4二枚に渡って指摘事項を丁寧に記載いただきました。
特に、次のような点が非常に参考になりました。
・ 定義から、要件、当てはめ、結論をしっかり記載する必要があるという点がわかった。
・ 書くべき定義や、要件は、どのように記載すれば、少ない文字数で過不足なく記載できるのかがわかった。
・ 当てはめについては、当てはめているつもりでも不十分であった点を指摘いただけた。
特に、添削指導は、大手の予備校と比べて非常に指導が丁寧であると感じましたし、大手の予備校では、採点者が毎回変わっていましたので、同じ先生に指導していただくことは非常に重要であると感じました。
また、考え方でわからない点を、メールで質問させていだきましたが、非常に丁寧でわかりやすい回答をいただきましたし、いただいた回答でわからない場合は、重ねての質問にも何度もお答えいただきました。この点も大手の予備校では、質問するたびに料金がかかるような場合もあるので、非常に受講者にとって親切であり、ありがたいと感じました。
さらに、仕事が非常に忙しく、受講期限までに答案提出できそうにありませんでしたが、その旨を相談したところ、期限の延長に快く対応いただき、助かりました。
(2)口述模試
受験生が落としていやすい箇所で、事前に押さえておかないと回答が困難な箇所を出題いただいたという点で、非常に意義がありました。
また、答えに詰まった場合に、ヒントを出していただき、ヒントに従って答えるという練習を積めたことが、試験本番でも非常に役に立ちました。
以上
■2011年合格者 H.Iさん(東京都) [NEW]
〔受験歴〕
勉強期間 2002年〜2011年
受験暦 受験回数 合計9回
内訳 短答:7回、論文:4回(選択免除有り)、口述:2回
年齢 43歳
職業 特許事務所勤務
[凝縮塾の受講講座]
凝縮論文対策講座<本編>(プレミアムコース、電話講評)
1.1回目の論文試験
元々、弁理士の資格にはあまり興味がなかったのですが、特許事務所に転職してから1,2年目頃からクライアントからしばしば高評価を受けることもあったため、この業界に向いていそうだと思い、弁理士資格の取得を目指すことにしました。しかし、資格には元々興味もなく、モチベーションもそう高くはなかったため、4,5年ほどは漫然と適当にさぼりつつ勉強していました。それでも短答試験は5回目の受験でボーダラインぎりぎりの39点で合格しました。合格できれば儲けもの程度の気楽な気持ちで臨んだ初の論文試験の結果は不合格でしたが、その内容は、現行の評価方式で言えばAADで、結論としては不合格でも、初回にしては、あと一息という結果を得てかなりの手ごたえを感じました。
2.2回目の論文試験
短答に1度合格すればその後2回の短答試験の免除が得られる試験制度に変わった6年目は、短答にややウエイトを置いて勉強しました。その結果、短答は46点と余裕で合格し、2度目の論文試験に挑戦しました。しかし、その年は昨年と打って変わって、結果はBCDで惨敗し、自分でも出来の悪さに驚きました。ここまで悪い結果は自分でも予想外であったため、本試の問題や答案構成から再現答案を作成し、惨敗の原因を検討しました。その結果は、知識面の欠如の問題もありましたが、最大の原因は、アウトプットの仕方が場当たり的で安定していないことでした。また、冷静に昨年の結果やそれまでの答練の結果を振り返ってみると、やはり、昨年の結果は偶々自分にとって相性が良い問題に当たっただけだということに気がつきました。これはさすがにまずいと思い、今までのやり方を根本から見直すべく、色々と探していたところに、凝縮塾の論文講座を見つけて早速申し込みました。
配点を意識しつつ、一定の記載スタイルでコンパクトに効率よく答案を構成するという凝縮塾の凝縮論文対策講座<本編>は、無勝手流でその場しのぎで知識任せに答案を作成していた私には、目から鱗でした。今まで受講してきた答練では、採点された答案と模範解答とを突き合わせて、どこが間違えたのかを確認して知識面の欠落を補う作業が中心であり、逆に言えば、知識面の弱点崩し以外は殆ど行ってこなかったためです。
凝縮塾の論文講座では、得点は惨憺たるものでしたが、その点はあまり気にせずに、(1)配点を常に意識しながら書くこと、(2)模範答案に示される一定の記載スタイル(武道で言う“型”のようなものでしょうか・・)で書くこと、(3)キーワードを使ってコンパクトに書くこと、以上の3つに重点をおいて受講しました。また、西原先生とのマンツーマンの電話講評では、知識面云々よりも、題意把握から答案上にアウトプットするまでの自分の思考プロセス・答案作成プロセスのどこに問題があるのかという点に焦点を絞って、徹底的に質問し、それまでおざなりにしてきた知識面以外の自分の課題把握や弱点崩しを行いました。
また、講座が終わってからも、凝縮塾の論文講座の模範答案に示されるようなコンパクトでまとまりのよい記載スタイルを定着させるべく、1,2回程、模範答案の写経を行いました。写経は一見すると馬鹿馬鹿しい作業なのですが、答案構成は抜きで、答案に書くべき内容を如何に表現すればよいかということだけに集中するため、無勝手流の書き方に慣れていた自分にとってはかなり得るところが多ったように思います。これに加えて、論文パターンレジュメの内容も頭に叩き込んだ御蔭で、以降は、どのような問題に遭遇しても、何をどのような順番でどうアウトプットするかという点に関しては、答案作成中に迷い筆となることは大分少なくなり、アウトプット自体はかなり安定しました。
3.3回目、4回目の論文試験
3度目の論文試験は、結局ADAでまたも不合格ではありましたが、凝縮塾の講座の御蔭でアウトプット自体は安定しており、残りの課題は題意把握ミスによる得点のブレだけになりました。題意把握ミス対策については、答練の結果について題意把握の観点から何がまずかったのか定量的に分析して、弱点崩しを行いました。その結果、年明け当たりから題意把握ミスによる得点のブレも収まり、4度目の論文試験で合格することができました。
しかし、論文合格を勝ち得た年は、仕事が非常に忙しく、3月以降は週末と試験の直前以外は殆ど勉強できない状態でした。また、口述試験はそれまでは毎年9割は合格していたため、完全に舐めてかかっていたところ、不合格になりました(ちなみに、その年(2010年)は合格率が7割に急降下した年でした)。但し、口述不合格よりも痛かったのは短答免除が切れてしまい、次年度は短答を再度受験しなければならない点でした。
4.最終合格
しかしながら、3年前に短答合格の必勝パターンは確立していたため、口述試験にも配慮して条文の暗記にウエイトを置きながら3年前と同じやり方で勉強し、2011年度も47点と余裕で短答を突破しました。短答合格後は、昨年の徹を踏まないようにすぐさま口述対策に着手し、条文および趣旨の暗記にウエイトを置きつつ、口述ゼミにも参加して実戦をこなしました。その結果、9回目の受験でようやく合格することができました。
5.口述試験について
なお、2010年、2011年と口述の合格率は7割前後であり、以前のようなほぼ確実に受かる試験では無くなりました。口述試験はたったの30分間で、しかも短答や論文よりも極めて狭いピンポイントの範囲が出題される上に、面接官にも質問の上手い下手のばらつきがあるため、ある意味、短答や論文よりも運不運に左右される要素がかなり大きいように思います。このような不確定な要素の影響をできるだけ打ち消すには、満遍なく広く抑えておくことが必要だと思います。また、本試験ではかなり緊張するため、普段の口述ゼミなどでは本試験の5割増し程の難しさや出題量で、本試験以上の負荷を普段からかけておくことが必要ではないかと思います。
6.弱点崩しについて
短答試験では著作権や条約を捨て科目にして四法で勝負するという話もしばしば聞きますが、弁理士試験は選択試験を除いて科目選択の余地が無いため、基本的に得意分野を作ってそこで点を稼いで突破するという類の試験ではなく、如何に自分の弱点を効率よく埋めていくかが合格の鍵だと思います。
遅ればせながら、私は5、6年目頃から短答と論文について過去問や答練などで間違えたところだけをピックアップしてまとめた弱点崩しノートを作って、間違えた箇所を重点的に繰り返し何度も復習しました。このようなスタイルで勉強するようになってからは、短答では短答答錬・模試でしばしば50点を超えるぐらいに飛躍的に点が伸び、論文も答練では比較的高得点で安定するようになりました(なお、点が伸びるに従い、弱点崩しノートに書き込むことも段々少なくなってきます)。
短答は基本的に知識面の弱点崩しを行えば十分だと思いますが、論文は知識面以外に題意把握や、表現・記載の正確さ、コンパクトさ、答案構成などについても弱点崩しを行う必要があると思います。この点については、私は凝縮塾以外にも答錬の採点講評を積極的に活用しました。但し、採点講評を活用するといっても質の低い採点講評や定性的で曖昧な採点講評は、自分の弱点崩しに役に立たないどころか、時間の無駄・却って害になる可能性もあるため、答錬についても採点講評の質が高く、定量的評価も充実している講座を選んで受講しました。
後悔先に立たずではありますが、受験勉強を開始した早い段階から弱点崩しを徹底して行っていればもっと早く合格できたのではないかと思います。
7.最後に
短答の初回合格まで5年かかったのは自分の怠慢のためですが、その後、論文と口述でもたついてしまい、結果として、私は合格までに9年もかかってしまいました。その間、同じ論文ゼミで自分と同程度の実力を持った他の受験生が先に合格する一方で、私よりもかなり実力のある人が不合格になったりと、そのような様を見て試験には実力以外に運にも左右されるところがあるのかというのをつくづく実感しました。また、努力した分だけ単純に得点に反映される短答よりも論文、論文よりも口述の方が、実力よりも運の要素が大きいように思います。
もちろん、運よく早期に合格できればそれにこしたことはありません。しかし、勉強する場合は、運に頼らなくても合格可能性を如何に高めるかという点を常に念頭において、点が伸び悩んだり結果に行き詰まったりしたら、即座にやり方を徹底して見直して変えていけば必ず誰でも合格できる試験だと思います。
以上
■2011年合格者 S.Aさん(神奈川県)
受験年数13年、37歳
特許事務所所員
<短答試験>
短答試験はとにかく条文を読み込みました。最初は4法対照表に書き込むやり方をやっていました。これは情報の一元化という意味ではよかったのですが、書き込んだ内容ばかり読んで肝心な条文を読み飛ばしてしまう傾向がありました。そこで、まっさらな法文集を読み込むことに専念しました。この勉強法にしてから短答試験は落ちなくなりました。
著作権法や不正競争防止法については、勉強しても確実に稼げるまで到達できませんでしたので、4法で稼いでいました。4法は本当に条文が大事だと思います。 短答に合格するまでは5年を費やしましたが、短答に最初に合格した年は、短答のみの勉強をしていたわけではなく、3月までは論文をメインに勉強していました。短答に受かったことがないのに論文の勉強をメインにやるような環境に変えて、なぜか短答にも合格できるようになったのですが、これについてはどうしてなのかがよくわかりません。
<論文試験>
受験機関のゼミに複数所属し、答練も複数受けてかなり深くまで知識を持てることができました。しかしここで選択試験の壁にぶち当たり、ここから苦労しました。選択試験をやり過ぎて必須を落とすことがあり、必須をやれば選択がおろそかになり、必須か選択かのいずれかで落ちてしまうという非常にやるせない期間が続きました(当時はまだ免除制度はありませんでした)。そうこうしているうちに自分の必須のレベルも下降傾向になってしまったので、必須のレベルを上方修正させ、選択の勉強もおろそかにしないために凝縮塾の凝縮論文対策講座<本編>(プレミアムフルコース)を受講しました。複数のゼミや答練で出た論点をまとめて作った自作論文資料は膨大すぎたので、最低限かつ必要な情報が全て詰まった凝縮論文レジメに切り替え、論文はこれをメインに勉強していました。これによって論文については実力を合格レベルまで修正でき、選択については十分な勉強時間を確保できたので、2010年に論文、選択とも合格できました。
必須科目については何度も回せる資料を作成したことがよかったです。これは最初に作成するのに長時間を費やしますが、回し始めると結構覚えているものなので何回も回せるようになると思います。
選択科目についてはとにかく範囲となっている科目の参考書を1冊読み切って、何回も回すことだと思います。
<口述試験>
苦労した論文の合格で浮かれてしまい、口述の勉強をほとんどやらずに挑んでしまったため、口述落ちも経験してしまいました。口述の勉強は条文と青本を繰り返し読んで覚えることに専念しました。青本については青本に書いてある事項を自分なりに質問形式に書き換えて、これをみて青本に書いてある表現で答える訓練をしました。今年の口述で落ちるとまた短答からスタートになってしまうので、必死に勉強しました。条文はほとんど暗記し、試験前日にも暗唱した条文が本番で聞かれたのですが、やはり細部の部分で出てこなかったです。なんとかつなぎつなぎ言えましたが、口述試験の当日は緊張が入るので、普段から何も考えずに暗唱できるまで訓練することが大事だと思われます。これによって口述試験をようやくクリアし、晴れて弁理士試験に合格できました。
<凝縮塾について>
論文対策として活用させていただきましたが、凝縮レジメはとにかく必要且つ十分な事項が記載され、ほとんどの問題はこれで対応できると思います。気になる事項を付け加えて自分なりに改良すれば安心感も高まり、最高に有用な資料となります。そして答練で扱った問題も書くべき項目がしっかりしていました。解説を読めば大体その内容が理解できたため、私は質問があまりありませんでした。しかしプレミアムフルコースの電話講評では、自分が危うく解説レジメのみで誤って納得してしまいそうな事項を西原先生が適切に指摘してくださったため、その点を次に生かすと言うことでレジメに書き込むことができました。これにより、本試験前には短時間で回せる論文レジメが完成したように思えます。質問がない場合でも電話講評の時間は確保されるので、いろいろな相談ができてよかったと思います。通学形式の答練等ではおそらく毎回マンツーマンで講師の人と話せる機会を設けるのは大変ではないでしょうか。また、家庭の事情で通信講座しか受けられない時期だったのですが、通学のような雰囲気で受講できる電話講評付きの凝縮論文対策講座は私にとって特に有用でした。
<まとめ>
とにかく最適な受験機関や勉強方法を早めに確立し、これを信じて突っ走ることが合格への近道だと思います。そうしないと私のように長期間を費やすことになってしまうと思います。
■2011年合格者 もんもん さん(神奈川県)
受験歴:5年 (短答4回、論文2回、口述1回)
職業:会社員
合格体験記:
私が受験勉強を開始した平成18年度は、短期合格者がもてはやされていた時期であり、予備校の講座説明会でも短期合格についての秘訣などの説明が多くされていました。短期合格のためには集中して時間、資金を投入するのが必要条件ですが、当時私は長男が生まれたばかりで、集中して勉学のみに使える時間、お金が限られていました。そこで短期合格ではなく、5年程度を目安に合格を目指そうと、受験勉強を開始しました。幸いにも予定通り5年で合格できたのですが、今思うともっと効率的に勉強すれば、もう少し早く合格できたかもしれなかったなと思っています。
私は受験勉強を開始して3ヶ月目に、無謀にも短答試験を受験しました。運が良ければ受かるかもと淡い期待を抱いての受験でしたが、結果は21点と惨敗でした。無謀ではありましたが、受験の雰囲気を感じることができたこと、および自分の力不足を痛感し、本腰を入れて受験勉強を開始するきっかけになったことはよかったと思っています(皆さんにはお進めできませんが(笑))。
その後、論文に対する勉強の敷居の高さ、また短答に対する勉強のしやすさから、短答試験に合格する平成22年度まで、短答のみの勉強をしていました。しかしながら、これが非常に非効率であったと思います。私の場合、平成22年度の短答試験合格後に、ほぼ初めて論文試験および口述試験の勉強をしたのですが、その際初めて、短答、論文、口述すべてに共通して学べる事項が多くあることに気がつきました。特に口述試験で問われている事項は、特許庁が短答、論文、口述試験を通じて確認したい項目が、うまくまとまっており、試験勉強に必要な事項を効率的に理解できることに気がつきました。特に近年の論文試験では趣旨が問われることが普通となり、いまや3割が落ちる口述試験では、趣旨は当然のように毎年聞かれます。口述試験のための勉強である条文の要件、効果の理解は、短答試験にそのまま使えます。従って、特、実、意、商の条文を一通り学んだ後は、口述試験の勉強を一定期間行うことが、短答、論文、口述試験の勉強を効率的に勉強を行うのことができたのではと考えています。口述試験のための勉強のときには、家族の方などに試験官になってもらい、口頭で回答できるまでインプットを徹底すれば、さらに効果的です。特にすでに短答試験に合格し、論文からの受験生の方は、ぜひ早めに口述試験の再現答案を入手し、問われている内容および必要最低限のインプット項目を確認しておくことがよいかと思います。
とは言っても、初学者の方には口述のための勉強は敷居が高いという方(知識の定着が甘いと、短答の試験問題は解けても、口頭では全く回答できないでしょう)、あるいはまずは短答試験の合格、次いで論文/口述試験の合格と考えている方もいらっしゃるでしょう。その場合は、特、実、意、商の条文を一通り学び、全体が鳥瞰できた後のできるだけ早い時期に、凝縮塾の凝縮論文対策講座<本編>の受講をおすすめいたします。論文で確実に安定した点数をとるには、それなりに時間を要するからです。凝縮塾の講座は内容がコンパクトにまとまっておりますので、論文の勉強にとりかかりやすいと思います。特にキーワード凝縮レジュメにあるキーワードのうち、口述でも問われやすい項目のキーワードについては、優先して「正確に」暗記してください。このキーワードの暗記は論文では確実に点につながります。また一度口述の過去問にあたれば、どのキーワードが優先して覚えるべきものか確認できると思います。さらに、キーワードがスムースに口から出てくるまで暗記することは、口述試験対策にもつながり効率的です。
私は、凝縮論文対策講座<本編>のキーワード凝縮レジュメ、および講義ノートをA6のノートに縮小コピーして貼付け、通勤時間に講義を聞きながら、勉強をしていました。2009年の受講から2011年に合格するまでの3年間、聞き流しも含め、100回以上は繰り返し聞いていたと思います。
通勤時間以外は一般的な論文の問題にあたりながら、答案構成後の必要項目を記載する際に、キーワード凝縮レジュメあるいは講義ノートに記載のフレーズを利用させていただきました。
私が凝縮論文対策講座を受講したのは2009年でしたが、最終合格する2011年まで、キーワード凝縮レジュメおよび講義ノートは陳腐化することなく使い続けることができました。また質問がある場合も、受講から合格するまで、西原先生から丁寧な回答を迅速に頂くことができました。私にとって凝縮論文対策講座は、非常にリーズナブルで効率的な講座で大変助かりました。
最後にはなりましたが、本講座および西原先生には大変お世話になりました。おかげで合格することができました。どうもありがとうございました。
また受験生の皆さんも、短答試験では39点以上を、論文試験では各科目平均点より少し上を、口述試験では沈黙をせずに青本のフレーズの再現を行い、最終合格を目指し、頑張ってください。
■2011年合格者 Y.T さん(東京都)
1. はじめに
仕事を続けながら、凝縮塾の西原先生の指導等、周辺の方々のお力でなんとか今年最終合格を果たすことができたと感謝しています。本当にありがとうございました。
2. 最終合格まで
平成18年度 短答試験合格 論文不合格
平成19年度 短答試験合格 論文不合格
平成20年度 短答試験不合格
平成21年度 短答試験合格 論文不合格
平成22年度 論文試験合格
平成23年度 後述試験合格
3. 論文試験
(1) 凝縮塾受講前の勉強
受験機関の論文講座等を通信で受講していていました。採点結果はすごく出来がいい時と悪い時があり、何が問題なのかを全く把握できませんでした。どういう勉強方法をすればいいのかわからないまま、受験機関が発行しているレジュメを繰り返し、上述のとおり論文試験を突破するには至りませんでした。
今になって考えると、この当時の論文試験の勉強は全く意味がなかったと思います。もっと早く凝縮塾に出会えていたら、1、2年は最終合格を早められたのではと悔やまれます。
(2) 凝縮塾を受講したきっかけ
短答試験の免除資格を取得した平成21年の論文試験の結果は散々でした。前年に短答試験不合格となったことから論文試験の勉強をほとんどしていなかったことも原因ではありますが、論文試験の勉強方法が全くわかっていなかったからです。そのため、これまで受講していた受験機関の講座を再度受講しても論文試験に合格できる自信が全くありませんでした。そういう状態のときに凝縮塾に出会いました。
(3) キーワード凝縮レジュメ
キーワード凝縮レジュメに出会ったことは本当に驚きでした。こんなにシンプルなレジュメはありません。テキストが送付されてきた時、冊子のあまりの薄さに、こんなんでいいのかと思いました。ところが、西原先生の講座を受講して、このレジュメの中身の濃さに気づき、これを習得すればいいのだと納得できました。
キーワード凝縮レジュメのすごいところは、条文、青本だけでなく、審査基準、判例までが凝縮されていることです。中身の濃さに加えて、採点者の視点にたった整理がされています。このレジュメさえ完璧に覚えればいいという核心が持てましたので、このレジュメを何度も繰り返しました。なかなか読むだけでは覚えられなかったので、紙に書き写しながらインプットし、それを思い出しながら書き出すという作業を繰り返しました。講座をipodに入れて会社の行き帰りに何度となく聴き続けました。
このようにしてキーワードが定着してくるにつれ、これまで冗長だった論文がコンパクトかつシンプルになり、論文の採点結果は徐々に上昇しました。今になって思えば、それまでの論文は自分がよく知っているところの記載量が多く、曖昧なところは記載量が少ないという全体としてのバランスがない答案となっていました。それが何について記載する場合もコンパクトな記載になり、論文全体としてのバランスもよくなり、採点者にとっても読みやすい答案になったのだと思います。 一般的なレジュメは文章も長く、冊子も厚いので、覚えようとする意気込みが最後まで続かず、また繰り返し覚える気力も起こりませんでした。でもこのレジュメはコンパクトなので、苦手意識が発生しません。その結果、繰り返し覚える気になるところが優れていると思います。
最近の論文試験では事例問題に含めて定義趣旨が問われていますが、コンパクトにまとめられた定義趣旨を覚えていることで、あわてずに得点がとれる最低レベルでの定義趣旨を記載することができたと思います。
(4) 答案構成パターンレジュメ
3度も論文試験を受けたので、問題にパターンがあることは重々承知していました。でも、自分では体系的に整理できていなかったので、なんとなく答案構成に不安がありました。
答案構成パターンレジュメをインプットしたことによって、問題が、創造期(出願等)、形成期(中間処理等)、活用期(権利行使等)のいずれなのかによって分別できるようになり、答案構成のパターン選択に迷いがなくなりました。答案構成パターンをあれこれ悩む時間が不要となった結果、試験中は論点等に集中することができ、平成22年度の論文試験では、記載した答案をじっくり見直す時間さえ確保することができました。
(5) 論文作成と講評
私は講評を電話で受ける方式を採用しました。以前に受講していた受験機関の通信による論文講座では、わかってはいるものの、ちゃんと時間を測定した答案作成ができず、時間を超過して記載することが度々でした。
電話で講評を受ける方式を採用することで、そういう心の弱さに牽制をかけることができました。答案を送付後、比較的短期間で西原先生と時間調整して電話で採点結果について説明を受けますので、嘘はつけません。時間を正確に測って論文答案を作成することで、現実にどのくらいの分量を記載することが可能かを実感することができました。時間どおりに論文を仕上げようとすると、特許法だと答案用紙の表側のみか、せいぜい裏側にかかるぐらいまでしか記載できませんでした。この程度しか記載できないことで不安がありましたが、西原先生から分量として不足はないことや、長い文章よりも要件を漏れなくコンパクトに記載することの重要性を直接でご指導いただけたので、安心感を得ることができました。
フルタイムの仕事がある人は、なかなかまとまった時間をとることができないと思いますが、電話講評は遅い時間でも実施していただけるので、本当に助かりました。先生と直接話しができるというのは、非常にメリットがあると思います。
以上
■2011年合格者 T.T さん(神奈川県)
受験歴:短答1回、論文2回、口述1回
年齢:30歳
職業:会社員
受講した講座:凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
1.はじめに
私は平成22年の短答試験に合格しましたが、その年の論文試験は不合格でした。論文試験会場で配布されていたパンフレットで凝縮塾を知り、翌年の論文合格に向けて、秋から凝縮塾の凝縮論文対策講座<本編>(スタンダードコース)を受講しました。受講する決め手となったのは、凝縮塾の合格体験記でキーワード凝縮レジュメの評判が良かったことです。また、キーワード凝縮レジュメは、膨大な論点を29ページにまとめられており、最低限抑えておくべき論点を知る意味で有益だろうと考えていました。
凝縮論文対策講座<本編>を受講した結果、平成23年の論文試験及び口述試験に合格し、最終合格を果たすことができました。振り返ると、平成23年の論文試験で出題された多くの論点がキーワード凝縮レジュメに記載されていたため、キーワード凝縮レジュメを使用していた受験生は、結果的には効率的な勉強ができたと言えるのではないかと思います。また、私の場合、口述試験で、青本に記載されていない論点について問われたのですが、口述試験の直前に、念のためキーワード凝縮レジュメを見直していたため、キーワードを使って答えることができました。
このように、私にとってキーワード凝縮レジュメは、本試験合格のための非常に効果的なツールとなりました。
2.短答対策
過去問を繰り返し解くことをベースに勉強を進めました。論文の試験科目である四法は8割、その他の法域で6割得点することを目標として勉強を進めました。短答対策は、とにかく繰り返し過去問を解くことに尽きると思います。また、1〜2日前に条文を一通り精読することにより、知識に穴のない状態で試験に臨めたと思います。
3.論文対策
西原先生は、「キーワード凝縮レジュメの内容をとにかく暗記してください」とおっしゃっており、暗記しようとしてみましたが、なかなか暗記することができませんでした。そこで、暗記用のマーカーを使って、キーワード凝縮レジュメのキーワード部分のみだけでも確実に暗記することにしました。キーワード凝縮レジュメには、主な規定の定義・趣旨が簡潔にまとめられています。近年の試験傾向からすると、H22年の意匠法問題T、商標法設問(1)、及びH21年の意匠法問題Tなどのように、制度趣旨を詳細に説明させる問題が出題される傾向にあり、しかもこれらの問題の配点が比較的大きいことから、簡潔にまとめた趣旨の暗記は本試験では使えないのでは?と思っていました。そのような考えから、キーワード凝縮レジュメの定義・趣旨を暗記すべきかについて当初は半信半疑でしたが、レジュメの暗記が進んできたこともあり、これらの定義・趣旨も暗記していくことにしました。
また、キーワード凝縮レジュメには、主要な判例も取り上げられており、簡潔にまとめられていました。この中には、過去に出題されたことのある判例も取り上げられていました。近年の試験傾向からすると、同じ判例が繰り返し出題されることはほとんどないと考えていたため、キーワード凝縮レジュメにある判例を暗記すべきか悩みました。しかし、これらの判例が他の受験機関の答練で出題されたこともあり、キーワード凝縮レジュメでの記載に基づいてこれらの判例も念のため暗記していきました。
論文試験に合格した今となって言えることは、「キーワード凝縮レジュメを信じてよかった」という一言に尽きます。本試験の特許法では、予想とは逆に過去に出題されたことのある判例が再び出題されましたが、キーワード凝縮レジュメの内容を暗記していたので、余裕を持って回答することができました。また、その他にも、キーワード凝縮レジュメの記載を使って回答できる問題がありました。意匠法では、キーワード凝縮レジュメにあった簡潔な定義・趣旨を問題Tで活かすことができました。詳細バージョンのみしか暗記していなければ、時間内に簡潔にまとめることは困難であったと思います。商標法では、設問(1)などでキーワード凝縮レジュメの内容を使って回答することができました。
本試験では時間が非常に限られており、基本論点であっても思わぬ角度から問われるとその場で簡潔にまとめることが困難なことがあります。そのような場合であっても、キーワード凝縮レジュメにあるキーワードを最低限使って回答すれば、得点できる可能性が高まると思います。
4.口述対策
口述試験は、条文を正確に再現することを求められる傾向にあります。しかし、これに捉われ過ぎて、短答試験や論文試験で学習した事項をおろそかにすると、致命的となる場合があります。H23年の口述試験では事例問題が比較的多く出題されており、判例も出題されたことから、論文対策で使用したレジュメ等は口述対策でも有効であり、論文対策と同様に活用すべきと思いました。
私の場合は、口述試験の直前に、念のためキーワード凝縮レジュメを見直していたため、青本には記載されていない論点を、キーワード凝縮レジュメの内容を思い出して答えることができました。もし答えられなかったらその時点で不合格となっていた可能性が高いので、キーワード凝縮レジュメに助けられました。論文対策用に使用したキーワード凝縮レジュメは、口述対策にも必須のツールと思います。
5.おわりに
比較的短期間で最終合格することができましたが、凝縮塾の講座を受講したことが非常に良かったと思います。私の合格体験記が今後受験される皆様のお役に立つものとなりましたら幸いです。
以上
■2010年合格者 K.Aさん(神奈川県)
受験歴:短答2回、論文4回、口述1回
年齢:38歳
職業:会社員
凝縮塾の受講歴:
2008年5月 凝縮論文対策講座(プレミアムハーフコース:電話講評)
合格体験記:
1.受講のきっかけ
凝縮塾を受講し始めたのは2008年の短答試験終了後でした。2007年の論文試験を経験して、青本・審査基準・判例・基本書等の内容を本試で即座にコンパクトに正確に記載できるようにしておくことの重要性は痛感していました。
キーワード凝縮レジュメに出会うまでは大手受験機関の論点整理集のようなものを使っておりましたが、内容が不足している・上手くまとまっていない等と感じていて、これを武器として論文試験を戦うことに常に不安を感じていました。(実際に2007年は散々な結果でした)
2008年の短答試験終了後は自己採点でボーダーを超えていることは分かりましたが、論文試験に向けて何を勉強すれば良いか困り果てていました。単に答練の復習をするだけでは知識の整理にはならないし、インプット講座の復習は時間もないしコンパクトで正確な記載の対策にもならないからです。
そんな時に凝縮塾のホームページに出会いました。凝縮塾を受講する決め手となったのは、キーワード凝縮レジュメの抜粋を見てコンパクトさと正確さを徹底的に追求する姿勢を感じることが出来たからです。また、プレミアムハーフコースは短答試験終了後から論文試験の間で消化できるスケジュールが組まれていたからです。
2.凝縮塾の講座について
まず、驚いたのは凝縮塾のある兵庫県から自宅のある神奈川県まで申し込んだ翌々日位には教材が届いたことです。ここまで対応がスピーディーであったのは始めてでした。
すぐに合格とはいきませんでしたが、受講し始めた2008年はAが2科目と大いに成績が向上し、2009年はBAAとあと一歩というところまで辿りつくことができました。
講座でとても良かったと感じた点を以下に記載します。
(1)キーワード凝縮レジュメ
@ 正確さとコンパクトさの両面からの追求
表現をコンパクトにしつつ正確さを極力失わないように配慮された資料であると感じました。試験委員に理解をアピールするには短い表現の中にも的確にキーワードを鏤めることが重要です。
圧巻だと思ったのはBBS(並行輸入)の判例でした。重要判例ですが、論旨展開が長く纏めるのが難しいため、他の判例本や教材では上手く纏まったものはありませんでした。キーワード凝縮レジュメでは、判例の重要な表現をできる限り正確に取り入れつつ、かつ、省きかたが見事で、美しいとさえ感じました。暗記がとてもしやすかったです。
A 論文本試験に必要な項目を如何に効率よく受験生に提供するかに対するこだわり
私が使い始めた2008年からすぐに思いつくだけでも、2008年は先使用権と一事不再理効の判例が、2009年は国内消尽と並行輸入と再生産の判例が、ずばり的中しました。(まだあったと思いますが紙面の都合上省略します)
新規性・進歩性・特29条の2・特39条等の審査基準、共同発明・職務発明等の基本書の記載、青本、必須の最高裁判例、などの論文本試験に必要な項目を、可能な限り漏れなく、しかも約30頁という限られた紙面で、いかに受験生に効率よく提供するかに徹底的にこだわった教材になっていると思います。
B 毎年テキストを買いなおすことが不要
2008年の受講からその後講座を新たに受講しなかったのは、法改正や新しい判例の登場にあわせて補充資料が送られ、2010年に合格するまでそのまま使うことができたからです。毎年講座の受講し直しを要求される大手受験機関と比べて経済的にも大変助かりました。
(2)答案練習(プレミアムハーフコース)
西原先生に電話指導して頂けるプレミアムハーフコースを選びました。私は答練等で予想外の点がつくことが多かったので採点者に直接1対1で確認してみたかったからです。
私が頂いたアドバイスの一例を以下に挙げさせて頂きます。
@ 項目は挙がっているが、要件を挙げきれておらず、要件毎に厚かったり・薄かったり・無かったりとバランスが良くない、とのご指摘を頂きました。あたり前と思える要件こそ大事なので、省略しないで短くバランスよく挙げるようご指導頂きました。過去の答練を見ると、確かに要件検討不足の細かい減点が知らないうちに積みあがっていました。
A 要件や規範の定立の記載が長いため、時間や紙面を圧迫して、あてはめや事例の反映が不十分であるとのご指摘を頂きました。このような記載を「凝縮」してバランス良く十分にあてはめを行うよう問題に沿った具体的なご指導を頂きました。
どれも、返却された答案を一人で漠然と見ていてはなかなか気づかない点であり、個別具体的にご指摘を頂くことが出来たので納得感も大きく、どう修正すれば良いかも分かり易かったです。
3. 合格までのあと一歩を埋めるために行ったこと
凝縮塾を受講して受験した2008年と2009年は合格までの距離が近くなった事を実感できました。しかし合格には何かが足らなかった訳で、その不足が何かを模索していました。そんな時に教材に同封されていた「弁理士試験のエッセンス」が目に入り、「これに書いてあることをやってみよう!」と以下のことを実践しました。
(1)過去問研究
新制度となった2002年から2009年までの論文過去問の全文書を行いました。その際、複数の受験機関の回答を入手して比較検討しながら自分なりの答案を作成し、講師の方に採点して頂きました。
繰り返すうちに、本試の傾向と質が感覚で何となく分かってきました。ゴールが見えてくれば何が不足しているのかもおのずと明確になりました。
また、過去問研究をしてみると、凝縮論文対策講座がいかに論文本試験を意識した講座であるかを実感することができました。
(2)短めの時間での答案練習
予め短めの時間を設定しておき、その時間になったら書くのを止めるようにしました。本試では緊張しますし、いつもより慎重になるので、普段より時間が長くなるからです。
やはり本試では普段より時間が長くかかりましたが、普段の訓練のおかげで、慌てることはありませんでした。各科目とも見直しの時間を確保することができました。
(3)再現答案の作成
2010年は論文本試験終了後に再現答案を作成しました。「あのときなぜ...」という思いがよぎりつらい作業でしたが、論文本試験を客観的に振り返ることができるという点でとても役に立ちました。
4. 最後に
凝縮塾の皆様には大変お世話になり、お蔭様で無事最終合格することができました。本当に有難うございました。この合格体験記は長くなってしまい、「凝縮」されておらず大変恐縮です。受験生の皆様のご健闘を心からお祈りし、筆を置かせて頂きます。
以上
■2010年合格者 Y.Aさん(神奈川県)
〔凝縮塾の受講講座〕
2009年 8月 プレ講座
2009年 8月 凝縮論文対策講座(プレミアムフルコース:文章講評)
2009年 8月 論文過去問攻略講座(スタンダードコース:3年分,H17〜H19)
2009年 8月 判例凝縮講座
2009年 9月 定義趣旨凝縮講座
2009年10月 論文過去問攻略講座(スタンダードコース:1年分,H20)
2010年 3月 春答練(プレミアムコース:文章講評)
2010年 9月 口述模試
私の受験勉強期間は5〜6年(2009年短答合格、2010年最終合格)です。でも、他のことより優先し集中して勉強したのは最後の1年だけでした。以下、1.私の受験体験、2. 受講した凝縮塾の講座とその使い方について、3.強く感じたこと、を述べたいと思います。
1.私の受験体験
(1).なかなか受からなかった短答試験
5回目でやっと受かりました。長くかかった原因は、@受からないと思いながら勉強していたこと、A圧倒的に勉強時間が足りていなかったこと、B短答の勉強しかしていなかったこと、が挙げられると思います。@については、「そもそも自分なんて受かりっこない」という気持ちでやっていました。だから、不合格でも当たり前だと思っていました。やっと合格した時には、「あ、私でも受かるんだ」と、その後の1年間は猛勉強しました。Aについては、@にも関連しますが、不合格後は何となく暇な時に勉強して、春になってから市販の過去問をぼちぼちやり始めるような状態でした。Bについては、短答免除となり、論文の勉強に専念していたときに思いました。論文の勉強をしているときの方が、条文をより理解でき、短答の問題を易しく感じたからです。
短答試験については、集中してある程度の時間をかけて、条文、青本、審査基準、過去問をやれば独学で十分合格できるような気がします。
(2).最後まで自信のなかった論文(必須)試験
論文の勉強は、2009年の短答合格後から始めました。凝縮塾、大手予備校のゼミ、答練を受講しました。やった問題に対しては、1問1問採点者のコメントや青本の言葉などを使いながら自分なりにwordでまとめました(全文書き)。また、まとめるうえで、一番参考にしたのは他の受験生の優秀答案でした。優秀答案は、予備校の模範答案よりも端的にまとまっていて、何より、自分自身が書けるような言葉で書かれているため、非常に勉強になりました(その他凝縮塾の教材の使い方については後述します)。
しかし、この勉強はものすごい時間のかかるものでした。全文書きは時間の無駄だ、という意見もありますが、やった問題を確実に自分のものにするためには、有効だったと思います。西原先生の「復習はどんなに時間を書けてじっくりやるべき」との言葉にも助けられました。 とはいっても、6割を超えることは少なく、最後まで実力が付いてきているという実感は得られないまま本試を受けました。だから、最後はもう、できる問題だけ書き、後は知っていることを書いて少しでも拾ってもらおう、と思って臨みました。
(3).頭を悩ませた選択問題
「技術屋である以上、自分の専門で勝負する」、これが私の考えです。目的達成のためには手段を選ばず、何かしらの免除試験を受けたり、法律系の試験を受けたりする話を聞きますが、それは自分の中では何となく納得がいきませんでした。かといって、理工系の選択問題は、講座も少ないし、過去問も答えがないし、科目によっても年度によっても難易度も違うし、本当にやりにくい試験でした。そこで、1科目に絞らず、2科目を勉強することにしました。
勉強は2010年4月から始めました。まず、発表された試験委員の先生を確認し、その先生の論文、研究分野を調べ、執筆している文献を買いました(中には2万円弱する文献も・・・)。必須試験が終わってから、選択受験者にはとても辛い3週間ですが、私は、必須試験が終わった日の夜も一息入れることなく、選択の勉強をしていました。
当日は、2科目していたことが効を奏しました。本命の1科目がぎりぎり6割できそうなそうだったので、もう1方の科目を選ぶことができたからです。
(4).最悪のできだった口述試験
振り返ると、どんな問題集を繰り返し、何回も予備校の模試を受けるよりも、条文を正確に言えることが一番重要だったと思います(ただし、これも意見が分かれるところで、できる限り模試を受けた方が良いというのが多数のようです。私は模試を2回受けましたが、1回で十分だったと思っています)。
私は、本番で通常実施権の種類を問われたとき、「先使用権」や「中用権」と答えたところ、「条文の言葉で正確に言って下さい」と言われました。条文は、見出しを含め、正確に再現できることが求められていました。私は、始めの問題で指摘されてしまったため、平静さを失い、これ以降簡単な問題も詰まってしまいました。試験官に「そんな答えじゃ僕は納得しないよ」とか、条文を見るなり「じゃ、閉じようか」と閉じさせられて、自信なさそうに言ったら「どこ見ていたんですか、そんなこと書いてありましたか」とも言われました。今思い出してもぞっとします。口述試験後、近くの東京タワーでも見物してこようかと思っていましたが、全くそんな気になれず、しばらくホテルのロビーのソファから動けないくらい落ち込みました。
2.受講した凝縮塾の講座とその使い方について
私は凝縮塾の存在を、2009年の短答試験当日に試験会場そばで配っていたパフレットで初めて知りました。普段は優柔不断で迷ってばかりの私ですが、「凝縮」というキーワードに惹かれ、即申し込みをしました。そして、どの講座もフル活用させていただきました。以下説明します。
@ 凝縮論文対策講座
1)キーワード凝縮レジュメ
短答に受かった年は、まず合格発表後から論文の勉強を開始したため、このキーワード凝縮レジュメのみをやりました。素人だったのに、ちょっとは書けたという実感がありました(もちろん不合格(ECE)でしたが)。能力ない私でも覚えられる量ですし、またその中でも本当に覚えるべきことに下線が引いてあるので、勉強しやすかったです。まずはこれを完璧にしてから、自分がやった答練などで足りない部分をちょっとずつ広げていきました。
2)論文パターンレジュメ
これは、論文の問題としては頻出される「措置を述べよ」の措置がパターン化されています。丸暗記しました。
3)講義ノート
私は、この教材が一番好きでした。基本的な問題について、項目をたて、それについて、どれも短文で記載されているので、無理なく覚えられました。これだけは、完璧にしようと何回もやりました。春以降の難しい答練の問題でできなくて自信がなくなった時は、この講義ノートの問題に戻り、何回も繰り返しました。結局論文の勉強を始めた時(2009年6月)から、本試直前(2010年6月)まで手放せず、どの問題も10〜15回以上繰り返しやりました。
4)答案練習(プレミアムコース)
私は、凝縮論文対策講座と春答練どちらともプレミアムコースを受講しました。問題だけこなすのも十分勉強になりましたが、採点していただいた方がいいと思います。採点は、1文どころか、全ての文の細かいキーワードごとに○が付けられているので、足りない部分が良く分かります。ここまで細かい部分まで採点してもらえる予備校はなかったです。また当たり前ですけど、指摘された箇所は自分ができなかった箇所であり、それができるようになれば、次は今よりも点数が上がります。ただ、残念ながら、自分だけでやっているとなかなか気付けないと思います。 よく凝縮塾の合格体験記を見ると、「電話講評が良かった」とありますが、私は電話で会話できる自信がなかったので、文章講評を選びました。西原先生、摩次郎先生にすごく丁寧に採点、講評していただきました。自分の苦手部分を的確に指摘されるので、指摘箇所は自然と頭に残りました。また、紙だと残るので、何回でも見直すことができて良かったです。
A判例凝縮講座
原文、短縮版、更にそのキーワードには下線が引かれており、答案に書くべき重要箇所が分かりました。予備校の模範答案は、原文がそのまま載っていたり、ちょっとだけ短縮したものが記載されていますが、重要な部分かつ覚えるべき部分はどこなのかを調べるのに苦労しました。私は、本講座の教材の下線部のキーワードを書けるように覚えました。
Bその他
私は、凝縮塾のまわし者ではありませんが、本当に一人一人の受験生のことを考えてくれている数少ない受験機関だと思います。採点答案は郵送される前に、スキャンした答案と講評等がメールで送られてくるため、少しでも早く確認ができたことも良かったです。 また、事務の方の対応も本当に丁寧かつ迅速です。私は、別の受験機関の通信で答案がなかなか届かず事務の方に問い合わせたとき、「外部の先生にお願いしていて、こちらにもまだ届いていません」、とこちらには全く関係のない会社のどうでもいい言い訳をされて嫌な思いをしたことがありました。 その他、分からない点にも西原先生がメールで丁寧に回答して下さるため、安心して受験勉強に専念できる環境が整っていました。これは勉強する上で非常に重要なことだと思います。
3.受験勉強で強く感じたこと
以下、私が長い受験勉強を終え、強く感じたことを述べます。
(1).予備校の講座に惑わされないこと
今、受験生の心理をうまくわしづかみにするような講座が多発しているような印象を強く受けます。現に、「近年、口述が落ちる試験だ」と言われるようになってから、口述のための講座も多数みられます。しかし、これに乗っては絶対ダメだと思います。口述こそまず自分で条文、青本を読みこむべきだと思います。 また、ある予備校の講座は、数が多すぎて講座名だけでは内容の違いが良く分からないものや実際講座に参加するまで内容が明かされないようなものさえありました。本当に受験生を合格させようとしているのか、疑問に感じました。だから、自分が本当に足りないと思う講座だけを惑わされずに選ぶことが重要だと思います。その点、凝縮塾は講座数も少なく、内容が明確なので迷いなく選択できました。
(2).人の意見(噂・情報)に惑わされないこと
あくまでも、参考にとどめるべきだと思います。ゼミは合格のために有効だ、模試は受けるだけ受けた方が良い、なるべく多くの問題に取り組んだ方が良い・・・、これらは、よく聞くことですが、私はどれも合わなかったです。ゼミは自分のペースで勉強できず、模試も1日時間をとられるし、多くの問題をやるより、1つの1つの問題を時間をかけて完璧にした方が私には合っていました。
(3).最後の1位を目指せばいい。
「1位になる必要があるんでしょうか。・・・」、と一時期話題になった言葉があります。確かに、特許は1位じゃなければとれませんが、弁理士試験は、最後の1位でいいと思います。おそらく、最初と最後の1位ではかなりの実力差があると思いますが、受かってしまえばただの同期合格者、だったら何とか滑り込もう、と思って勉強しました。
凝縮塾もこのような考え(みんなができる必要最低限のことを書いて合格しよう)に基づいていると思います。この点こそが、他のどの予備校よりも自分に凝縮塾が合っていたと考える1番の理由です。
大手予備校の模範答案が長いのは、勉強のためだと聞いたことがあります。確かに、1位を目指すには、ここまで必要なのかもしれませんが、「最後の1位」を目指すなら、凝縮塾のように始めからコンパクトにまとまった答案を勉強する方が合格し易いのではと思います。
(4).最後の1回に勝てばいい
私は、答練ではほとんど6割を超えられませんでした。時には、凝縮塾で20点台をとったこともあります。でも、受かったのは、「今のうちに、できないところが分かって良かった。肝心なところでできればいいんだ」、としぶとく勉強したからだと思います。ちょっと関係ないですが、私は北京オリンピックの女子ソフトボールをお手本にしていました。日本は予選、準決勝、決勝とライバルであるアメリカと対戦していますが、勝ったのは決勝戦のみで金メダルをとっています。予選、準決勝で失敗したことを決勝で修正したため優勝できたそうです。これと同じで答練で間違えたことだけは本試では絶対にできるようにしました。
(5).後悔したこと
今年は、基本的なことがしっかりできていれば論文も口述も受かったような気がします。後悔したことは、春から論文試験直前までは、難しい問題、マイナーな判例に手を出してしまい、不安になってしまったことです。
1年前の論文不合格後、西原先生に勉強方法について相談したところ、「あまり手を広げすぎてどっちつかずになるのが最もまずいことですので、あくまでも凝縮論文対策講座を重点に進めることをお勧めいたします」と回答いただきました。今思うと本当にそうだったな、と思います。特に直前期こそ、今までの基本的な部分、有名な判例を完璧にすべきでした。
(6).気合いと運
合格後の祝賀会で、「なぜ、受かったのか」、合格者とそんな話をしていたとき、「気合いだ」と「運だ」と言う人が多かった気がします。ある意味、これは的を射ていると思います。どんなに悪い点でも絶対にあきらめない、どんな逆境にも最善を尽くす、そう考えられる「気合い」を持ち合わせている人に「運」が回ってくるのではと思いました。
(7).最後に
私は、大手予備校のゼミよりも、答練よりも、凝縮塾、西原先生のご指導が合っていました。だから、多くの受験生にお勧めしたいです。ただ、上述したように、人の意見に流されないこと、そして、自分に合った講座、信じられる先生を選び自分の勉強方法を確立することが大切だと思います。
これからは合格者を減らすとか口述をもっと厳しくするとか、受験生が気になるような色々な噂を耳にします。しかし、そんな情報には流されず、多くの受験生に合格の喜びを味わってほしいなと思います。
■2010年合格者 T.Oさん(千葉県)
〔受験歴〕
勉強期間 平成8年〜
受験暦 平成10〜(正確ではないかも)
短答10回、論文3回、口述1回
年齢・職業 51歳 会社員
[凝縮塾の受講講座]
凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
[感想]
1.全体
みんな同じレベルのメンバーが合否を争っているため、この位で受かると思って受験すると厳しい試験だと思います。特に、短答は1〜2点でもう一年になります。自分としては、ギリギリ感が必要だと認識したことで合格できたと思っています。
2.短答
平成8年頃から勉強を始め、最初の短答は平成10年でその後、ブランクがありました。平成15年から受かろうと思って受けました。平成15年で10点、平成16年で2点、平成17年では、平成16年と同じやり方で4点足らず不合格、平成18年でボーダーで合格でした。結局、平成21年度で自分として ギリギリの状態で望んでボーダーより6点オーバーで合格しました。平成19年は4点、かなり頑張った平成20年は1点で足らず不合格でした。このくらいで受かると思うと個人差はあると思いますが厳しいと思います。
3.論文
平成21年の短答合格後、何か短時間で、効果を発揮できる講座はと考え、凝縮塾の論文凝縮塾を受講しました。確かにエッセンスが凝縮されており本試の内容に非常に近い講義でした。特に合格した22年度では、講義ノートを、受験機関の模試の前に確認しました。講義ノートとパターンレジメをマスターすれば、受験生の平均レベルは必ず確保できるという安心感を得られることを知りました。キーワード凝縮レジメのみならず、私としてはこの2冊が非常に凝縮度の高い資料でした。西原先生も、おっしゃっていますが、論文は基本的な重要事項を正確かつ端的に採点者に伝えることです。青本、条文、基本レジメの項目を謙虚かつ必死に伝えることだと思います。
4.口述
論文で題材となる重要条文の暗記、定義及び趣旨の暗記につきます。条文を暗記しようとすれば、条文の本筋が見えてくることもあります。論文終了後から論文と口述は一体と考え、遅くとも夏休み以降から少しずつ練習をする必要があると思います。私は論文の終了して8月末に1回目の口述レッスン(某機関)を受け非常に厳しいものであることを知りました。条文を理解し自らのものにして、緊張感の中で、耐えれるものにする必要があると思います。
5.最後に
試験勉強の環境は千差万別ですが、必死になることです。そうすれば結果はみえてくると思います。
■2010年合格者 M.Hさん(東京都)
〔受験歴〕
受験期間: 平成21年1月から
受験歴: 短答1回、論文1回、口述1回
選択科目: 理工X(免除)
年齢: 34歳
職業: 会社員
合格年次: 平成22年最終合格
〔凝縮塾の受講履歴〕
2010年7月 定義趣旨凝縮講座
1.合格までの道のり
私は幸運なことに今年の弁理士試験に初回受験で最終合格することができました。
大学時代は法学部で司法試験を目指したこともあり当時から法律家になりたいという思いを持っており、システムエンジニアとしてシステム開発に従事した経験を生かした職業に就きたいという思いから、弁理士を志して2009年の年初から勉強を開始しました。
勉強を開始してから秋までは青本と基本レジュメの通読を行いました。ここでは全体を把握することを意識しつつ詳細まで読み込むことにして、およそ半年かけてそれぞれ一周通読しました。秋から翌年の3月までは予備校の論文の答練に通い、出題範囲の復習を中心にして関連する論点をノートにまとめることを行いました。併せて時間のある限り条文の読み込みを進めました。
短答試験の直前期には10年分の過去問集を答えを覚えるくらいに繰り返し解きました。併せて注意事項を書き込んだ四法対照を通勤電車の中などのすきま時間に読み込む作業を続けました。結果として、短答試験は46点で合格することができました。
短答試験の翌日から論文の勉強を再開しました。過去問とそれまでに受講した答練の問題をこれも答えを覚えるくらいに答案構成を繰り返し、加えて1日1通の全文書きを義務付けて筆力の強化を図りました。また条文番号をできるだけ暗記して、試験中に条文集を参照する回数を極力減らすことを意識しました。
論文試験の結果についてはほとんど自信がなく合格発表までの過ごし方には悩みましたが、どちらに転んでも役に立ちそうな定義趣旨の勉強を進めることにしました。そんな中で知ったのが凝縮塾の『定義趣旨凝縮講座』でした。早速講座を申し込み携帯音楽プレイヤーに入れて通勤電車の中で毎日繰り返し聞きました。家ではテキストのキーワードを覚えこみつつ青本や改正本で原文を確認するという勉強を続けました。
口述試験の当日はかつてない緊張感に襲われましたが、特実で首尾よく答えられたおかげで落ち着くことができ大きな失敗もなく最後まで受験することができました。試験が終わって会場のホテルから一歩外に出た瞬間の解放感は忘れることができません。
2.凝縮塾を受講して
凝縮塾のことは弁理士受験新報の連載や合格体験記で知っていて意識はしていましたが、論文の直前期には新しい教材に手を出すのは好ましくないと考えて見送ることにしました。前記のように論文試験の終了後に定義趣旨を総ざらいしたいと考えた時に他の受験機関を見回しましたがいずれもとても口述試験までに終えられるような分量には見えませんでした。その中で凝縮塾の『定義趣旨凝縮講座』は1時間の講義が5回で全体を一周するという説明がされてあり、当初は半信半疑でありましたが申し込みをしました。
まず驚いたのは発送の早さです。大手の予備校の通信講座だと1〜2週間はかかるのが普通だと思いますが、凝縮塾は受講の申し込みをして3日後には教材は手元に届いていました。受験期間は長いようで細かく見ていくと短いポイントの連続であることがわかります。必要な教材がタイミングよく手にすることができるのは重要なことだと思います。
次にそのコンパクトさに驚かされました。弁理士試験の試験範囲は膨大ですから各論点の勉強をしていると全体における位置を見失うことが多々あります。そのようなときに短時間で全体を見渡すことは軌道修正するために極めて重要なことです。私はこのテキストをペースメーカーにして特に重要そうなところは青本や改正本の原文を確認するという勉強法を取りました。
私もそうでしたが短い期間で論文に合格した受験生は論点ごとのムラが大きくなりがちな気がします。口述試験に向けては、そうした抜けを発見して穴を埋めていくために、全体を繰り返し回すことが重要な作業だと思いました。本講座とテキストは短時間で四法全体を回すことができるので定期的に全体を見直して穴を見つけ埋めていく作業に非常に役立てることができました。
3.最後に
弁理士試験は「条文に始まり条文に終わる」と言われます。もちろん青本、審査基準、判例そして基本書など、それぞれ重要なのは間違いありませんが、結局はすべて条文の解釈を示すものです。ですので最も重視するのは一つでも多くの条文を正確に理解することだと思います。そのためには条文以外で暗記するものを最小限にし、少しでも多くの時間を条文の読み込みに費やせるようにすることが短期合格の鍵であると考えます。
私は結局一つの講座しか受講していませんでしたし通信だけでしたので合格の報告もできていませんでした。にもかかわらず祝賀会にお招きいただき、同期合格の皆様との出会いの場を用意していただきました。ほぼ独学でやってきた自分としては同じ時期に同じように苦労してきた方達と出会えたことは感動的ですらありました。
長くなりましたが、凝縮塾の益々のご発展を祈念して筆を置きたいと思います。西原先生、本当にありがとうございました。
■2010年合格者 J.H さん (海外受講)
〔受験歴〕
受験期間: 平成20年9月から
受験歴: 短答2回(うち免除1回)、論文2回、口述1回
選択科目: 理工T(免除)
年齢: 33歳
職業: 会社員
合格年次: 平成22年最終合格
〔凝縮塾の受講履歴〕
2009年7月 凝縮論文対策講座(プレミアムフルコース:電話講評)
2010年9月 口述模試
〔感想〕
1.受講のきっかけ
私は、平成21年に初めて弁理士試験を受験しました。その年は、短答の勉強のみに注力しており、短答試験を終えた直後から、文字通りゼロから論文試験の勉強を開始しました。論文試験までの1ヶ月の間に、初めて自分で答案作成を何回か行ったのですが、その時ようやく、「当たり前のことを漏れなく書くことが重要。そのためには、各事項をコンパクトな記載にしなくてはならない。」「趣旨や判例など最低限暗記しなければならないことがある」ということに気づきました(本当に今更なのですが…)。そのことに気づきはしたものの、1歳の子供がいて勉強時間も全く取れないうえに、夫の仕事の都合で海外に在住という状況で、実際どうやって論文の勉強を進めればよいのか途方にくれていました。そんな時に、試験会場で貰った凝縮塾のパンフレットに載っていた、コンパクトに記載した答案例と、覚えることが29ページにまとまったレジュメの見本を見て、私の希望と完全に一致すると思い、強く興味を持ちました。
ただ、私の場合、海外に在住で子供がいるため、答案のやり取りや電話での添削が実際に行えるのか、受講期間内に教材を消化しきれるか、等の不安がありました。そこで事前に問い合わせたところ、西原先生から、答案のやり取りはpdfファイルベースでもよいこと、時間帯は直接先生と調整できるため柔軟に対応できること、期間内にすべて消化できない場合でも残りを対応してくれること、など大変親切なお返事を頂きました。そこで、不安点も解消したことから、すぐに受講を決めました。
2.凝縮論文対策講座
2.1 テキストについて
キーワード凝縮レジュメは、まさに私の論文対策の勉強の基本の1冊となりました。論文の答案を作成する際には、青本、改正本、審査基準、判例等の中で覚えていないとどうしようもないことがあります。ただし、審査基準の中のどの項目を覚えるべきなのか、などというのを勉強しながら自分で見極めていくのは非常に効率が悪いです。他の予備校が出版した「1テーマにつき簡潔に2ページにまとめたレジュメ」なども見てはみましたが、1テーマにつき2ページも覚えるようなことは、私にはできません。それと比べてキーワード凝縮レジュメは、分割の要件や39条の「同一」の定義等、論文作成時には必須となるようなことのみが箇条書きに近い形式で記載されていて、本当に使いやすかったです。
私は、キーワード凝縮レジュメの内容だけは完全に暗記しようと決め、徹底して覚えました。その後、答練等を通じて得たさらに覚えておきたいことをレジュメに自分で書き込んでいく形式にして、全てこの1冊にまとめました。
また、論文パターンレジュメも重宝しました。論文パターンを頭にたたきこんでおくことで、項目漏れが非常に少なくなりました。
2.2 答案練習について
凝縮塾の答練は、解答の各要件ごとに細かく採点してもらえます。自分の採点結果の詳細がわかるため、どこで点数を落としているのか、つまり自分の弱点を把握するうえでとても効果的でした。私の場合は、問題把握は比較的できているものの、定義や判例、条文の要件の記載の正確さに欠けていて、減点されることに気づくことができました。また、問題の分量が比較的多いことも、筆力をあげるうえで有効でした。最初は必要なことの半分位しか書けなかったのですが、回数を重ねるうちに、時間内におさまるようになってきました。
また、海外で通信しか受講できない身には、電話で直接先生に指導して頂ける点も非常に助かりました。直接採点理由の詳細を指摘してもらえると、採点結果を自分で確認するだけでは気づけなかった点に気づくことができます。例えば、商標の回に「業として使用」と記載してしまい、大幅な減点を受けました。採点結果を見た際には間違えた程度にしか認識していなかったのですが、講評時に「四法の違いという観点から、『業として』を記載してしまうのは非常に心象が悪くなるので絶対にしないように」と指摘を頂きました。そのおかげで、その間違った点はもちろんですが、その他四法で異なる箇所の記載についても、注意して記載するようになりました。その他にも、答練の問題に限らず、テキストの中の疑問点や、もっと一般的な事項の疑問点についても質問することができ、大変有益でした。
3.育児と勉強
凝縮塾と直接関係する内容ではありませんが、自分の中では非常に大きな問題でしたので、ここで少しコメントさせて頂きます。
育児と勉強を両立させるのが非常に難しかったです。結論からいうと、「子供を預ける場所を見つけて、その時間に勉強に集中する。その代わり、それ以外の時間は子供に思い切り集中してあげる」というのがよいと思います。私は、周辺の託児所に空きがなく、近くに預けられる人もいなかったため、結局、昼寝の間や夜寝た後に少しずつ進めるしかありませんでした。ただ、子供は思った通りには行動してくれないので、「答練を始めて10分で子供が泣いて途中で終わり」のようなことが何回もありました。そうなると、こちらもついイライラしてしまい、反省することも多かったです。
それに仕事が加わるとさらに大変でした。平日は、毎朝6時に起きて家事をばたばたとこなして子供を保育園に送り届けて会社に辿り着き、仕事後走って帰って、子供を迎えにいき、夕飯を作り、食べさせ、お風呂にいれ、寝かしつけ、家事を終えたら23時です。それでもこれから1時間勉強するぞと思っても、正直気力も出ませんし、子供が夜泣きで起きることもしょっちゅうです。ただ、私が一番気をつけていたのは、「勉強時間が例えゼロでも、睡眠時間だけは絶対に削らない」ことでした。育児は、自分が体調を崩したらおしまいなので。私の場合は、毎日必ず24時までには寝ていました。また、水曜日は子供と一緒に寝てしまう日と決めて、20時半頃子供を寝かしつけるときに一緒に寝ていました。24時から無理して1時間勉強する位なら、諦めてさっさと寝てしまい、風邪をひかないようにすることのほうがはるかに重要だと思います。
育児と勉強を両立されていらっしゃる方、本当にお疲れ様です。焦らず、諦めず、お互い頑張りましょう!
4.最後に
最後になりましたが、大変親身になってご指導下さった西原先生、ありがとうございました。また、様々な形で支えてくれた家族や両親、姉にも、この場を借りて感謝の意を表したいと思います。受験生の皆さま、特に、ご家族やお仕事のある中勉強されていらっしゃる方々のご健闘を心からお祈りします。
■2010年合格者 T さん (埼玉県)
〔凝縮塾の受講歴〕
2008年12月 論文過去問攻略講座(スタンダードコース3年分)
2009年12月 凝縮論文対策講座(プレミアムハーフコース:電話講評)
1.勉強の経歴
34歳で勉強を始めましたが、結婚、子供、家族の病気等で何回か受験の中断をしました。47歳で勉強を再開して、52歳で受かりました。長年受験勉強から遠ざかっていたので、学生の勉強モードになること自体に時間がかかりました。高校と大学は偏差値70以上の世界に生きてきた自負がありましたが、現役で最近まで受験生活を送ってきた学生には太刀打ちできません。夜も遅くまで勉強しているといつの間にか寝入ってしまいます。そこで、一番気を使ったのは体調です。運動を定期的にすることで、体力を増強し若者に負けない耐久力を身につけようとしました。また、運動をすることでストレスも発散させました。
勉強再開後の初期の1−2年目は私ゼミで毎週日曜の朝から夕まで参加しました。内容は全条文の読み込みと論文の答案練習です。自宅では短答の過去問題を解きました。また短答用の四法対象条文集の作成と書きこみ、及び各種のまとめ表の作成を始めました。まとめ表とは、例えば実施権の比較表、拒絶・異議・無効・取消の理由や時期などの比較表、罰則の比較表など複雑な構成を単純化して比較できるようにする表で市販の表計算ソフトで作成しました。
中期の2−4年目が一番大変でした。受験機関のゼミや答案練習に通いながら、自宅では短答の過去問題に加え、大手受験機関数社の短答問題を解きまくりました。短答は特に改正がらみの問題については受験機関の作成した問題が重宝しました。四法対象条文集と自己用の論文対策レジュメとまとめ表とは何種類も作成しました。まとめ表の作成は大変時間がかかり、何度も修正して、正確性を高めていきます。この作業が思った以上に時間がかかります。家族の病気や手術が重なったこともあり短答にあと少しで合格できず悶々とした日々でした。
後期の5−6年目。論文は1回目BACD、2回目ADAA、3回目で合格しました。同年代の先輩合格者の過去問の重要性の話を聞き、それを守りました。合格者は論文では3回以上ベスト解答の作成をしていると。毎回ブラッシュアップされ、絶対書かなくてはならない事と、書いても書かなくてもいいことと、書いている暇などない事が明確に仕分けできてきます。
より良いのは、自己の論文を合格者に添削してもらうことです。周りにいなければ凝縮塾でもやってくれます。過去問の模範解答は凝縮塾等で手に入り、絶対書かなくてはならない事が明確に示されています。大手受験機関の過去問の模範解答は、@絶対書かなくてはならない事、A書いても書かなくてもいいことと、B書いている暇などない事が渾然一体となって情報の洪水なのでお勧めしません。
複数の受験機関の答案練習問題や模擬試験問題も時間を決めて解きましたが、小手調べのつもりでした。結果には一喜一憂せずにあくまで過去問題を中枢に据えました。受験機関の採点者には癖があり本試験の試験委員とは当然に違いますので、その講評も極端なものは信じませんでした。但し、凝縮塾は信じて大丈夫です。
2.合格のポイントは、過去問を最低3回できれば何度も解くことと、過去問の派生問題を予想して、どの様に訊かれても答えられるようにしておくこと。この際、青本と審査基準は頻繁にチェックすること。薄くてすぐ読める要点レジュメ(これだけ覚えておけばいいというもの)、を作成すること。できれば、辞書型レジュメを作成すること(青本と審査基準と判例の詳細な説明を分厚いマニュアルにしておく)これ一冊を最後引けばいいという辞書のようなもの。あちこち本をひっくり返す時間が減ります。
各種受験団体や書籍はそれぞれ独自の分析に基づいて、答案練習や模擬試験問題を作成します。短答、論文、口述試験いずれにしても同じです。答案練習や模擬試験問題を解答していると何をどこまで書けばいいか悩み始めます。元来、過去問題とその派生問題をマスターするはずが、答案練習や模擬試験問題を解答することに摩り替わってしまうのです。そうなると覚えなくていいことを覚えたり、覚えなければならないことを覚えなかったりと微妙にずれ始めます。そのうち誰も聞いたことのないような極めて特殊な知識を知らないことが不安になり、そんな事ばかり覚えたり理解したりするようになります。すると時間が無駄、お金が無駄、合格から遠ざかるという悪循環が始まります。
私自身これを体験しました。結局論文試験において最後に行き着いたのは過去問を何度も解いて自己のベスト解答を作成することでした。過去問を真剣に解こうとすると、その周辺知識(派生問題に係わってきます)をマスターしていなければならないことに気がつきます。同じことが、短答にも口述にも言えます。
3.科目ごとの勉強法は以下の通りでした。
短答試験 とにかく問題を沢山解きました。過去問も各受験機関の答案練習も模擬試験もかき集めて3回以上は解きます。採点後は四法対象条文集で確認をしながら間違ったところを潰していきます。最後の調整は過去問で。つまりどちらとも言える微妙な選択のときは過去問でどちらを選ぶと正解にしているかを確認してその傾向で解答します。
論文試験
特許実用新案法 2時間で2通なのでスピードの勝負です。まずは滑らかに書けインク漏れのしない万年筆選び。ペリカンのぺリカーノジュニア(Pelikan Pelikano Junior)をお勧めします。1500円程度で滑らかで手の疲れない書き心地。インク漏れのする数万円の高級外国産万年筆にも劣りません。数本買ってインクの出具合がいいものを本番用にとっておきました。後はキーワードをちりばめて如何に効率よく書くか。配点の大きさから特許実用新案法で論文の合否の差がつくのは明らかです。幸いなことに特許実用新案はあまり奇をてらった問題はでないので、基本問題をきちんとこなしていればクリアできると思います。判例は必須です。
意匠法 論点とキーワードを如何にコンパクトに覚えているかが決め手と思います。審査基準は細かいところまで読んで、過去問の派生問題の範囲まで何を聞かれても大丈夫なようにしておく必要があります。幸いなことに勉強範囲が他方に比べ狭いので一度マスターすると強みになります。論点とキーワードは多いけど範囲が決まっています。
商標法 何が出るか分からないので曲者です。特許、実用新案、意匠とは法趣旨が違うので、そこが出題の中心になると思います。
選択試験 物理学を選びました。2月ごろから始めた毎月一回の添削が役立ちました。論文必修試験終了後2週間には、大学の物理学教本と問題集と過去問題を死ぬ気で解きました。大問3問中1問がほぼ未解答なので絶対落ちたと思いましたが、その最後の一問がとても難しかったので相対評価のおかげか幸いに合格しました。
口述試験 口述の意匠と商標とは青本と審査基準とから出題されます。論文のころから青本と審査基準は穴の開くほど良く参照して万遍なく読んでおくことをお勧めします。論文の難問もここがネタ元です。市販の体系型の口述過去問集は青本と審査基準に忠実でないので校正して使いました。
4.使用した基本書・参考書・問題集
青本 必須図書。特許庁のHPで最新版をDL可能。ポイントに黄色マーカなどでマークしておく。
審査基準 必須図書。 特許庁のネットで最新版をDL可能。ポイントに黄色マーカなどでマークしておく。
短答アドバンステキスト(各法用あり) LEC発行。とても良く引きました。理解困難な条文などが逐条で分かりやすく説明されています。
四法対照条文集 PATEC 必須図書。PATEC以外にも出されています。短答にはなくてはならないと言えます。分解して、お好みのサイズにコピーし、ファイルに閉じて使います。
キーワード凝縮レジュメ 弁理士凝縮塾 必須図書。単体での販売はしておりませんがこれを使う凝縮論文対策講座があり、それを受けると入手できます。これだけあれば約8割の論点とキーワードはカバーすると思います。その8割で合格には必要十分でしょう。
特許判例百選 有斐閣 中山信弘先生等 必須図書。主要判例が説明とともに記載されます。判例に親しみ読み方を知る上でも有用です。
知的財産法判例集 有斐閣 大渕哲也先生等 主要判例が説明とともに記載されます。判例に親しみ読み方を知る上でも有用です。辞書代わりに使用しました。
判例セレクト知的財産法1と2 弘文堂 大塚康英先生等 必須図書。主要判例が説明とともに記載されます。判例のポイントがわかりやすく記載されています。とてもよく使用しました。
5.受験生へのエール
とにかくあきらめないこと、あきらめようかと思ったころが一番ゴールに近い直前でしょう。私には年齢ハンディ、親女房子持ち、仕事持ち、幾多の逆境がありましたが、何度もの中断の結果、心に「絶対受かるしかない」と闘志を持ち続けられたのが良かったと思います。皆様の一刻も早い合格を祈念しております。
■2010年合格者 AK さん (埼玉県)
氏名:AK
40代会社員
受験回数:短答6回、論文/必須3回、論文/選択2回、口述1回
16年 短答×
17年 短答×
18年 短答○論文×
19年 短答×
20年 短答×
21年 短答○論文/選択○論文/必須×
22年 短答免除,論文/選択免除,論文/必須○口述○
〔凝縮塾の受講歴〕
2009年7月 凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
2010年9月 口述模試
<はじめに>
私は技術者のころに勉強を始め今年知財部に異動がかなって異動した年に最終合格を 果たすことができました。
受験回数は7回と平均よりも少し多く勉強期間は長い方だと思います。
受験歴を振り返ると18年に短答に始めて合格し短答は何とかなるといった漠然とした 甘い感覚が19年20年の連続短答落ちを招いてしまったのではないかと思います。
この2年は私にとって「失われた2年」といってもいいと思います。
<短答対策> 私の場合短答対策は専ら過去問と大手予備校の答練でした。
18年はそれでも何とかボーダーを越えることができましたが「失われた2年」では過 去問や答練で潰した項目がことごとく裏をかかれた感覚でこのままの勉強方法では駄 目だと悟りました。
そこで20年の短答落ちから一念発起して勉強方法を変えました。 条文逐条解説講座を携帯プレーヤーで何回も聞き(寝るときも聞きながら寝た)頭に たたきこみました。
おかげで難聴ぎみになるときもありましたが、答練では50点を取ることもできるよう になり、本試でもボーダーを越えることができました。
やはり短答は穴を作っては受からない試験だと思います。
過去問や答練で聞かれたことだけでは不十分で毎年出る新作問題に対応するには時間 がかかっても条文を逐条で潰す作業が必要でした。
<論文対策>
私の場合短答が難関で論文対策になかなか時間をさけませんでした。
18年に初めて受けた論文では論文の作法もしらず結果は散々でした。
本格的に論文対策を始めたのは19年以降です。
それもやはり大手予備校の答練を通信で受けるだけで、膨大なレジュメの山に翻弄さ れ何の戦略もなくなかなか成績が伸びませんでした。
そして21年の論文落ちのあと私は凝縮塾のレジュメに出会いました。
凝縮レジュメには論文で再現すべきフレーズがコンパクトにまとめられており、今ま でのレジュメとは全く違い、正に目から鱗が落ちる気持ちでした。
私が凝縮レジュメを使うようになってから、答練の成績もグングン上がりゼミでは毎 回といっていいほど優秀答案に選ばれるようになりました。
凝縮レジュメに出会うまでは論文で再現するフレーズが定まらず結果として点数も安 定しませんでしたが、凝縮レジュメを使うようになってからは論文で再現するフレー ズが安定し結果点数も安定するようになったと思います。
このころから弁理士試験の論文は再現すべきフレーズをパーツとして体得し、あとは 問題に合わせて組み立てるという極意?を悟ったように思います。
おかげで22年の論文合格を勝ち取ることができたように思います。
論文対策としては再現すべきフレーズをいかにコンパクトにまとめ、余計なことは決 して書かない(ここが重要)というのが鉄則のように思います。
あとはタイムマネジメントです。18年21年の論文本試ではいずれも特実2問目が時間 切れでした。これは答練を通学(ここが重要)で何回も受けて慣れるのが良いと思い ます。私は21年の論文落ちのあとはゼミと答練・模試を2つの予備校で片端から受け ました。それで22年の論文本試を余裕持って受けることができたと思います。
<口述対策>
私が口述対策を始めたのは22年の論文本試の後すぐです。
実は論文に受かっている自信がなく来年の論文対策講座を申し込んでしまったほどで したが、西原先生のタイムリーなメールで口述対策も並行して始めました。 それでも論文発表までは身が入らず、過去問を潰すだけでしたが、この期間の勉強が 後になって思えば効奏したと思います。
論文合格からは一気にスイッチが入りました。実は身近に口述落ちを経験した受験生 が二人もおり、ここで口述に落ちている場合ではないと強い危機感を感じていたから です。
予備校、会派の練習会・模試を片端から受けました。全部で10回受けたことになりま す。おかげで口述本試も余裕持って受けることができたと思います。 口述対策としてはとにかく場数を踏むことにつきると思います。お金を惜しんではい けません。受けうるものは全て受けるくらいの気持ちが合格の決め手ではないかと 思っております。
<まとめ>
凝縮塾さんには論文対策と口述模試でお世話になりました。いずれも合格の決め手と なるものでした。特に凝縮レジュメに出会わなかったら未だに論文突破できていな かったかもしれません。短答対策も凝縮塾さんにお世話になっていればもっと早く合 格できたかもしれません。
西原先生には感謝の気持ちしかありません。
以上
■2010年合格者 Y.T さん (埼玉県)
氏名:Y.T
受験歴:7年
年齢:34歳
職業:会社員
〔凝縮塾の受講歴〕
2007年11月 凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
2009年 3月 春答練(プレミアムコース:電話講評)
2009年 5月 論文直前答練(スタンダードコース)
体験記:
凝縮塾の講座を始めて受講したのは、2008年度の凝縮論文対策講座でした。 それまで大手受験機関の答練会等で成績優秀者に頻繁に名前を載せていたにもかかわらず、本試験では散々な成績をとってしまっていたことから、 大手受験機関で評価される自分の論文の書き方は本試験では評価されない書き方なのでは、と疑問を感じていて、 論文の書き方を教えてくれる凝縮論文対策講座を受講してみたいと思ったからです。
凝縮論文対策講座を受講して、まず、項目をきちんと挙げることの大切さを覚えました。 それまでの私の論文の書き方では、答案構成をして、重要そうな論点及び項目を検討して、それのみひたすら厚く書く、という書き方でした。 この書き方は、採点表を使って採点する方式では、項目が落ちていて点数が伸びない、ということを凝縮論文対策講座を通じて知りました。 まさに「得点感覚」というものを学ばせていただきました。
項目を落とさないようにするには、全ての項目を時間内に書ききらないといけませんが、これには凝縮論文対策講座で教えていただいた、 「キーワードを使ってコンパクトに書く」という書き方が大変有効でした。 何度何度も練習しているうちに、どんな問題がでても採点表とおりに項目を落とさず記載できるようになりました。
キーワードについては、「キーワード凝縮レジュメ」に挙げられているキーワードを全て暗記しました。 特に、他の受験機関のレジュメ等にはのっていない、審査基準のキーワードは、論文、後の口述試験でとても役に立ちました。 また、キーワード凝縮レジュメにのっていないけれども、暗記したほうがよい事項については、 キーワード凝縮レジュメからキーワードの覚え方の「コツ」がわかって、青本等の読み込みを通じて自分なりにアレンジして暗記することができました。
凝縮論文対策講座の講義を何度も繰り返して聴いて書き方を学ぶとともに、キーワード凝縮レジュメを全て完璧に暗記して試験に臨んだところ、 2008年度の本試験では特・実、及び意の2科目で合格点をとることができました(商標が散々な点だったため全体的には不合格でした)。
凝縮塾の講座の受講による効果を感じ、2009年度は春答練、直前答練を受講しました。それまで自己採点式で講義を受講していたので、 実際に西原先生に論文答案を見ていただいて、自分の悪い癖等を指摘してもらってさらに論文の書き方のスキルを向上させたいと思ったので、 2009年度は西原先生の電話講評があるコースを受講しました。
西原先生に見ていただいて、自分では気がついていなかったことを多々アドバイスしていただき、本当に目からうろこが落ちる状態でした。 西原先生のアドバイスをメモ書きして、時間があれば何度も見直して、意識しなくても論文を書く際にアドバイスしていただいたことが書けるようにしました。
そして、2009年度は必須科目の全科目で合格点をとることができました(選択科目が不合格だったので成績表が届き、必須科目の成績を知ることができました)。 凝縮論文対策講座、西原先生の電話講評によるご指導のおかげだと思います。
最後に、短答、論文、口述を通じて合格の決め手となった勉強法について書きますと、私は、受験勉強を開始してから、毎日、 通勤・帰宅の電車の中で条文集を1条1条読む作業を必ずしていました。 これにより、短答では、条文のとおり答えればよい問題はすぐに正解を導きだすことができるようになりました。 また、論文では、事実認定をしている間にどの条文のどの部分が解答の決め手になるかすぐに把握できましたので、 他の受験生と比べて答案構成の時間が非常に短く、答案を書くことのみに費やせる時間が長くなりました。 さらに、口述試験では、法文集を見ないで条文を答えることで、試験委員の心証がかなりよかったのでは、と思います (特・実では25条、8条を法文集をまったく見ないで答えたところ、試験委員の態度(質問の仕方)が突然やさしくなった、ということを実際に体験しています)。
■2010年合格者 H.I さん (静岡県)
氏名:H.I さん
年齢:53歳
〔受験歴〕
2008年 短答合格、論文選択科目(物理、回路工学)合格
2009年 論文必須科目合格、口述不合格
2010年 口述合格
〔凝縮塾の受講歴〕
2008年5月 凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
2008年6月 論文直前答練(旧名称:論文直前演習講座)
2009年3月 春答練(スタンダードコース)
2009年5月 論文直前答練(スタンダードコース)
2009年9月 口述模試
2010年8月 口述対策パック(定義趣旨凝縮講座+口述模試)
1.はじめに
私は53歳の比較的高年齢で受験を志し、口述落ちの体験をしながら3年目の2010年に最終合格しました。この体験が受験生の参考になればと思い、口述試験対策を中心に私の受験体験を紹介します。
2.きっかけから受験決断まで
技術部の仕事の一線から引くことになった機会に受験を思い立ちました。
3.短答試験(2008年合格)
短答は特許庁のホームページからダウンロードした過去問と市販の過去問集とで独学しました。 短答模試は2回受講して結果はいずれも30点以下でしたが、模試で間違えたおかげで深く記憶に残り、それが本番で結構役に立ちました。 条約と著作権法は捨てて特実意商だけを繰り返し学習して試験本番に臨み、本番では45点で合格しました。
4.必須論文(2009年合格)
@ 1年目 〜凝縮論文対策講座スタンダードコース〜
短答試験後の時期に論文を入門から扱っているのは凝縮塾の凝縮論文対策講座だけでした。 この講座でCDの講義を聴きながらパターンレジュメとキーワードレジュメとを覚え、演習問題を進め、論文模試も1回受講して試験本番に臨みました。 結果は特許と商標は合格点には達しませんでしたが、意匠は合格点を超えました。たった8週間の論文学習で望外の出来でした。
A 2年目 〜論文直前答練スタンダードコース〜
1年目の結果から、パターンとキーワードをマスターすれば合格は可能と確信していました。 さらに答練で知識のインプット、論文構成のテクニック、書き出しのアウトプットの能力のブラシアップをして2回目の試験本番に臨みました。 結果は驚きの合格でした。パターンレジュメとキーワードレジュメの効果は大きかったと思います。
B ワンポイントアドバイス 〜万年筆の効用〜
西原先生のコラムで万年筆の方が早く書けると知って、論文は万年筆を使いました。沢山の文字を書く場合に指の疲れが少なくボールペンより早く書けます。 また、万年筆だと少しだけ字が上手くなった気がします。僅かですが合格に有利に働いたと信じています。
5.口述試験(2010年合格)〜定義趣旨凝縮講座、口述電話模試〜
@ 1回目の口述対策と反省
1回目の口述対策は期間が短かったこともあり、過去問集をExcelに入力して指で覚える方法を採りました。 しかし青本や審査基準をしっかり読んでいない私には、思ったように頭に入りませんでした。 模試は生模試と電話模試を一回ずつ受け、特許がまあまあで他はしどろもどろの状態で試験本番に臨みました。
口述試験本番、特許法は職務発明で相当の対価を受ける場合を聞かれて答えられず、意匠法は願書の記載事項が答えられず、この時点で終わったと悟りました。 唯一の救いは商標法で、最後まで行けた点です。もちろん不合格でした。
A 2回目の口述試験合格 〜定義趣旨凝縮講座〜
1回目の不合格後、1年間の長丁場でどうマインドを維持するかが課題でした。 このため、毎日こつこつと積み上げるように以下のような学習をしました。
@)条文暗記(2009年12月〜6月)
まず、総務省の法令提供ページから法令をコピーしてワードに貼り付け、マクロを作って漢数字を算用数字に変換します。 3条くらいずつ別シートにコピーして、ワード上でキーインして指で覚えました。殆どの場合は3回目で暗記できました。 次にノートに書き出してチェックします。ノートのページが進むことで学習が進んでいる実感が湧きました。
最初の峠は特許法百条辺りで、それまでは大変苦しいものがありました。 しかし峠を越えると指先も軽くなり、意匠から商標へと進むにつれて慣れもあって早く進みました。
A)青本の通読(2010年6月〜8月)
特許庁のホームページから青本の第十八版のPDFをダウンロードしました。 しかし、PDFのままではパソコン上で読むのに苦労するので、PDFからテキストを抜き出してワードにペーストして使用しました。 さらに漢数字を算用数字に変換し、口述に不要な記載を削り、条文部分を青文字、解説部分を黒文字、重要記載を赤文字という具合に編集していくと読みやすさは数倍に向上しました。 青本講座を購入してペースメーカとして活用しました。
B)審査基準の通読(2010年8月)
審査基準は意匠法と商標法だけ通読しました。意匠法の審査基準は冊子としては入手できなかったので特許庁のホームページからダウンロードしました。 商標法の審査基準は冊子を購入しました。読んだだけでは覚えられないので、ノートに書き出してペン先で覚えるようにしました。
C)定義趣旨暗記(2010年8月〜9月)
口述合格には、青本や審査基準の要点を定義趣旨として適切なキーワードで口から出せる能力が不可欠でした。 この能力を修得するためには凝縮塾の定義趣旨凝縮講座が最適と判断してこの講座を申し込みました。 定義趣旨凝縮講座をペースメーカにして青本や審査基準で確認しながら一通り学習することでキーワードが整理されて頭に入っていきました。 耳で聴いて、目で読んで、ノートに書き出して指で覚えるようにしました。
D)その他の学習(2010年8月〜9月)
8月には素人の友人に過去問集を読んでもらってその応答練習をしました。 併せて5時間位でしたが、結構良い練習になり口が動くようになりました。模試は生模試と凝縮塾の電話模試の2回だけ受講しました。 時々詰まりながらも上手く応答でき、昨年よりレベルが上がっていることが実感できました。
B 2回目の口述試験本番
口述試験は三日目の午前だったので、会場の近くのホテルに前泊して臨みました。 前の晩は各科目の弱点の実用新案法、画面の保護、マドプロだけを時間を決めて復習しました。 当日の朝、会場の近くまで来ると法令集を持っている人に出会い、一緒に途に迷いながら情報交換しました。 そして初日の出題テーマを聞いてかなり難しくなっているなと一気に緊張が高まりました。
控え室での自分の順番は9番目で待ち時間が90分と予想されたので特許30分、意匠30分、商標30分と決めて、それぞれ法令集の気になる部分を読んで気分を落ち着かせました。 昨年は飲料を準備せず喉が渇いて大変つらい思いをしたのですが、今年はお茶とチョコを準備して行ったので、これを飲んで乾きを抑えました。飲み物は必須持参です。
いよいよ受験番号を呼ばれて本番へ。部屋の前で椅子に座って待っている間も心臓の鼓動はいつもの3倍くらいの感じで、深呼吸をしても全く落ち着きませんでした。 ついに呼ばれて中に入り始まりました。試験本番、特許法と商標法は最後まで行けたと思いましたが、意匠法では細かい点で苦労しチャイムも2回鳴り、最後まで行けたか不明でした。それでも結果は合格でした。
C 口述2回目受験の特別扱いの噂について
私は口述試験ができるだけ後の日になるように願書を結構遅く提出しました。しかし、届いた受験番号は2桁と予想外に若い番号でした。 一方で、2回目受験者がまとめられて特別扱いされる噂があり、自分が2回目受験者の中で見劣りして落ちる心配をしていました。
口述試験当日、同じ控え室には11人が居て、この中で最初に呼ばれた受験番号は今年の論文合格者だということが分かりました。 結局前の8人目までが今年の論文合格者で、後の3人が論文免除者らしいことが分かりました。今年の論文合格者と同じ条件なら自分が見劣りすることはないと安心しました。 結果的に口述試験の二度落ちが数十人以上出ており、特別扱いの噂は間違いだったようです。こつこつ積み上げることが必須です。
D 口述試験と法令集について
1回目の試験では法令を聞かれたら法令集を読めばいいと割り切っていました。しかし、本番では緊張のため、読んでも法令集を閉じたときには頭に残っていないので全く役に立ちませんでした。
2回目の試験では条文は大筋を諳んじていましたが、特許法と意匠法ではヒントを得るために数回ずつ法令集を開きました。結果は合格でしたから見ても問題ないようです。 しかし、法令集を確認すると時間を徒過するので、開かずに答えられる準備はしておくべきだと思います。そして、細部の質問については法令集での確認も有りだと考えます。
E 口述試験で伝えたいこと
昨年と比較した感想ですが、口述が難化している印象が強くありました。基本事項を聞いているのは同じですが、条文や審査基準のより正確な再現を求められているようです。 条文をしっかり学習しろというメッセージなのでしょう。従来の救い上げる試験から、振り落とす試験に変貌しているかもしれません。 この傾向は今年の試験で前振りの雑談が殆どなかったと感じることとも符合します。
もう一つは、論文で昨年から制度の趣旨が出題されていることです。 短答・論文免除時代に入り、定義・趣旨は論文にも含め、条文、審査基準の正確な知識を口述で問うという形を目指しているのかもしれません。 特に問題が出尽くしている意匠ではそのような印象を強く受けました。その意味では、従来の再現集だけでは口述試験の雰囲気を伝えきれないように思います。 次に受験をする方は是非この点も留意された方が良いと思います。
6.おわりに
最後に、多方面にわたりご指導いただいた凝縮塾の皆さんに感謝してお礼申し上げます。
■2010年合格者 MS さん (福岡県)
氏名:MS
年齢:40歳
職業:主婦(過去に特許事務所、法律事務所に勤務)
受講講座:過去問対策講座平成18,19,20年度(プレミアムコース:文章講評)
春答練(プレミアムコース:文章講評)
口述模擬試験(通学)
受験期間:平成18年〜5年間
短答式受験回数:3回
論文式受験回数:4回
口述式受験回数:1回
選択科目:民法・民事訴訟法
1.はじめに
凝縮塾の存在は4年ほど前から知っていましたが、通信教育専門(当時)ということで受講をためらっていました。
しかし、思い切って受講してみると、疑問点はメールで何度でも質問できるし、文章講評では、論述の問題点を指摘し、改善策や記述方法を詳しく教えてくれるので、受講前の不安は杞憂に終わりました。
西原先生は、私の質問に(ときには悩み相談まで)いつも丁寧に回答してくださいました。感謝しております。
2.勉強方法
(1)全体を通して
@条文の暗記
ただ、ひたすら、がむしゃらに、暗記しました。
効率とか質とかは考えずに音読し、暗記しました。
出かける前の5分、寝る前の10分、細切れ時間も利用しました。
A家族に適当な条文番号を言ってもらい、それが何についての規定か答える。
記憶の定着の確認です。
B逐条解説、改正本、審査基準(特許法は抜粋、意匠・商標法は全部)の読み込み
定義、趣旨、要件、効果、具体例を色分けして線引きし、2回目以降は色分けしたところを重点的に繰り返し読みます。
C過去問を繰り返し解く。
過去問は情報の宝庫である、と聞いたことがあります。
(2)短答式
@条文の暗記で8割の点数が期待できます。
A凝縮塾のHPに掲載されている短答式過去問の解き方を実践していました。
(3)論文式
@条文の暗記で題意把握が早くなります。
当日頼れるのは条文のみと、多くの講師に言われました。
A西原先生に「あてはめの方法(事例の言葉+法律要件)」を教えてもらったことが、前進につながりました。
Bあてはめ例の作成
人物を甲、乙、物をA、Bなどと適当な事例を作り、条文の要件と効果にあてはめました。
(4)口述式
@口述模擬試験で指摘されたことを修正する。
指摘されたことが相手に与える印象ですので、修正することにより、より良い状態で当日に臨めます。
A家族に過去問の試験官をしてもらう。
目で問題を読むと、文字から質問の意味を把握してしまいます。
聞かれると意外に質問を把握しにくいです。
3.おわりに
受験を継続することに、不安や疑問を感じるときがありました。
なぜ弁理士を目指したのかを忘れないようにし、自分を信じて当日に臨みました。
■2009年合格者 D.N さん (東京都)
〔受験歴〕
受験歴:短答4回、論文2回、口述1回
年齢:33歳
職業:会社員
凝縮塾の受講履歴:凝縮論文対策講座(スタンダードコース):2007年12月〜
〔感想〕
<どんな勉強をしたか>
一年目の勉強開始時は、凝縮講座以外の予備校の基礎講座を利用して基礎を教えてもらいました。基礎講座時には仕事も忙しかったので、ほとんど復習をせずに、聞いているだけでした。1年目の短答は、記念受験でしたが、20点くらいだったと思います。
ニ年目には、さすがに20点の状況で勉強を続けていては合格はありえないと思い、独学で勉強していました。短答答練も受けましたが、合格推定点には程遠い点数で、本試験でも合格点−1点で涙を飲みました。
三年目に、仕事が調整しやすくなってきた事もあり、本気で勉強を開始しました。この年は、論文の勉強に焦点を当てて勉強をしました。
凝縮講座を開始したのもこの年でした。凝縮講座を受講開始するまで、私は基本レジュメを縮小コピーして繰り返して黙読して勉強していました。この勉強法は、今思えば、極めて生産性の悪いものでした。というのも、私の繰り返し黙読の際の目標は、例えば、1時間に10ページを読むというような生産性を重点に置いた目標でした。こうなると、1時間のうちに10ページを進む事になりますので、無理をしても、先に進む事になり、覚えるべき部分や言葉(キーワード)が何なのかが分からないままに先に進んだり、繰り返したりするようになります。答練でもあまりいい成績が取れた記憶がありません。
そこで、凝縮講座を始めて受講しました。凝縮講座が届いた後、29ページは全てスキャンしてデジタルデータにしました。デジタルデータにした後、覚えるべきキーワードをオレンジ色(赤だとチェックシートを通しても見える)にして、チェックシートを利用して記憶するようにしました。凝縮講座は短いのが特長です。1回まわすのに長い時間はかかりません。それでも最初は二週間くらいかかりましたが、だんだんと3,4日で特実意商の全てをまわす事ができるようになってきました。こうなってくると、記憶の定着率が前述の勉強方法と比較して全然違ってきます。答練でも、安定こそしませんでしたが、だんだんといい点数が取れるようになって来ました。論文に自信が持てて、短答の勉強に集中できた事を覚えています。
この年は、短答には合格しましたが、論文で特実A意匠B商標Bとなり不合格でした。
四年目は、短答が免除、論文に集中できたこともあり、あまり焦ることなく勉強しました。四年目は、講座はあまり受けず、それまで受講した講座の問題を、3回程度まわす事にしました。まわすと言っても、腱鞘炎になるのを防ぐために全文書きはほとんどせず、答案構成をした上でパソコンに打ち込んでいました。パソコンに打ち込むと後で採点できますし、腱鞘炎にもならないのでオススメです。
三年目から短答での条文の重要性に気づくようになりましたが、論文でも条文が重要だと気づいたのは四年目でした(正確には、西原先生が雑誌かWEBに書かれた文章から思いついたんだと記憶しています)。どういう点が論文で重要かというと、条文の番号を記憶する事です。条文の番号を記憶していたことは時間短縮になるという点で非常に役立ちました。文献公知発明⇒29条1項3号という回路が頭の中に入っていれば、条文を引かずに論文に書けます。条文を引かないで書けるだけで、相当な時間節約になりました。蛇足ですが、昨今の問題は長文になっていますので、特実の主要条文だけでも暗記することをオススメしたいと思います。
<合格の決め手は何か>
合格の決め手は、自分が設定した目標に対する執着心だと思います。
目標設定が妥当である事は前提にして、目標にどこまでこだわって自己管理が出来るかが合格(特に短期の合格は)を左右すると思います。仕事や趣味でも同じだと思いますが、試験に求められる能力を獲得するために、自分に足りない事をどの程度明確に具体化できるか、そしてそれをクリアする計画を立て、実施し、実施した事を評価し、修正しという繰り返し作業にどこまでこだわれるかだと思います。特許法を含めて産業財産権法は非常に良くできた面白いものだと思いますが、試験合格のための勉強は単調でつまらないものです。つまらないと思う勉強でも、自分の実力向上に資するものであれば最後までこだわってやることが合格の秘訣です。
<凝縮塾の講座をどのように活用したか>
凝縮講座は、3年目で利用しました。受講する前は、予備校に真面目に行っていなかったためか、キーワードという概念が理解できませんでした。それで、キーワードが重要だというコンセプトには非常に感銘を受けました。キーワードは、審査基準、条文の文言や青本の文言だったりするのですが、これを自分で凝縮するのは、面倒くさがりやの自分には論外の作業でした。それで、予め凝縮してくれているというこの講座に飛びついたのです。
届いた資料は本当に29ページでした。これまで勉強してきたことの一部がそこに出ていましたが、これらのキーワードが重要だという事は、それまでは教わった事はありませんでした。そこでキーワードの勉強を開始しました。活用方法は、上述の通り、デジタルデータにして、色を変えてチェックシートで繰り返し記憶することでした。しかし、人間わがままなもので、29ページだと逆に不安になるものです。私は、必要だと思われる部分はデジタルデータに加筆修正して活用していました。加筆したのは、主に判例です。修正したのは、覚えにくい部分をゴロにしたりしました。
<凝縮レジュメの優れている点>
1.集中しやすい
予備校の基本レジュメでは、一見全てがキーワードに見えるのですが、ここが落とし穴。実はキーワード以外のものの方がたくさん含まれています。キーワード以外のものがたくさん含まれていると、視覚的に様々な情報が入りますので、キーワードだけを(例え色分け等で識別できたとしても)注意する事はしにくくなります。その点、凝縮レジュメではキーワードのみが書かれていますので、集中できる効果があります。
2.自信になる
面白い事に、凝縮講座では私が得た最大のものは自信だったと思います。凝縮を勉強した後、安定した点数が答練で取れた訳ではありませんでしたが、それは暗記をキチンとしていないからという理由を明確に意識していました。短答後に、凝縮レジュメを暗記して復習をすればいいという自信が持てていたのです。短答後に何をすれば論文合格できるかに自信が持てないと、短答前でも論文の勉強に意識が行くかも知れませんが、それは教材が絞れていないからだと思います。教材が絞れていて、それが短答後に何度も回す事が出来るボリュームのものであれば、非常に自信につながります。
3.暗記がしやすい
繰り返しになりますが、凝縮レジュメは暗記をしやすい教材です。暗記は非常に効果がある勉強法だと思います。
暗記と理解は表裏一体です。理解していないキーワードでも、暗記していると問題に対処できます。答練でも、本番でも、問題は次の3つに分けられると思います。
@キーワードを暗記しており、かつ当てはめをした事がある問題
Aキーワードを暗記しいるが、当てはめをした事がない問題
B暗記も当てはめもした事がない問題
@の量を本番前にどれだけ増やせるかが試験勉強なのですが、とくに短期合格を目指すと量もこなせないので、@を増やす事には限界があります。そこで、Aの問題、つまり初見の問題が増えてくる訳です。暗記したキーワードが多ければ、初見の問題でも、当てはめはしたことはなくても、キーワードは吐き出せる訳です。暗記していれば、思い出したり無駄な事を考える時間は少なくなり、キーワードに当てはまる条件を問題文から拾う作業をする時間があり余裕ができます。
最後になりますが、西原先生には御礼申し上げます。先生のおかげで合格までの時間が短く済みました。
■2009年合格者 石川弘昭 さん (東京都)
〔受験歴〕
受験期間:平成16年9月から
受験歴:短答5回(うち免除1回)、論文2回、口述1回
選択科目:免除(応用化学)
年齢:62歳
職業:無職
凝縮塾の受講履歴:凝縮論文対策講座(プレミアムコース):2008年8月〜9月
〔感想〕
[弁理士試験受験を目指した理由]
弁理士という職業のあることはすでに高校生のころから知っておりましたが、もともと研究技術者としての道を歩むことを希望していたため、理工系の大学・大学院へと進んだ後は化学メーカーに就職しました。メーカーでは望みどおり研究部門に配属され、研究の成果を特許として権利を取得するべく多くの明細書を書きました。やがて弁理士という仕事への興味が涌いてきましたが、会社での仕事の責任も増してきましたので、ほどなく受験への望みは失せてゆきました。
ところが、定年まで二年を切った平成十六年の夏に、試験制度が大幅に改定されていたこと(特に選択科目の免除)を知り、受験を決意しました。
[最終合格までの経緯]
勉強を開始してからの本試の結果は以下のとおりです。
平成17年:短答24点不合格(合格基準点41点)
平成18年:短答25点不合格(合格基準点37点)
平成19年:短答35点不合格(合格基準点39点)
平成20年:短答45点合格(合格基準点39点) 論文不合格 特実:D、意匠:E、商標:A
平成21年:短答免除、論文合格(※選択免除)、口述合格
[私の勉強法]
年齢と共に記憶力が衰えるといわれます。実際受験勉強中に「どうしてこんなに忘れるのだろう?」と思うことがしょっちゅうありました。自分の不勉強を棚に上げ、全てを年齢のせいにしたくはありませんが、それでも年齢のハンディを感じることは多々ありました。私にとりこの試験は忘却との戦いであり、いかに記憶を定着させるかの工夫の試行錯誤の連続でもありました。
1.短答試験
短答試験合格に四年を要した私に胸を張って披露できるような勉強法はありません。提供できるのは反面教師としての「べからず」集ばかりです。以下はその前提で述べさせていただきます。
イ)短答の勉強の基本は、「正しい理解に裏付けられた条文の暗記」に尽きる!
勉強開始間もない頃私は条文をファジーなレベルでしか覚えていなかったため、正解枝の絞込みが出来ずに低得点にあえいでおりました。
これを克服するべく、条文の読み込みを行いました。なお過去問を解く際には枝ごとに根拠条文を挙げて解くようにしました。また間違えた場合には四法対照条文集の関連条文に出題年次、問題番号を付しておきました。こうすることで条文の読み込みをする際に注意を喚起することができ、要件の定着が図れました。
ロ)苦手科目を残さない!
今後短答免除制度が定着するとボーダーが上がることも予想されます。そうすると苦手の法域を残したまま試験に臨むのは、それだけでハンディを負うこととなります。私の場合、PCTと著作権法が毎年後手ごてとなっておりました。短答最終合格年はこれらの不得意科目の勉強に早めに着手し(年明け頃)、苦手科目を克服しました。
2.論文試験について
論文試験は都合二回で合格できたことになりますが、短答よりも論文の勉強により多くの時間を割いたのは言うまでもありません。
イ)筆力アップについて
答練やゼミに参加している若い人にはいつも筆力(書くスピード)でいつも書き負けていました。筆力アップのため何度も全文書きを行いましたが、時間を割くわりには効果が感じられませんでした。このため筆力アップとしての全文書きはしませんでした。
これに代えて部分全文書き(論点ブロックの書き込み練習)は頻繁に行っておりました。例えば特許では職務発明規定の趣旨・要件・文言解釈、均等論、並行輸入、インクタンク事件、前置審査の流れ、意匠では意匠の類否判断、3条の2の趣旨(本試図星でした)、先出願による通常実施権の趣旨・要件、商標では小売等役務の導入趣旨、立体商標の類否判断、商品の小分け、防護標章登録制度の趣旨などを何度も流れるように書けるまで練習しました。この訓練は全文書きが億劫であった私には知識の定着と筆力の維持の二重の効果がありました。
ロ)題意把握力について
題意とは言うまでも無く問題の意味ですが、出題者の意図でもあります。つまり出題者が書いて欲しいと考えている論点を如何に適格に抽出するかが鍵となります。
私の場合、条文の理解を深め、論点や判例を多く知った上で、多くの問題に接する以外に題意把握力の向上はなかったように思えます。
ハ)答案構成力
合格した年に最も数多く行ったのがそれまでに収集したゼミや答練の問題の答案構成でした。答案構成を繰り返し行うことにより、答案構成に要する時間も減り、項目落ちは次第に改善されました。他方でなかなか矯正されない項目落ちもあぶり出されてきました。この解決策については後で述べます。
ニ)ビジュアルカード
論文答練の成績が低迷していた頃、記憶の定着のため、視覚の最大活用を図った「ビジュアルカード」を作成しました。修正加筆が出来るよう手書きでなくワープロとし、文字サイズ、文字や表のマス目の彩色にまでこだわりました。当カード作成には貴重な時間を費やしましたが記憶力の衰えた私の場合はプラスであったと考えております。
[私と凝縮塾]
初陣の論文試験で散々な目にあった後、秋のゼミ・答練の開始される前の八月、九月の期間を如何に有効に過ごすべきか思案していたところ、凝縮塾が目にとまりました。早速無料パンフレット「弁理士試験のエッセンス」を入手し、即座に入塾を決めました。と言うのも本試(平成20年)の失敗経験から、あの長文かつ多くの設問に対し筆力の乏しい自分が合格答案を書き上げるには簡潔記載をマスターすることが必須と思えたからです。
1.受講の感想
何よりも「キーワード凝縮レジュメ」と「答案構成パターンレジュメ」が役に立ちました。私の場合、自作のビジュアルカードによりキーワードの記憶は十分でしたが、答案を展開する際の簡潔記載のスキルが未だ身に付いていませんでした。この点「キーワード凝縮レジュメ」とその実践としての「答案練習」の模範答案は凝縮答案作成をマスターするのに大いに参考になりました。
また「答案構成パターンレジュメ」はその後の答練等での答案構成時間の短縮、項目落ちの防止に大いに役立ちました。
このほか、西原先生の教えは取り入れるべき点はすべて実行しました。その一つは「忘れ物カード」の作成です。ゼミや答練で繰り返し犯した項目落ちについては「忘れ物カード」に記録しておき、徹底的にモグラ叩きをしました。「漢字カード」も作成しました。瑕疵、毀損、重畳的、趨勢など、度忘れ防止のためです。筆記具についても、先生のように高いモンブランの万年筆は使いませんでしたが、確かに筆記具の選択は重要です。自分にあったボールペンに出会ったおかげで答練や模試でも指の疲れを最小限に抑えることができました。
2.受講の効果
凝縮塾受講後に始まった答練やゼミでは以前にも増して安定して良い点が取れるようになりました。項目落ちが目に見えて減りました。
本試(21年)の問題は昨年よりもスタンダードな内容であったため、落ち着いて取り組むことが出来ました。(もっとも意匠法問題T設問2の題意把握に苦労しました。)全科目とも必要事項をもらさずに、かつ簡潔に記載することを心がけました。但し特・実問題U(判例がらみ)については、論旨をしっかり丁寧に書きました。結果、全科目とも、一問題あたり三ページと四分の一の少量記載となりましたが無事合格することが出来ました。凝縮記載の効果が十分に生かされた結果だと思います。また「忘れ物カード」にリストアップしていた出願審査の請求(特48条の3)を特・実の問題Tで忘れずに記載することができ、減点を免れる(加点につなげる)ことができました。
論文の力は答案作成数がある量に達すると潜伏期間を経たように急に上がるようですが、私にとり凝縮塾がターニングポイントであったことは間違いありません。
[おわりに]
振り返れば長かった五年間でしたが、試験勉強を辛いと思ったことはただの一度もありませんでした。自分より遅れて勉強を開始しながらも先に合格して行った多くの人を見てその悔しさをばねに頑張ったからかも知れません。とにもかくにもゼミや答練を通じ、若い人のエネルギーをもらいながら勉強に励んだ五年間でした。
これまでお世話になったゼミの先生方、励ましとよい刺激を頂いたゼミの仲間たち、そして何といっても物心両面で私を支えてくれた妻に深く感謝いたします。
本当にありがとう。
■2009年合格者 I.K さん (東京都)
〔受験歴〕
受験期間: 平成17年10月から
受験歴: 短答4回(うち免除1回)、論文4回、口述1回
選択科目: 理工II(免除)
年齢: 42歳
職業: 会社員
合格年次: 平成21年最終合格
凝縮塾の受講履歴:
凝縮論文対策講座(プレミアムフルコース2008年)
〔感想〕
私は、4回の受験経験のうち論文式試験で3回不合格となりました。以下、論文式試験の受験体験を中心に述べたいと思います。
1.受講のきっかけ
言うまでもなく論文式試験は弁理士試験の天王山であり、最難関資格ならしめる大きな関門です。特許・実用新案法、意匠法、商標法、トータルで6割以上得点するだけでは足りず、一科目でも極端に低い得点では、合格はおぼつきません。
ことに、平成19、20年度の特許・実用新案法では問題用紙裏表にビッシリと記載された長文の問題には面食らった受験生も多かったことでしょう。本試験では私もご多分に漏れず、問題文を読み、答案構成をしているうちに、あっという間に40分以上経過してしまい、異常な心理状態の中でまともに答案を書ききれませんでした。 一般に受験機関では答案を作成する際、要件定立、当てはめ、結論、と法的三段論法をとるように教えられます。確かに、法律答案として充実した答案を作成するためには正論です。現実には紙面や時間に制限があり常に愚直にこのような原則を守るわけにはまいりません。やはり、一定の内容は維持しながらも、問題文を読む速度、答案構成する速度、答案を書く速度を、上げざるを得ません。
そこで、平成20年の試験会場で貰った「凝縮」のパンフレットが目に入り、中だるみしやすい夏休みに受講した次第です。
2.凝縮論文講座のすすめ
凝縮論文講座では、問題別の解説と答案例を示した答案練習・解答の他、論点ごとのキーワード凝縮レジュメ、出題パターンごとの講義ノート、からなります。特にキーワード凝縮レジュメ、出題パターン主要な論点がコンパクトにまとまっており普段のインプット用レジュメとして非常に便利です。講義ノートでは、それらの内容から事案に応じて、どのように展開すべきか説明されています。基本書や他の受験機関のレジュメ集の膨大な分量に閉口している受験生にとっては、うってつけといえます。
答案練習・解答では答案に列挙すべき項目の配点表が示されており、落としてはならない項目と瑣末な項目との区別がつきます。合格には「当たり前のことを当たり前に書け」、「原則から例外へ」といわれますが、「当たり前のこと」とは、「原則/例外」とは、どのようなことか体得するにはよいと思います。
3.凝縮論文講座の利用法
もちろん、この講座を受講すれば終わりというわけではありません。そこで、私は次のように利用しました。
(1)キーワード凝縮レジュメ
このレジュメでは、主要論点ごとにキーワード部分に下線が付されています。項目ごとにキーワードを含めた形で暗記し、キーワード部分を一字一句落とさないように再現する練習を繰り返しました。キーワードや根拠条文さえ覚えてしまえば、概ねその論点を再現できるはずです。
また、講座では不足している論点、法改正の部分、その他、答練で書けなかった部分については、同じ方法で一覧表にまとめた自分専用のレジュメを作成しました。縮小印刷して常に携帯することで、時間のある時にこのレジュメを見て暗記しました。
(2)講義ノート
他の受験機関の答練の解答例では一問あたり3000字を超えるものも少なからずあり、これを手本にするのは流石に非現実的といわざるを得ません。しかし、講義ノートでは、典型的な事例ごとに解答として列挙すべき項目が箇条書き風に簡潔に挙げられています。そこで、分量の多い解答例を講義ノートにならって翻訳する作業を行いました。このような作業を通じて、項目ごとの優先度や、覚えたキーワードをどのように展開すべきか、勘がつかめるようになりました。また、項目ごとに記号や番号を付して、読みやすい答案作成する練習にもなったように思います。
(3)答案練習・解答
受験機関の答錬では点数の内訳が不明で、どこに不備があるか窺え知れない添削も、しばしばなかったでしょうか。私が特に注目したのは配点表です。与えられた問題文をみて答案構成する練習に用いました。ここで、挙げるべき項目、キーワードが含まれているかどうかを確認し、配点表をみて自己採点します。特に落とした項目・キーワードが多い場合は、必ず挙げられるようになるまで日を変えて練習します。こうすることで自分の陥りやすい思考パターンを改善することができます。
ここに挙げた活用法は、ある程度知識はありながらも、今ひとつ伸び悩んでいる方には試してみる価値はあると思います。注意点としては、答練を受けて知識の誤りに気づいたときや、知らない論点については常に資料をアップデートすることに心がけて下さい。
4.その他
仕事をもつ者にとっては勉強時間を確保することが難儀ですが、一定の勉強時間を決め、時間・場所を問わず勉強するツールを整えることをお勧めします。私の場合は、朝のほうが能率が上がるので毎日朝5時に起きて毎日レジュメや重要な条文を暗記し、通勤時間はICレコーダでその内容の音声を聞いていました。待ち合わせなどの細切れの時間もレジュメをみてキーワードを再現する練習をしました。また、昼休み中は毎日答案構成の練習をしました。こうして、工夫次第で勉強時間を捻出することができます。
私は最も合格しやすい年に合格することができましたが、弁理士試験は難関であることには変わりません。本当に生半可な勉強では不十分であることを思い知らされました。しかし、合格しようという強固な信念をもって、自分なりに工夫をしながらたゆみなく努力すれば必ず途は拓けます。
受験生の皆様のご健闘をお祈りします。指導して下さった講師の先生方にはこの場を借りてお礼申し上げます。
■2009年合格者 T.Yさん (東京都)
〔受験歴〕
受験期間:平成17年から
受験歴:短答5回(うち免除1回)、論文5回、口述1回
選択科目:著作権法
年齢:37歳
職業:特許事務所員
凝縮塾の受講履歴:
凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
論文過去問攻略講座スタンダードコース3年分(解説講義あり)
春答練(論文編)スタンダードコース
〔感想〕
私は、4回連続で論文試験に落ちた後、2009年の1月に凝縮塾での受講を開始し、その年に最終合格することができました。以下、私の合格体験記を述べさせていただきます。
(1)受講するに至った経緯
私は凝縮塾にお世話になるまで、すでに論文に4回不合格となっており、しかも、4回不合格の後においても次年度に合格する自信などまったくありませんでした。また、4年たっても答練で合格点(60点)を超えることはほとんどなく、「来年こそは絶対に合格だ」と思いつつ、「こんな勉強方法でほんとに合格できるのか」という疑問もありました。
論文に4回連続不合格となった2008年の年末頃、今までの勉強方法を続けていたのでは来年も同じ結果になると思い、なぜ合格答案を書けないのか考えてみました。明確な答えはでませんでしたが、勉強の仕方が間違っていることは明らかでありました。それまでは、答練を受ける→模範答案をながめる→講評をながめる→それなりの反省→暗記すべき事項が見つかれば暗記、という実に中途半端な勉強を続けていました。また、市販の論文用教材や、各種受験機関で販売又は配布されている教材・レジュメもたくさん持っていましたが、「何を確実に暗記し」、「何を確実に理解し」、「どの判例を優先して暗記すべき」など、まったく分かっていませんでしたし、これらの点を整理してハッキリと指摘してくれる教材も持っていませんでした。その結果、長い間、「これをやって本当に合格するのか」という疑問を抱きつつ、各種受験機関から提供される「要点のつかめないボリュームたっぷりの教材やレジュメ」に振り回されてきたのであります。その上、インターネットで新たな情報を発見すると、教材を買い足すこともありましたし、答練会に行くたびに模範答案等のレジュメが配布されますから、教材やレジュメがどんどん増える一方で、論文の知識やテクニックはいつまでたっても中途半端といった状態でした。
そのような最悪の状況のなか、2009年のお正月に、電車の中で携帯電話をいじってネットサーフィンしていると、凝縮塾の合格体験記のサイトにたどりつきました。そのサイトにある合格体験記を読んでみると、私の長年の悩みを解消してくれる講座や教材が凝縮塾で提供されていることを知りました。迷うことなくすぐに、凝縮論文対策講座と論文過去問攻略講座を申し込んで受講しました。
(2)凝縮論文対策講座の活用方法
講座の活用方法は、講座資料に付属している西原先生のコメントと、凝縮塾のウェブサイトに掲載の合格体験記を参考にし、まずはキーワード凝縮レジュメの暗記から始めました。はじめのうちは、なんとなく暗記作業を続けていたのですが、Lの答練会で配布される模範答案に連続してキーワード凝縮レジュメの内容が記載されていたので、大変びっくりして「これはすごいレジュメだ」と再認識いたしました。たった29ページしかないのに、その内容が答練で立て続けに出題されることが私には不思議でなりませんでした(実際、合格年の本試にも出ました)。このような即戦力となるレジュメは、今まで見たこともありませんでした。その後は暗記によりいっそう熱が入り、キーワード凝縮レジュメをいつも携帯し、ひたすら暗記に努めました。なお、キーワード凝縮レジュメが大変優れた教材であることが分かったので、勉強仲間には凝縮塾を受講していることは内緒にしました(凝縮塾殿には大変申し訳ないのですが)。せこい話で恥ずかしいのですが、有効な資料が広く出回って、その記載内容が常識化することを恐れたからです(論文試験は相対評価ですから、ライバルの成績が上がると、自分が不利になります)。
また、凝縮塾の合格体験記に、「模範答案をノート一冊分以上手書きで書き写し先生の書き方を身につけました」というコメントがあったので、私もこれを真似させていただき、論文試験前2ヶ月程度、講義ノートと模範解答を模写してみました。特に、判例などが関係している講義ノート・模範解答については、暗記できるまで模写しました。やってみると、この模写と暗記の作業が非常に有効でありました。もっと早くからこの模写を始めればよかったと後悔したほど有効でありました。この模写作業により、原則→例外の流れやコンパクトな凝縮記載などを体で覚えることができました。また、凝縮レジュメに記載の判例を、事例問題で具体的にどのように使うか(当てはめを行うか)についても、覚えることができました。おかげで、合格年の特許法で悩むことなく的確に解答することができました。また、大変意外でありましが、口述試験のときに試験官から、特実と商標について「論文の成績は良いですよ」と褒められました(意匠は不明です)。このことには大変驚き、キーワード凝縮レジュメの暗記と上述した模写の成果だと思いました。なお、今年もし不合格であったら、早々に講義ノートと模範解答の模写を再開する予定でありました。
(3)キーワード凝縮レジュメ・模範答案の活用方法
上述のとおり、キーワード凝縮レジュメはたった29頁しかないので、無理なく暗記することができました。キーワード凝縮レジュメを一通り覚えると、「この理由付けや要件や判例は事例問題ではどのように記載するのか」という点がすぐに分かるように、講義ノートと模範答案の写しを該当ページに差し込んでおきました(なお、複製は私的使用の範囲にすべきです。友人やゼミ仲間に頒布すると、同レベル又はそれ以上のライバルが増え、相対的に自分のレベルが下がります)。さらに、暗記が進んでくるにつれて、審査基準の重要箇所や、答練会で配布されたレジュメの中で重要だと思ったもの、判例などを、キーワード凝縮レジュメの該当ページに差し込みました。このようにして、キーワード凝縮レジュメを『核』とする自分だけのオリジナルレジュメが作成されました。このオリジナルレジュメは、論文試験まで何十回もまわして暗記(特にキーワード凝縮レジュメ部分は完璧に暗記)するようにしました。なお、このとき作成したオリジナルレジュメは論文試験だけではく口述試験でも大変役に立ちました。
(4)論文過去問攻略講座の活用方法
論文過去問攻略講座の解答例を見て感じたのは、他の受験機関の解答に比べて短いということでした。それまでは、市販の模範答案集に購入して、論文試験の解答例を見ていたのですが、「こんなに長く書かないと合格できないのか」という絶望感みたいなものを感じていました。
しかし、過去問講座の解答例は、私にも十分に試験時間内に書けるボリュームでありました。そのため「答案構成がしっかりできれば自分にも合格答案が書ける」と思えるようになりました。つまり、ダラダラと書かれた長い答案が必ずしも良い答案ということではなく、答案構成がしかっりとしていてポイントを押さえた内容であれば長くなくてもよいということに気付きました。
また、本試で問われている事項について、どのように書けばコンパクトで要点を押さえた合格答案となるかを研究する上で、大変有効な教材となりました。
(5)論文試験後〜論文合格発表まで
長年の受験生活の間に論文試験に落ちることに慣れてしまっていたので、特に論文試験の見直しをすることもなく、8月のお盆まで怠けた生活を送っていました。
そんなとき、西原先生より「論文突破の可能性があろうとなかろうと、口述の勉強をしてはいかがでしょうか。その際、口述にも論文にも役立つ勉強をするのが有効です。具体的には、定義趣旨を理解暗記する、重要判例を理解暗記するのが有効です。どちらも口述にも論文にも役立ちます。」というメールが届いたのを思い出しました(受講生であれば送信していただけます)。たしかにそのとおりだと思い、お盆すぎあたりから、まずは、キーワード凝縮レジュメの暗記、趣旨の暗記、意匠・商標の審査基準の重要部分の暗記をはじめ、これを論文発表まで続けることにしました。これがやってみると、なかなかスムーズに進みません。たった1ヶ月半程度見ていないだけでも、多くのことを忘れているのです。結局、時間はかかりましたが、ある程度の事項を再暗記した段階で論文発表を迎えました。
(6)論文合格発表後〜口述試験まで
思いもよらない論文合格に大変びっくりしました。私の場合、選択科目(著作権法)も受けていたので、合格などあり得ないと考えていました。論文合格から2日程度は論文合格を喜んでいましたが、口述試験の内容を知るとかなり焦りました。しかし、論文発表前までキーワード凝縮レジュメを暗記していたことに、大変助けられました。キーワード凝縮レジュメには論文で役立つ知識が凝縮されているだけでなく、口述試験にも対応できる内容が凝縮されていたのです。これは口述の勉強をはじめた後に気がつきました。おかげで、論文発表後にスムーズに口述対策の暗記作業に入ることができました。
なお、論文発表までまったく勉強していなかった場合には、細かい法律事項や勘を思い出すだけで数日〜1週間程度はかかったと思います。したがって、西原先生のメールがきっかでキーワード凝縮レジュメや趣旨の暗記をしていなかったら、口述に落ちていたと思います。論文発表から口述試験までは約3週間しかありませんから、「細かい法律事項や勘を思い出す作業」に数日から1週間を費やすのは、極めて大きな損失となります。
(7)最後に
インターネットで偶然に辿り着いたホームページで凝縮塾の詳細を知り、間違った勉強方法の軌道修正を行うことができました。最終合格して感じたことは、私にとって、凝縮塾での講座は「合格に至るまでの道のり」のコンパスとして機能し、また、受験勉強での核として機能したように思います。おかげで、出口の見えなかった迷路から抜け出し、私のような者でも合格することができました。この合格の喜びを一人でも多くの人に味わってもらいたいと思い、稚拙な表現ではありますが、私の正直な感想や気持ちを述べさせていただきました。私の合格体験記が皆様のお役に立てるのであれば幸いであります。
■レジュメの活用例(T.Yさん)
T.Yさんよりレジュメをどのように使っていたか写真をいただきました。
丁寧な説明もいただいていますので、ご参考にしていただければ幸いです。
■はじめに
レジュメを使い込んでくるうちに、自分にしか使い方が分からないような「グチャグチャ」な内容になってしまっています。
まさか紹介するとは思っていなかったものですから、かなり分かり難いと思いますが、何卒ご容赦ください。
■使い方の概要(使い方(特実1)、使い方(意匠1)、使い方(商標1))
キーワード凝縮レジュメは、電車や狭い喫茶店でも勉強し易いようにするため、B5に縮小コピーして使っていました。(※注:現在はB5サイズで提供しております。)
縮小した凝縮レジュメは、特実・意匠・商標の3つに分けていました。
凝縮レジュメを『核』として、自分が弱い知識や足りない知識を継ぎ足していきました。
これにより、凝縮レジュメの記載がベースとなって知識が派生していくレジュメとなりました。
書き込みはアンダーラインがほとんどで、法律事項の書き込みは少ないです。
■特実部分の使い方の一例

【使い方(特実1)】
キーワード凝縮レジュメの特実部分をB5に縮小コピーしたものを、いつも持ち歩いていました。(※注:現在はB5サイズで提供しております。)
追加資料を後で簡単に差し込めることができるように、バラした状態の凝縮レジュメの上部をクリップでとめていました。
追加資料とは、主に、「凝縮塾の講義ノート(の全部)」「凝縮塾の模範解答(の全部)」「受験新報No.48の論文作成定義カード集(の全部)」「他予備校の答練会での模範答案(の一部)」「判例(の一部)」「その他自分で作ったフローチャートや資料など」です。

【使い方(特実2)】
キーワード凝縮レジュメへの書き込みは、赤色のアンダーラインがほとんどで、法律事項の書き込みは少ないです。
自分が毎回忘れる箇所や、重要箇所については、アンダーラインだけではなく、ポストイットを貼り付けたりしました。

【使い方(特実3)】
例えば、キーワード凝縮レジュメの「並行輸入」が記載されたページの後ろには、「並行輸入」に関する講義ノートが差し込んであります。
これにより、判例の暗記と同時に、論文での判例の使い方・書き方を復習することができました。
【使い方(特実追加1)】
さらにその後ろのページには、他予備校の答練会でもらった「並行輸入」関係の模範答案を差し込みました。
論文での重要判例(並行輸入など)の書き方に不安があったので、真似できると思った他予備校の模範答案を差し込んでおきました。
このような研究が本年の特許で役立ちました。
【使い方(特実追加2)】
さらにその後ろのページには、「受験新報No.48の論文作成定義カード集」の特実の侵害関係のページが差し込んであります。
この受験新報のカード集の差し込みは、来年の論文試験のために8月から9月にかけて行ったものですが、今年の口述の勉強で非常に役に立ちました。なお、この受験新報のカード集は、誤記や省略記載が多かったので、多くの事項について青本を確認し、必要に応じて自分で修正したことが勉強になったといえます。
■意匠部分の使い方の一例

【使い方(意匠1)】
前述の特実と同様に、キーワード凝縮レジュメの意匠部分をB5に縮小コピーしたものを、いつも持ち歩いていました。

【使い方(意匠2)】
キーワード凝縮レジュメへの書き込みは、赤色のアンダーラインがほとんどで、法律事項の書き込みは少ないです。

【使い方(意匠3,4)】
例えば、キーワード凝縮レジュメの「部分意匠」が記載されたページの後ろには、「部分意匠」に関する講義ノートが差し込んであります。
これにより、部分意匠の要件等の暗記と同時に、論文での部分意匠の書き方を復習することができました。
■商標部分の使い方の一例

【使い方(商標1)】
前述の特実・意匠と同様に、キーワード凝縮レジュメの商標部分をB5に縮小コピーしたものを、いつも持ち歩いていました。

【使い方(商標2)】
キーワード凝縮レジュメへの書き込みは、赤色のアンダーラインがほとんどで、法律事項の書き込みは少ないです。

【使い方(商標3)】
例えば、キーワード凝縮レジュメの「4条1項15号」が記載されたページの後ろには、同号の審査基準のコピーが差し込んであります。
さらにその後ろのページには、「受験新報No.48の論文作成定義カード集」の4条1項各号関係のページが差し込んであります。
■2009年合格者 Nさん (千葉県)
〔受験歴〕
[1]年齢:39歳
[2]会社員
[3]受験期間:H16年から
[4]短答受験回数:5回
[5]論文受験回数:6回
[6]口述受験回数:1回
[7]2009年最終合格
[8]受講講座:凝縮論文対策講座 プレミアムコース(2007年 直前期)、電話口述模試 2009年
〔感想〕
1)論文合格まで
私は、2007年に凝縮塾を受講し、受講感想No.1として感想を寄せさせて頂いておりましたので、その後の話から記載させていただきます。
結局、2007年は論文不合格という結果に終わったのですが、自分の手応えとは正反対で特実のみ合格点となっていました。凝縮塾の受講の結果として、特実で初めて合格ラインを超えたという事実は事実なのですが、なぜ自分が不合格となってきたかのかについてはさらに昏迷度が増すことになってしまい、そのため凝縮塾の受講が目的達成のための選択として正しかったのかどうかということも、その時点では判断できませんでした。このように自己評価と結果が相関していない状況では、勉強を継続しても無駄な努力になりかねず、家族を犠牲にした上、自分の人生も浪費することになるのではないかと考え、本試験の直前以外での勉強や受験機関の受講を一切止めてしまいました。
2008年の試験は、短答の勉強を3週間ほどまえから過去問を中心に復習した程度で53点という結果でした。論文は、短答後に2007年に受講した凝縮塾講座を復習したり、本試の過去問で答案練習したりした程度で、質量ともにたいした勉強はしなかったように記憶しています。論文の本試では、勉強量の割には思った以上に書けたという実感がありましたが、結果は不合格でした。この結果自体は、妥当な結果かと認識していました。
2009年の試験は、短答免除ということもあり、論文試験の1週間前まで一切勉強していませんでした。実は、論文試験の2週間前に引越しをしていて、勉強用の資料を段ボールから出してきたのが論文試験の1週間前というような状況でした。その後も家の中の片づけを優先していたりしたので、凝縮塾のレジュメを見直すのと改正法を確認したぐらいで論文試験を受けに行きました。答案練習もしなかったので、最後に書いた答案が1年前の本試験という状態です。実際の試験では、論文の書き方など少し忘れてしまっていますし、知識もうろ覚えのところが多い状態でしたので、法文集をよく確認した上、形式にあまりこだわらず質問にストレートに解答を記載したように思います。また、法文集をよく確認していたので、時間的なこともあり、うろ覚えのところは思い切って記載しないようにしました。そのため記載量は多くなかったと思います(自分の例年の記載量からすると7〜8割程度)。その結果、期待もあまりしていなかったのですが、論文合格をしていました。今から振り返ると、逆にこのような対応がよかったのかもしれません。短試免除であり、直前に細かい知識がインプットされすぎるという弊害がなかったことも影響しているように思います。結果的に、他の講座や受験機関は利用せずに、2007年に受講した凝縮塾のレジュメをその後の2年間も利用し、たいした上積みの勉強もせずに合格することができたので、凝縮塾の受講は間違いではなかったと考えています。もう少し早く合格できたのではという思いもなくはありませんが、これは講座側に原因があるというよりは、私自身の問題だったように思いますので、この体験談が同じ状況に陥っている方に少しでも参考になればと考えています。
2)口述試験の勉強について
上述のような状態で、予期せぬ論文合格を果たしてしまったので、口述試験対策は苦労しました。最近の口述試験では条文を暗記しておく必要があるという話を耳にしたり、今年は論文合格者が多かったこともあり昨年度にもまして大量の不合格者が出るのではないかという噂を耳にしたので、この状況で普通に口述試験を受けたら必ず不合格になるという危機感を強く持ちました。そのため、論文合格から口述試験までの約3週間は、家族の協力の下、猛勉強モードにすぐに切り替えました。そうは言っても、わずか3週間それも働きながらですので、出来る事には限界がありましたが、具体的な内容を以下に説明します。
@まずは、近年の改正法を改正本等で再確認するのと(私にとっては、改正法の勉強量が絶対的に不足していたので)、手元にあった数年前の口述過去問集を読み返しました。その間に最新の口述過去問集を2種類入手しました。口述過去問集は2種類以上入手するのがお勧めです。過去問集には、どうしても少なからず誤記や間違った記載がされていることがあります。また、過去の受験者による再現をベースにして作成されていますので、試験官の質問の意図がよくわからない記載も見受けられます。このような場合に、別の口述過去問集で確認できれば、時間の節約が可能になります。さらに、同じ日の同じテーマの試験でも、バリエーションがあったり、コアの質問と合否には直接関係なさそうな付加的な質問があったりすることも認識できます。最終的には過去3年分を2回、過去4年以上前数年分を1回読みました。
A青本は3回読みました。内訳は、2回は精読で、1回は確認です。
B意匠と商標の審査基準を1回精読しました。特に、図などの具体例を頭に残すことに留意しました。特許の審査基準は見ませんでした。
C他の受験機関から出されていた口述用の一問一答を音声ダウンロードし、通勤時や外出時に常に聞いていました。最初の頃は聞き流すだけでしたが、1週間前からは1問毎に質問で一時停止し、解答を頭の中で思い浮かべてから解答を再生し確認、不正解の場合はやり直しという方法を取りました。
D口述模試は、論文合格発表後の申込み手続に出遅れたこともあり、会派のものは受けていません。また、あまりにもインプット不足の状態だったため、論文発表約1週間後あたりの口述模試は申し込みませんでした。最初に受けたのは、模試ではありませんが、他の受験機関の道場形式の講座でした。次に(論文発表約2週間後)、西原先生の電話口述模試を受けさせて頂きました。その翌日、2つの受験機関で午前と午後1回ずつ口述模試を受講しました。この段階では、出来にムラがあり、条文どおりの解答を求められたり、条文の番号を聞かれると解答に窮したりしていました。また、法文集を参照して、読み間違えたり、該当箇所が見つからなかったりして、逆に失敗するというようなこともありました。口述試験が始まってから、自分の試験日までの間にも、1回口述模試を受けました。この最後の1回は、感覚を維持する目的だったのですが、自分でも満足できる出来だったので、このままでは必ず不合格になるという当初の危機感が和らぎ、このまま頑張れば大丈夫なはずという少しばかりの自信を与えてくれました。トータルで、道場1回、口述模試4回受けたわけですが、頭が半分真っ白になるという経験をしたのは最初の道場の時だけでした。これらの模試を受けた際には、口述に関する様々なアドバイスを頂くこともでき、詳細は割愛させて頂きますが、有意義なアドバイスを頂けたと思います。また、口述模試を数多く受けることは、単に場慣れできるだけではなく、出来た箇所も出来なかった箇所も強く印象に残るので、そのテーマが確実に潰せるというメリットを感じました。なお、口述模試では、マイナーなテーマの際など、試験官の方が誤認識をしていることがありました。模試中は、試験官の方が間違っていたなどとは夢にも思っていなかったので、かなり混乱しましたが、何とか軌道修正して話の流れに乗りなおすことができました。実際の本試験でも、過去には試験官の方が間違えていることもあったように聞いたことがありますが、短い時間の中でそのことを理解してもらうことはまず不可能ですし、当然自分の勘違いという可能性も少なくないわけですから、上手く話の流れに乗ることがいかに大切かを実感しました。
E条文の暗記については、元々暗記が苦手なのと、時間的に広く網羅するのは無理なので、短い条文と重要そうな条文に限定した上、暗記だけを行うのではなく、他の勉強等と併せて、条文毎にその都度、暗記を試みることにしました。それも1度に暗記を完成させるのではなく、暗記が完全でなくても他の勉強へ移り、次にその条文に関連する問題やトピックに当たった際に、再度、暗記の確認をするということを繰り返しました。条文暗記については、最初から可能な範囲でと腹をくくっていたので、暗記すべき条文と考えていても、完成しないまま試験に臨んだ条文が少なくありません。一方、条文の番号は、試験の直前2日間で無理やり頭に叩き込みました。
F凝縮塾の論文用レジュメと過去に自分でまとめておいた資料には、復習、再確認的な意味合いで数回目を通しました。
Gまとめ:勉強の中心は青本、過去問、口述模試であり、憶えている限りでは基本的に上述の勉強しかしておらず、論点や判例等の確認や短答用テキストの読み返しなどはしていません。また受験生同士での問題の出し合いや妻に問題を出してもらうといったこともしていません。
3)口述試験について
自己評価では、特実B-、意匠B+、商標Aですが、厳し目に見れば、特実はCだったかもしれません。
特実は、前の受験生が、2度や3度ではなく、無数に(おそらく7、8回)ベルを鳴らされていたので、覚悟して試験の部屋に入りましたが、優先権についての質問でした。
要件の1つがどうしても出てこず、最後は”法文集を確認されたらどうですか”と試験委員に促されて、解答しました。その後、自己指定に関する質問が出され、PCT8条2(b)が根拠と解答したのですが、”条文の番号を挙げれば良いわけではなく、PCT8条2(b)に何が書いてあるかが問題です。条文どおりに内容を説明してください”と言われてしまい、答えに窮してしまいました。いろいろと説明はしたのですがキーフレーズがでてこなかったようで、この質問は飛ばされて次に質問に移りました。1回目のベルが鳴ったあたりで用意されていた質問が終わったらしく、”先ほどの問題に戻ります”と言われ、”この問題に解答できなければ、合格させません”と主査の方に宣言されました。さっさと法文集を見ればよかったのですが、そのような雰囲気ではなかったので、そのままいろいろ解答してみたのですが、だめで、見かねた副査の方が助け舟を出してくれました。助け船というよりは、答えそのものだったので、私は最後に”そうです”と解答しただけだったので、主査の方が、”それ答えじゃないですか”と副査の方につっこみを入れておられ、すぐに”これで終わりにします”と言われました。2回目のベルが鳴ったあたりだと思います。キーフレーズは何だったかというと【国内法令の定めるところによる。】だったようで、内容的にはそんなにずれていない解答をしていたと思うのですが、このフレーズが出なかったため、許してもらえなかったようです。後で振り返ると、詰まった2箇所以外はスムーズに解答していたので、Bで留まっているのではないかと考えましたが、部屋を出た直後はC判定が間違いなくつき、後がなくなったと考えていました。ただし、その割には冷静で、これはこれで仕方がないと割り切れていたように思います。
意匠は、内容的に難しくはなかったのですが、条文を条文どおりに説明してという質問が2、3あり、そのうちの1つで、ほとんど合っているんだけど微妙な表現が少し違う、大事なところだから言い直すようにという指示を受けたところがあり、解答し直しても、不満そうだったので、今回はさっさと法文集をみさせてもらい、解答しました。
商標は、ほぼパーフェクトな解答ができたと思います。時間もかなり余り、”はい、いいですよ”みたいな終わり方だったので、終了したことに気付かずにいたら、”よく出来ています。大丈夫ですから安心してください”とまで声をかけてもらうことができました。
4)最後に
思い返してみると、この3年間は試験前に、必ず凝縮講座のレジュメを活用させて頂いており、今ではすっかりボロボロになってしまうまで使い込ませていただきました。西原先生にも、論文対策講座受講の際に、電話やメール等での質疑で大変お世話になったにもかかわらず、その後連絡もせず、今年の論文発表後、突然またお願いするという身勝手をさせて頂いたにもかかわらず、丁寧にご指導頂き、感謝の言葉もありません。この場を借りて、再度、お礼を申し上げます。
最後に、現在受験生の方で、お悩みを持たれている方にとって、この体験談が少しでも役立つものであれば幸いです。
以上
※注:Nさんには、以前受講感想も書いていただいています。その受講感想は、こちらからごらん下さい。
→〔Nさんの受講感想(2007年受講感想No.1)へ〕
■2008年合格者 Y さん (神奈川県)
〔受験歴〕
受験期間:平成12年から
受験歴:短答8回、論文4回、口述1回
年齢:36歳
職業:会社員
凝縮塾の受講講座:
・凝縮論文対策講座(プレミアムフルコース)2007年5月〜6月
〔感想〕
1)キーワード凝縮レジュメについて
近年の論文試験は多の設問を問う問題が多く、問われていることをコンパクトにまとめる力がより一層求められています。この「キーワード凝縮レジュメ」は、論文試験に必要最小限の知識を短時間で復習できる点で非常に有効なツールでした。また論文試験のみならず、問われたことを簡潔に説明するツールとして口述試験においても重宝しました。
2)答案構成パターンレジュメについて
近年の論文試験は、長文化しているものの出題形式は固定化されており、一定の流れが記憶されていると題意把握に要する時間を短縮できるのみならず項目漏れも防ぐことができます。従いまして、この「答案構成パターンレジュメ」が頭に入っていると、どんなに複雑な問題でも紐を解くと、レジュメ記載の構成に当てはめて考えれば項目落ちを防ぐことができ、かつ答案作成時間も短縮することができるので、答案構成のパターンのみをアウトプットするトレーニングなどにも、とても重宝しました。
3)答練の問題について
最近の本試験での問題は、複雑な事例問題が出題されていますが、問われている論点は何も目新しい事項ではなく、基本レジメや市販の事例問題集で見たことのある論点ばかりです。凝縮塾での問題も本試験の傾向に即しており、論点も過去の本試験に出題された論点のみではなく、これから出るであろう論点、狙われやすい論点が出題され、かつコンパクトに論述してありますので、一度解いた問題をしばらくしてから何度も見て、論文のトレーニングに活かし知識の定着に努めました。
4)口述模試について
論文試験の手ごたえはあまり良くなかったのですが、論文試験合格後、各受験機関の口述模試を10回程受験しました。そして、口述模試の先生方に指摘された事項を復習しました。私の場合は、まだ、改正法に弱い部分や条文の正確性に欠けている部分があったため、条文の読み込みや改正法についての知識の補充に努めました。
10回も受講したかいもあって、各部屋に入るまでは緊張しましたが、入ってからは緊張することはなくスムーズに受け答えができました。意匠法で少し失敗したものの特許・実用新案法、商標法ではまずまずの出来であったため、口述試験後は会場をすがすがしい気持ちで後にしました。とはいうものの合格発表日は緊張し、自分の受験番号があった時は、今までにない位にうれしかったことを覚えております。
5)最後に
弁理士試験は3次試験まであり合格するのは難関の国家試験です。勉強を何年もして落ち続けると自分には合格できるのだろうかと不安になることもあると思います。
しかし、あきらめずに情熱を持ち続け勉強を継続すれば必ず合格できるときがきます。継続は力なり、努力は必ず報われます。合格後にある輝かしい未来に向けて頑張ってください。
受験生の皆様が早く最終合格できるようお祈り申し上げております。
最後に、家族、先生方、勉強仲間その他の理解・応援して下さった方々には、この場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございました。
もし、中々論文試験の評価が上がらないと考えておられる方は是非、凝縮塾の講座などを利用して、論文の知識の整理・補充をし、どこを修正すれば合格ラインを勝ち取ることが出来るのか、もう一度初心に帰り見直していくのも重要だと思います。必ず合格できると信じ、あきらめずに頑張ってください。
■2008年合格者 K.S さん (神奈川県)
〔受験歴〕
受験期間:平成11年頃から
受験歴:短答10回、論文3回、口述1回
凝縮塾の受講講座:
・凝縮論文対策講座(プレミアムハーフコース)2008年1月〜2月
〔感想〕
(1)合格までのいきさつ
私は、弁理士の試験に今年、合格するまで結局約10年の歳月を費やしてしまいました。従って私の合格体験記はあまり参考にはならないかもしれませんが、それでも何かしら、合格を目指している他の受験生の方々に少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。
私がこの資格取得を目指したのは、ちょうど子育ての真っ最中で、このまま漫然と年をとってゆくことに不安を覚えたことがきっかけとなりました。それなら何か具体的な資格を目指して勉強してゆこうと決めた次第です。また、その中でも特に、私のような技術屋にも向いている資格ということでいろいろ検討してみた結果、弁理士の資格が最適だ、ということでこの資格を取ることに決めました。
このような経緯で、ある予備校の弁理士講座を論文講座と短答講座(当時は択一講座)を同時に受講し始めたわけですが、法律には全くの素人である私は、いくら勉強してもその要領がつかめず、始めてから2年間は試験も受けずに、ただただ受講をしただけに終わりましたが、3年目に初めて受験してみましたがもちろん、結果は短答試験で不合格となりました。
そして、やはりこの試験は生半可な勉強量では受かる試験ではないということが思い知らされ、本腰を入れて勉強するようになった様な気がします。そして、結局、5年目にして、ジャストボーダーの得点で初めて短答試験に合格した次第です。
また、その年も含め、今回、合格するまで、短答試験合格は5年間で3回でした。
(2)私のとった勉強法
論文試験については、とにかくいろいろな予備校のゼミや答練に参加して、場数を踏むこと、また、質問内容に応じた回答をパターン化して、ゴロを駆使して頭にたたき込むことが必要だと思います。
また、答練で点数が悪かった問題は結局、パターン化が足りなかった場合が多く、その問題を教訓にパターンを増やしてゆくということも必要になります。
更には、多くの判例や論点を暗記してゆかなければならないのは言うまでもありませんが、その場合でも、文献等や答練の模範解答をそのまま暗記するのではなく、要旨のみをコンパクトにした形、及び一言で表現した形など、常に深く聞かれた場合や、浅く広く聞かれた場合等、いろいろな場面を想定して、記憶してゆくことが必要だと思います。特にここ1,2年の傾向を見ると論点がてんこ盛りとなっている試験内容に照らすと、これら論点等は一字でも少なく、コンパクトに表現することに注意を払うことがきわめて重要だと思います。
事実、今年の特実試験でも、「クロム酸鉛顔料及びその製法」事件の判例を書かせる問題が出題されましたが、この判例についても凝縮塾のキーワード凝縮レジュメに記載されていた回答を暗記していたおかげで、何とか回答を仕上げることが出来ました。
その他、私は出来る限り多くの合格体験記を読んで参考にしました。やはり、合格者の方々は共通点を多く持っていて、非常な参考になりました。ただし、その中でも、一応、まねをしてみて性格には個人差がありますから、どうしても自分には合わないやり方というものはあります。そのような場合は、当然のことながら自分にあったやり方を編み出してゆくことも必要です。
(3)凝縮塾について
今回までに、私は論文試験を3回受験して、予備校での成績はそこそこ、上がってきたものの、前回まで、本番ではなかなかのびていませんでした。事実、去年の論文の成績は特実がA、意匠がB、商標はCでした。このような成績では合格までまだまだ遠いのではないかと不安になり、そんなとき、ある合格体験記で凝縮塾の存在を知り、そのとき受けていた予備校2校の答練と並行して凝縮塾の講座、答練、電話講評を受けることとしました。その中で実際に自分の書いた論文問題を中心に細部に至る様々な疑問点を先生に質問させて頂き、ご指導を受けながら、論文の実力アップとともに細かいテクニックも身につけさせて頂くことが出来ました。その中でも重要だと思われる点は、点数意識を持って論文を仕上げてゆくこと、即ち、重要論点であっても、その部分を完璧に書けなかったからといって、それだけで、即、不合格となることはない、ということ、すべての質問事項をまんべんなく書ければそれなりに点数はもらえること、論文構成、書き込みの方法、かける時間等については自分なりのパターンを作り上げておくことが重要な点であったと思います。
また、上記の他、細かい論文作成上のテクニックも非常に重要です。まず、29条、36条等、主要な条文番号は項番号、号番号に至るまで暗記することが望ましく、時間節約の上で非常に重要です。また、難しい漢字は直前に書き出しておくこと、という指導も非常に有効でした。
以上のご指導、及び自己検討の結果として私は自分なりに論文作成のパターンをある程度作ることが出来たと思います。具体的には、特実の場合、論文構成はどんなに長文の問題であっても1問につき論文構成は10分、書き込みに45分、残りの5分で見直し、また、意匠、商標では論文構成で20分から30分、書き込みで約1時間、最後の5分で見直し、ということ、また、書き込み中は条文集は開かず、見直し時に、確認的に参照する程度、というパターンで行きました。事実、今年の様に問題が長文化した中にあってはこの方法でやっと書き終えたというのが実感でした。
(4)最後に
最後に付け加えさせて頂きますが、この試験の様に長丁場となる戦いでは、勉強だけではなく、心と体の健康管理がきわめて重要であると思います。私の場合は、どんなに仕事や勉強で時間が不足しても、土、日曜は必ずジョギングや水泳等のスポーツを欠かさず行ってきました。そのおかげで、この5年間病気もせず、また精神的につらくなることもほとんどありませんでした。このスポーツを並行して続けてゆくという習慣は勉強、及びモーチベーションを維持してゆく上できわめて重要なことだと思います。
今年の試験で、やっと長いトンネルから抜け出たという気持ちが実感です。これまでご指導頂きました西原先生には、本当に感謝するとともに、長い間私を支えてくれた妻にも深く感謝する次第です。私の体験記を読まれた他の方々も、くじけずにこつこつと勉強を続けてゆけば、いつか必ず合格というゴールはやってきます。これからの皆様の成功を祈念して終わりの言葉と致します。
■2008年合格者 H.O さん (東京都)
〔受験歴〕
受験期間:平成14年頃から
受験歴:短答7回、論文4回、口述1回
年齢:35歳
職業:自営業
凝縮塾の受講講座:
・凝縮論文対策講座(プレミアムハーフコース)2007年5月〜6月
・電話口述模試 2008年
〔感想〕
1)キーワード凝縮レジュメについて
論文試験のみならず、口述試験においてもその威力を発揮したと思います。特に口述試験はキーワードが出るまで次の問題に進まない試験委員もいるので、全てを網羅しているキーワード凝縮レジュメは、本試験会場に持参し、最後まで「武器」として重宝しました。
2)答案構成パターンレジュメについて
テンプレートのように、論文の型が頭に入っていると、どんなに複雑な問題でも、結論から当てはめて考えれば、出題者の意図が見出しやすく、項目落ちを防ぐことが出来るので、答案構成のパターンのみをアウトプットするトレーニングなどにも、とても重宝しました。
3)答練の問題について
最近の本試験での問題は、複雑な事例問題が出題されますが、凝縮塾での問題も本試験の傾向に即した良問のみです。論点も過去の本試験に出題された論点のみではなく、これから出るであろう論点、狙われやすい論点を出題されてありますので、一度解いた問題をしばらくしてから何度も見て、論文のトレーニングに活かしました。
4)講義CDについて
私は寝る前に、何度も繰り返し聞きました。ポイントを分かりやすく解説しており、先生の落ち着いた口調が寝る前の脳に浸透しやすく、先生の講義を丸ごと暗記するつもり聞きました。
5)電話講評について
私が凝縮塾にお世話になろうと思ったのが、この電話講評です。大手予備校の書きっ放し、採点されっ放しになっていた私にとって、この電話講評によって、直接西原先生に指導して頂き、私の論文の書き方の癖や、問題に対するアプローチの仕方なども丁寧に教わり、論文に対する自信が持てるようになりました。また、納得するまで教えてもらえるのが、電話講評のいいところだと思います。
6)口述模試について
電話の口述模試も大変役に立ったのですが、口述試験は非常に運が大きい試験だと思います。
本試験の手ごたえはあまり良くなかったのですが、口述試験が終わった後も、西原先生に相談に乗って頂き、メンタルの面においても非常に支えられました。
7)最後に
弁理士試験は論文試験のウェートが非常に大きく、試験改革によって今後も論文重視の特許庁の考え方はより顕著になっていくと思います。
論文試験の勉強は短答と違い、暗記すればいいわけではなく、ある程度トレーニングしないと上達しないと思います。知識は十分で、論文を書き終えたときも、ある程度の手ごたえを感じてても、予備校の答練においてもあまり点が伸びず、本試験においても、評価悪い方も多数いると思います。
是非、凝縮塾の電話講評などを利用して、なぜ自分の論文の評価が低いのか、どこを直せば合格ラインに載るのかなどを真摯に考えれば、あとは自分の合格の番を待つだけだと思います。
■2008年合格者 A さん (東京都)
〔受験歴〕
受験期間:平成17年10月から半年間、某予備校で基礎講座。
平成18年に短答合格。平成20年論文・口述合格。
職業:会社員
凝縮塾の受講講座:
・凝縮論文対策講座(スタンダードコース)
〔感想〕
短答、論文、口述のそれぞれについてどのように実践してきたかを述べます。
1.全体
短答と論文は同時に勉強したほうが良いです。特に、短答の基礎講座で分からないことがでてきても、論文の勉強の中で腑に落ちることがあります。審判等は論文の勉強と一緒にやると非常にわかります。
その上で、とにかく条文を読むことが大事です。短答、論文、口述、の全てにおいて(特に口述) 条文は非常に大切ですので、青本をもとに、暗記するくらい読み込むのが良いです。
また、私は平成19年度は諸事情で勉強できなかったのですが、感覚を忘れないために一応受験しました。今思えばそれは正解でした。社会人の方は、仕事の関係で勉強できない年があっても受験はしたほうが良いです。つらいでしょうが、一度試験を受けない年があると、そのまま遠ざかってしまう可能性があるからです。
2.短答
予備校の基本講座を受講した後は、ひたすら問題を解きました。私は半年の勉強で短答に合格したため、この方法で十分であると思います。通勤時間も問題を解き、過去問は覚えるくらいやると良いです。
3.論文
何をどれだけ書くかを把握し、再現できるようにします。
論文試験に受かるためには、形式を身につけ、書きすぎないようにすることが非常に大切です。
そのためには、
1.マクロレベルでは「テンプレート(書く項目)を暗記」し、
2.ミクロレベルでは「定義・効果・当てはめ・理由付けといった書くスタイルを身につける」ことが近道です。
これらは凝縮論文対策講座で確実かつ効率的に身につけられます。
私はまともな論文講座を受けずに(某予備校のはうけたことがあるが、内容が精査されておらず、身にならなかった。
結果、時間とお金が勿体ないというだけでした。)、基本は凝縮塾と巷に売っている本のみで合格しております。
従って、私には非常に合っていたと思います。
3.口述
青本と条文を基本にし、発明協会の改正本と巷に売っている本を暗記するくらいやれば十分だと思います。色々教えてくれるので、1度くらいは口述練習会に行ったほうが良いでしょう。
よく10回くらい練習会に行ったという人がいますが時間とお金の無駄でしょう。
4.まとめ
以上を振り返ると、短答、口述については上記の通り、ある程度基礎知識を身につければ自分でできることが多いですので、論文をマスターすることが合格の近道であることは間違いありません。この点、凝縮塾を利用することで、お金と時間をかけずに論文に必要な技術を身につけることができますので、論文対策には最適だと私は思います。
■2008年合格者 金子 哲也 さん (茨城県)
〔受験歴〕
受験期間:平成16年頃から
受験歴:短答5回、論文2回、口述1回
年齢:30歳
職業:某総合電機メーカー勤務
凝縮塾の受講講座:
・凝縮論文対策講座(プレミアムハーフコース)2008年5月〜6月
・電話口述模試 2008年
〔感想〕
凝縮塾との出会いは、短答式試験終了後の帰路でした。私は、試験会場の出入口付近で配られた大量の予備校のチラシを整理しながら、ぼんやりと考えていました。それは「子育てをしながら受験勉強を続けることはできない。今年は絶対合格するぞ!!」という、危機感にも似た決意です。熱い決意とともに、論文試験本番までの40日間で、やるべきことを冷静に分析しました。その分析の結果、自分の答案の弱点を指摘してくれるようなゼミ形式の講座を受講すべきであると判断しました。そこで候補に挙がったのが、『凝縮論文対策講座(プレミアムハーフコース)』です。今にして思えば、この判断が弁理士試験合格へのカギとなったと思っています。 以下、論文試験直前のわずか40日間で、『凝縮塾』をどのように利用して、合格を勝ち取ったかについて述べたいと思います。
1.電話講評について
私自身の分析では、私の答案作成上の悪い癖は問題文に無い条件づけをしてしまうことだと思っていました。しかし、西原先生に御指摘して頂いた点は、自分では気付かないような別な点でした。それは、私の答案は「前提から結論までしっかり記載していない」点です。具体的には、設問が「差止請求が認められるか否か理由とともに述べよ。」であった場合に、私は、例えば「先使用の抗弁がある」で答案を終らせていました。しかし、設問に正しく答えるには、「先使用の抗弁があるため、差止請求が認められない。」と言い切ることによって、設問に答えたことになります。当たり前の結論や前提条件をしっかり記載することが論文の設問に答えたことになることを何度も指摘されました。この点は、私にとって、まさに「目から鱗」でした。
また、電話による講評は40分程度あるので、フリー(答練とは関係ない質問)の質問時間も20分くらいありました。私は、この20分を出来るだけ意義のあるものとするために、電話による講評の前に質問事項を整理しておきました。質問事項を整理する過程で、自分の弱点は何かを深く思考することができました。さらに、西原先生に弱点の克服方法を確認することで、直ちにその克服作業を実行することができました。つまり、電話による講評を通して、自然とPDCAサイクルができていたと思います。
(※注:電話講評は通常30分までで、次の予定が埋まっていなければ少し延長することもあります
PDCAサイクル:Plan,Do,Check,Actionのサイクルのことです)
2.『凝縮塾』のテキストについて、特に『凝縮レジメ』について
本講座には、わずか29ページの『凝縮レジメ』という論点集が含まれていました。この『凝縮レジメ』を完璧に記憶しました。この『凝縮レジメ』のメリットを以下に示します。
<凝縮レジュメのメリット>
(a)プロの講師(西原先生)が厳選した論点集であり、その論点の選出に主観が入り込みにくい
(b)29ページであり、無理なく繰り返しできる量である
(c)論文合格者は確実に書いてくる論点集とも言うことができ、この論点を書けば他の受験生に
書き負けない
上記のメリットの中で、論文試験の本番で大きな効力を発揮したのは上記(c)です。私は、この『凝縮レジメ』に出会う前までは、試験の設問文を読みながら、気になった問題文の文言にマーカーを引き、そこの文言から書くべき論点を抽出していました。受験生にとっては、非常に当たり前な作業だと思います。しかし、この方法は、「問題文の文言から書くべき論点を抽出」する作業が、直近に勉強していた内容に左右されるおそれがあり、うっかりと重要論点を落としてしまうおそれがあります。
一方、『凝縮レジメ』を完璧に記憶できた頃には、「凝縮レジメに書かれた論点」の中で、この問題文に適合した論点はないか?というアプローチをするようになりました。『凝縮レジメ』の内容は完璧に記憶しているので、論点の取捨選択には多くの時間は取られません。これにより、重要論点つまり合格者が確実に書いてくる論点を落とすようなことは、ほぼなくなりました。また、「凝縮レジメに書かれた論点」だけでは、対応できない論点については、設問に適合した条文を挙げ、電話講評を通して習得した論述力を駆使して、結論を導くようにしました。これにより、合格点を下回るようなことはほとんどなくなりました。
『凝縮レジメ』以外のテキストについても、一貫していると感じたのは、『簡潔・明瞭』であることです。また、模範答案も本試験で『現実に』書くことができる分量であったので、非常に参考になりました。『凝縮塾』のテキストを通して、誤解されない文章を、素早く作成する力が向上すると思います。
3.弁理士試験合格のために必要な『運』について
弁理士試験合格のためには、少なからず『運』が必要だと、私は考えます。その『運』とは、主に2つあると考えます。一つ目の『運』は、論文試験本番で出題される問題が、過去に解いたことがある問題かどうかです。この『運』は、如何ともしがたい『運』であり、与えられた勉強時間内で多くの問題を解いておくことで対処するしかないと考えます。
一方、もう一つの『運』は、自分に合った講座や講師と出会えるかの『運』です。難関試験である論文試験を突破するためには、試験勉強の質と量を最大限向上させる必要があります。つまり、自分に合った講座や講師と出会えることで、合格するために無駄の無い勉強方法を採ることができ、試験勉強の質が向上します。また、勉強そのものが楽しくなり、勉強時間を多く取ることが苦でなくなります。私は、『自分に合った講座や講師と出会えるかの運』の方が『過去に解いたことがある問題が出るかどうかの運』よりも重要であると考えます。その理由は、試験勉強の質と量を向上させ、与えられた時間内で一生懸命勉強すれば、自然と試験本番で『過去に解いたことがある問題が出るかどうかの運』も向上するものと考えるからです。
私の場合は、『凝縮論文対策講座(プレミアムハーフコース)』を受講し、さらに『西原先生』に出会えたことが、『運』が良かったと思っています。
■2008年合格者 S.D さん (東京都)
〔受験歴〕
受験期間:平成17年4月から
受験暦:短答3回、論文1回、口述1回
年齢:28歳
職業:特許事務所勤務
凝縮塾の受講講座:
・凝縮論文対策講座(プレミアムフルコース)2008年1月〜3月
・電話口述模試 2008年
〔感想〕
私が論文試験に合格した要因は、凝縮塾で添削、電話講評していただいたことが大きいと思います。そこで、私が凝縮塾の講座を通して論文試験について学んだ点、実践した点について記したいと思います。
1.スタイルを確立すること
論文試験に受かるためには、形式面として書き方のスタイルを身につけることが必要だと思います。私は、凝縮塾のスタイルが自分にあっていると思い、定義、効果、事例の当てはめ、理由付けなどの順番で書くことを徹底しました。そして、受験機関を問わず、このスタイルで書き続けました。その結果、答練でも安定した点数が取れるようになり、本試験でも迷うことなく書くことができました。
2.点数配分を知ること
次に、論文の点数配分について学びました。論文試験は、出題者が一番聞きたい論点が含まれていますが、論点を知っているからといって、知っていることをくどく書いても点数は伸びず、バランスを崩した答案となります。論点だけに点数のすべてが配点されているわけはなく、論点の周りに配点されているであろう基本的事項もしっかり記載して、漏れの少ない答案を作成することを教わりました。その結果、原則から例外の流れをしっかり記載し、知っていることを厚く書くのではなく、基本的事項をしっかり記載し、知っていることを薄く書くことで、点数が伸び、バランスのよい答案を書けるようになりました。
3.時間配分を知ること
私は、凝縮塾の講座を始めた時期から、凝縮塾のホームページのアドバイスに書いてあるように、解答時間を通常よりも10分短くして解き始めました。答練のときは、10分短い時間で解答しても時間が足りないということはなくなりました。しかし、本試験のときは、本番の緊張感で、答練のときよりも答案構成に時間がかかり、解答用紙への記載にも時間がかかったため、解答時間はぎりぎりでした。そのため、普段の答練の解答時間を短めにしておくことは有効な本試験対策になりました。
4.読みやすい文章を書くこと
限られた時間で焦って論文を書いていると、まとまりがなく、自分でも何を書いているのか分からなくなってしまっていました。電話講評で西原先生に文章や流れが相手に伝わりにくいと指摘していただいたおかげで、文章を短文化し、相手に伝わる文章を書くように心がけるようになりました。
5.その他
電話講評は、西原先生が一貫して答案を採点していただいたため、私の癖も把握してくれて、それに合わせた的確なコメントをしていただけました。また、わからないことがあればその場で聞くことができるので、悪い点はすぐに改善できました。これらの成果として、論文に対する恐怖感がなくなり、自信を持って本試験に望むことができたと思います。
6.電話口述模試について
口述では沈黙の時間は厳禁です。電話口述模試では、顔が見えない分、少しでも沈黙してしまうと助け舟を出してくれません。そのため、いかに沈黙しないでしゃべり続けるのかといった点で、対面式の受験機関の口述模試と比べて違った緊張感がありためになりました。
■2007年合格者 小早川 俊一郎 さん (静岡県)
〔受験歴〕
[1]年齢:24歳
[2]受験期間:2005年4月からの2年間
[3]短答受験回数:2回
[4]論文受験回数:1回
[5]口述受験回数:1回
[6]2007年最終合格
[7]受講講座:凝縮論文対策講座 スタンダードコース(2007年 直前期)
電話口述模試(2007年)
〔感想〕
1)キーワード凝縮レジュメについて
いわゆる論点問題、趣旨問題での書くべきこと(採点者が採点をする際の目印となるキーワード)が漏れなくかつコンパクトにまとめられているレジュメです。私はこのレジュメを「完璧」に覚えることで論点問題、趣旨問題に対して苦手意識がなくなり、点数も延びました。事実、勉強を始めたころの私の論文の点は10点がほとんどでしたが、レジュメを覚えることによって50点を上回る点を取れるようになりました。
このレジュメは初心者だけでなく論点問題で冗長な解答になってしまう中上級の人にも論文の書き方を見直す役に立つと思います。
2)答案構成パターンレジュメについて
代表的な基本問題(四法の出願段階、中間処理、権利化後)の項目の挙げ方について簡潔にまとめられていて、論文の書き方を身につけるのに非常に役立ちました。また項目漏れをすることが無くなりました。
3)答練の問題と模範解答について
今年の特許法の問題でもそうですが、本試験で出る問題のほとんどが基本問題です。ということは基本問題の書き方がしっかりと確立できていれば論文試験は怖いものではないと思います。凝縮塾の問題は、代表的な基本問題(四法それぞれの出願段階、中間処理、権利化後)がまとめられており、書き方も先生独自に確立された書き方でまとまっているので非常に役に立ちます。私は先生の模範答案をノート一冊分以上手書きで書き写し先生の書き方を身につけました。
4)講義について
最初から最後まで、簡潔に書く、根拠条文を必ず書く等といった点を徹底して講義が行われているので講義が終わる頃には西原スタイルを身につけることができます。
5)採点について
凝縮塾の採点は細かい採点表を基準に採点が行われるので、配点感覚を身につけることができました。また配点感覚を身につけることにより冗長な記載となることを無くすことができるようになりました。
(※注:彼は、スタンダードコースを受講し、採点表を使って自己採点されています。)
■2007年合格者 伊佐治 創 さん (京都府)
〔受験歴〕
[1]年齢:36歳
[2]受験期間:8年(2000年(平成12年)〜2007年(平成19年))
[3]短答受験回数:8回(2000年(平成12年)〜2007年(平成19年))
[4]論文受験回数:5回(2003年(平成15年)〜2007年(平成19年))
[5]口述受験回数:1回(2007年(平成19年))
[6]2007年最終合格
[7]受講講座:凝縮論文対策講座 プレミアムコース(2007年 直前期)
電話口述模試(2007年)
〔感想〕
8年間の長きに渡る受験生活でしたが、お蔭様をもちまして、本年最終合格させていただきました。なお、受講に至る経緯等は、「受講生の声」の受講感想No.3に記載しています。是非、そちらも併せてご一読下さい。
短期合格を目指す方が凝縮論文対策講座をご利用なさるのも、もちろん良いですが、私としては、むしろ、いわゆるベテラン受験生に受講を勧めたいと思います。かつての私のように道を見失って途方に暮れてしまったベテラン受験生が、どのようにすれば合格にたどり着くことができるか、その方法論がまさに凝縮されています。
トップページの「たった29頁で一年合格者輩出!」を最初に聞いたときは、私も半信半疑でした。しかし、実際に自分で受講して、さもありなんと思いました。事実、私も、こうして合格しています。
論文試験は、本当は難しくありません。難しいと勝手に思い込んで決め付けるから、かえって合格から遠ざかってしまうのです(かつての私のように)。正しい方法論を知らないばかりに、苦しいだけの無益な努力をいつまでも続けるのは、非常にもったいないことです。
なお、凝縮論文対策講座において私がもっとも感銘を受けたのは「合格するためのテクニック」である旨を、「受講生の声」の受講感想No.3で申し上げました。
「受験テクニック」というと、一般に聞こえが良くありません。しかし、例えば、あらかじめテンプレートを決めて項目落ちの防止や作業の効率化を図る(答案構成パターンレジュメ)などは、実務で明細書や意見書等の書類を作成する際の常套手段です。また、文章から冗長記載や重複記載などの無駄を排除してコンパクトに分かりやすくまとめることも、実務で大変重要なことです。
凝縮論文対策講座で駆使するテクニックは、単に効率良く合格するためのものではなく、合格後の実務にも通じることであると存じます。そのあたりのことは、例えば、「ワンポイントアドバイス」のNo.3やNo.9からも感じていただけるのではないかと思います。もとより、弁理士試験とは、実務家としての資質を問う試験ですから、当然といえば当然かも知れませんが。
<追伸>
私は、受講感想No.3で申しました通り、冗長記載や重複記載の悪癖に長年悩まされていました。
しかし、今年の論文本試直前に凝縮論文対策講座で特訓したお陰で、コンパクトな答案が書けるようになりました。
このテクニックを駆使すれば、今年の特実法の問題において、最初の50分で問題文をじっくり3回読んで答案構成をして、次の65分で答案を作成して、最後の5分間で見直しをしてケアレスミスを修正して、ばっちり合格答案に仕上げることができます。
ご参考までに。
→〔伊佐治さんの受講感想(2007年受講感想No.3)へ〕
■2006年合格者Kさん(滋賀県)
〔弁理士試験受講歴〕
・弁理士受験回数:択一2回、論文1回、口述1回
・2005年10月〜2006年3月:凝縮論文対策講座の前身となるゼミ(隔週全14回)を受講
・2006年:弁理士本試験に最終合格
〔感想〕
1)キーワード凝縮レジュメ(当時の重要キーワード集)について
事例問題に対して書くべきキーワードがまとめられているので、少しずつ覚えつつ、条文や論点を理解できているかチェックにも使いました。
答練で知らないキーワードや論点がでたときは、都度、余白に補充していきました。
論文本試会場で直前までみてました。
2)答案構成パターンレジュメ(当時のパターン集)について
代表的な問題について書くべき項目が簡潔にまとめられているため、論文を書いたことがない初級者にとって、論文の書き方を身につける際に非常に役立ちました。
私は、これが一番役にたったように思います。
また、答練で答案構成パターン集にない問題がでた場合(例えば商4条1項11号の拒絶理由通知に対する措置)は、その都度、答案構成パターン集にならって、自分なりにパターンを補充していきました。 論文本試会場で直前までみてました。
3)答練の問題と模範解答について
模範解答は、実際に答練で書くべきことが書ける量で簡潔に挙げられている点が良かったと思います。 論文試験直前にも全問答案構成をして回答をチェックしました。書くべきことを簡潔に書くということを見直すことに役立ちました。
4)講義について
書くべきことを簡潔に書くということを徹底した方針が良かったです。合格への早道だと改めて思います。 また、条文を問う試験なので根拠条文を必ず書くべし、という点を徹底していたことも良かったと思います。
5)採点について
点数はとくにこだわってなかったのですが、項目がしっかりと挙がっていれば高得点、挙がってなければ低得点ということで、メリハリがあって良かったと思います。
6)その他
良かった点をまとめると、
@上述したゼミの指導方針
Aパターン集(次に重要キーワード集)。論文本試会場で直前までみてました。
■2006年度合格者Nさん(京都府)
〔弁理士試験受講歴〕
・弁理士試験受験回数:択一1回、論文1回、口述1回
・2005年10月〜2006年3月:凝縮論文対策講座の前身となるゼミ(隔週全14回)を受講
・2006年:弁理士本試験に最終合格
〔感想〕
1)キーワード凝縮レジュメ(当時の重要キーワード集)について
事例問題でそのまま使えるようにコンパクトにまとめられていたので現在の論文試験に適していると思います。
私はいわゆる基本レジュメ集は一切使わず、このキーワード集の文言を覚えて弁理士本試験に臨みました。
3)答練の問題と模範解答について
問題は初級ゼミということもあり基本的でしたが、ここで基本をきちんと積んだからこそ弁理士本試験や模試での応用問題にも対応できるようになったと思います。
模範解答は無駄な記載が無く、必要箇所が分かりやすくまとめられていました。
4)講義について
質問についてはその場で答えてくれるのはもちろん、その後調べてくださったことを次の週に補足説明してくれるなど、熱心に取り組んでくださっていることが印象的でした。
5)採点について
答練や模試のように相対的な評価ではなく絶対的な評価をしてくださったので自分の本当の実力が分かりました。
だからこそ、ゼミ最終日の答練で初めて合格点が取れたときは本当に嬉しく、その後の勉強の励みにもなりました。
■2005年度合格者Oさん(兵庫県)
〔弁理士試験受講歴〕
・弁理士試験受験回数:択一2回、論文1回、口述1回
・2005年5月末〜2005年6月末:短答合格後に論文の勉強を開始したため、マンツーマンで答練を採点指導 ・2005年:弁理士本試験に最終合格
〔感想〕
私は、西原先生のマンツーマン論文採点によって短期合格させていただいた一人でありますが、私の短期合格は、西原先生のマンツーマン論文採点によって西原スタイルを取得したことによる賜物であると考えます。
この西原スタイルは基本に忠実なスタイルであると思いますが、細やかな表現一つ一つにこだわり、より効果的に表現する、すなわち受験生として勉強してきた知識をアピールでき、点数につながるように表現するスタイルだと思います。
このような西原スタイルを徹底するために、論文採点において西原先生は、論文の全体的な構成や項目についてのコメントはもちろんのこと、細かい部分までこだわって、その表現の良し悪しを的確、且つ納得できるように説明してくれます。これは、相手のことを考えながら採点できるマンツーマン論文採点でのみなし得ることであると考えます。
これから試験に立ち向かう受験生の皆様にひとつだけアドバイスさせてください。ぜひ、一旦自分のスタイルを封印し、西原スタイルをマスターしてください。これが合格への近道であると信じています。がんばってください。
■
受講感想
凝縮塾の講座を受講しているたくさんの受講生にアンケートに答えていただきました。
そのうちHP掲載のご了解が取れているもののみ掲載いたします。
■ 2009年アンケート
2009年も凝縮塾の受講生にアンケートのご協力を頂きました。
お忙しい中たくさんの受講感想をいただき、本当にありがとうございます。
以前から、「目からうろこが落ちました」、「昨年までと別人の答案になりました」、「キーワード凝縮レジュメがとてもいい」といった、ちょっとした感想をたくさん頂いており、私の指導の励みとなっております。
頂きました受講感想のうち、ホームページ等への掲載をご承諾いただいているているものを、修正することなくそのまま掲載させていただきます。
なお、講師の注釈は(※注: )として追記してあります。
Kさん
・論文につき、無駄が省け、コンパクトに書けるようになった。
・答案練習会で、凝縮レジュメを使用して練習を積むことで、必要な箇所に凝縮レジュメの必要箇所を適切に挿入できるようになると、好成績がとれるようになった。
・大量の暗記が不要になり、凝縮レジュメを繰り返しまわすことで論文で必要十分な知識が定着し、論文試験に合格できた。
Tさん
・初学者である私にとっては論文試験は何から手をつけていいのか分からなかったのですが、凝縮塾の教材は(初学者にとっては)量が適切ですばやく一通りを学習できてよかったです。
・メールでの質問に素早く的確に回答してくださり疑問点が早く解消されてよかったです。
・私は(論文は)全く初学者だったのですが、答練等を受けていると「必ず暗記しておいてください」というようなところは確実に押さえられているのを実感でき、自信を持てると共に非常に役立っています。
事例へのあてはめと、凝縮レジュメの論文への使い方がまだまだ不十分だと自分では感じていますが、確実に合格レベルの答案に近づいていると感じています。
凝縮レジュメ及び西原スタイルで継続してがんばろうと決意しています。
Kさん
コンパクトな表現の基になるキーワード、論旨の流し方、ごく当然と思われることにも配点があることを意識できた。
Tさん
論文で合格点をとるためのコツや基礎力を得ることができました。
論文用の講座を受講させていただきましたが、これらを受講してなければ合格していないと思います。
今考えると大変おそろしいことです。
Hさん
・暗記すべき事項がこれだけで良いと思うと、心に余裕ができた。
・答案の書き方のパターンが整理できた。
Iさん
・ポイントを掴んだ記載要領で得点につながることが分かり、気分的に楽になり、成績が伸びてきた。
Aさん
・省略できるところがどこかがわかり、構成に時間をかけても書き切れるとの思いができ、問題に集中 できるようになった。
Oさん
・本当に必要な知識は、思ったよりも少なく、キーワード等を抑えれば良いことに気付いて、先がパッと明るくなった。
■ 2008年アンケート
■ 基 礎 ・ 短 答 2008年9月アンケート: 受講後の変化や受講により得たこと、講座の感想
〔凝縮基礎短答講座〕
・受講により、それまで参考書など文字だけではわかりにくい点や勘違いしていたことなどが明確になり理解度が格段に深まり満足しています。
・テキスト、図、講義ノートが非常にわかりやすい。
・各テーマが1〜2ページ以内で趣旨から手続きまでの キーワードを含む重要ポイントが必要かつ十分な程度にまとめられており使いやすい。
・また講義と演習解説もわかりやすい。
〔凝縮基礎短答講座〕
・流れがあってすごく良く解りました。
・今までバラバラだった知識を整理できました。
・理解していなかった減縮補正を理解することができました。
・PCTの流れが良く解りました。
・テキストすごく助かっています。何度も読んでいます。
〔凝縮基礎短答講座〕
・本講座を受講して、覚えるべきポイントが明確になってきたと感じています。
〔凝縮基礎短答講座〕
・全体感が掴めてきた。
〔凝縮基礎短答講座・凝縮論文対策講座〕
・条文のそれぞれをただ単に知識と知っているのではなく、問題解決の唯一の道具として条文を活用するということを知ることが出来知識が有機的につながったと考えられます。
このことにより記憶する事項に対し、きっかけ(関連付け)が容易になったと考えます。
〔凝縮基礎短答講座・凝縮論文対策講座〕
・まだ、受講してから日数が浅いので特別ありません。ただ、自分が1年間ぐらいかけて作った論文レジュメのコンパクト化したものが、凝縮基礎レジュメの内容とほとんど変わらない事に気が付き、もっとこの講座を早く知っていればと感じました。
■ 論 文 2008年9月アンケート: 受講後の変化や受講により得たこと、講座の感想
〔凝縮論文対策講座〕
・論文本試前に、電話で直接アドバイスしてもらえたのが非常によかった。
・受講前よりもコンパクトに記載することができるようになった。
〔凝縮論文対策講座・論文直前演習講座〕
・まったくの初学者でしたが、初めて挑んだ年明けの答練会で好成績を残す ことができました。
・ただし、本試はかなり厳しかったです。予備校の答練と本試は別物だなと思いました。また、コンパクトに記載することがいかに大事であるか、身に染みて感じました。その点でも、西原先生の指導は的を射ていると思いました。
〔凝縮論文対策講座〕
・弁理士試験の最近の傾向にぴったり合った内容だと思います。
・コツがわかりました。理解が進みました。
・何より、あと1年勉強したら、合格できる確信が持てるようになりました。
〔凝縮論文対策講座〕
・「キーワード凝縮レジュメ」では、効率的に、論文試験で必要なキーワード、センテンス等を吸収することができています。
・またキーワード等も、設問に応じて必要な状況で大体アウトプットできるようになったと思います。
・アウトプットできなかったり、忘れてしまったものであっても、キーワード凝縮レジュメは、再確認しやすいように構成されていますので、できなかった箇所をピンポイントで効率よく再確認することが可能で、時間・労力を必要以上に消費することがない点で助かっています。
・「講義ノート」では、論文試験で出題されると考えられる事例を簡略化した例題があり、合格点が付くのに必要最低限の記載がされた解答がパターン化されており、キーワード凝縮レジュメにて習得したキーワード等を、どういうところで、どのように、どの程度、用いたり記載したらよいかがよく分かるので、実戦的でかつ効果的な勉強が現在のところ実現できています。
・今後、来年(2009年)の答案練習会等でその効果がもっと発揮されれば良いと考えています。"
〔凝縮論文対策講座・論文直前演習講座〕
・配点の丁寧な解説があり、配点感覚が身につき、同時に時間配分(用紙配分)の感覚が身につきます。
・特定の論点に偏った書き方が修正され、書くべき項目 を漏らさずコンパクトに書くスタイルが身につきます。
・電話講評により、添削ではなかなか直らない悪癖が修正されます。緊張感が違います。
〔凝縮論文対策講座〕
・今までは答案構成に時間がかかり、かつ未完成のまま書き始めるというパターンで失敗していたが、改善の方法論は電話指導で明確になった。
・配点に気をつけることが理解できた。
〔凝縮論文対策講座〕
・答練の論文は60点取れるようになりました(ある大手予備校)。
・論文とはどういう風に書けば良いかが分かった。
・基本書を読んでも、どこが重要な箇所なのかが分かる(自分で判断できる)ようになった。
〔凝縮論文対策講座〕
・論文に使用する最低限の知識が把握できました。
・論文について、答案のパターンを確立でき、シンプルに問いに答える習慣ができ ました。
〔凝縮論文対策講座〕
・論文をどうして習得するかの一つの材料になりました。
・問題文のパターンはまとめると少ないのだと気づきました。
〔凝縮論文対策講座〕
・採点は普通の人間がするのだという当たり前だが重要な視点を得ました。
■ 2007年アンケート
■ 受講感想No.1 受付日2007年7月27日
〔受験歴〕
[1]年齢:36歳
[2]受験期間:約4年(受験勉強期間)
[3]短答受験回数:4回
[4]論文受験回数:4回
[5]受講講座:凝縮論文対策講座 プレミアムコース(2007年 直前期)
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〔感想〕
講座受講中は大変お世話になり、ありがとうございました。
受講の感想をとのことですが、正直、論文試験の評価が判明しないと、過去形で感想を記載するのは難しいです。
受講の動機は、なぜ自分が不合格となってきたか理解できず、合格者にあって、自分に不足しているものが何かについて皆目見当がつかなくなっているときに、御塾の案内を目にして、これかもしれないと感じたことです。
また、短答試験後初めて論文対策された方でも合格実績があるとのことでしたので、勉強時間が取りにくい自分にとっても、こなしやすい勉強量になるのではないかというのも理由のひとつでした。
勉強時間が取りにくいというのは、小さい子が2人いるということと、過去3年間ぐらい短期合格のために家族を犠牲にして勉強時間を確保してきたという経緯からです。
自分に足りないものがわからなくなった時点で、”短期合格のために”という前提が成り立たなくなってしまい、試験勉強を第一優先にするのはやめてしまいました。
受講中は、昨年の論文試験以後、論文の勉強を一切していませんでしたので、論文の感を取り戻すことと、貴塾のスタイルに沿って自分のスタイルを作り直すことにほぼ注力しました。
そのため最初のころの答案練習の結果は散々なものだっとと思います。
論文の感を取り戻すことについては、もともとあまり心配しておらず、実際問題なかったと思いますが、自分のスタイルを作り直すというのはなかなか難儀でした。
どうしても、重要論点だと考えた部分については、きちっと論述してしまいたくなるので.....
この点については、西原先生に電話講評への変更をお勧め頂き、実際に電話講評を受けさせて頂いた効果は非常に大きかったと思います。
テキスト等については、誤記等が何点かあったと思いますが、自分で気付けていたので大きな問題はありませんでした。
ただ、勉強量が少なく短答試験合格ぎりぎりレベルの知識量の方にとって、最低限これだけはという位置づけで凝縮された教材の中に誤記等が混在しているというのは、あまり良いことではなかったのではないかと推測いたします。 (※注:テキストの誤字は、2008年版で修正されています。)
現時点までは、受講させていただいて良かったと考えています。
ただし、受講した目的がこれまでの本試の結果に不満があったというのが一番ですので、不合格であったとしても、論文の評価結果を見てみないことには、目的達成のための選択として正しかったのかどうかという最終判断できないでいます。
最後に、実際の試験の手応えは、特許の1問目の印象が強すぎて、過去4回の試験の中で一番難しく感じました。
■ 受講感想No.2 受付日2007年7月27日
〔受験歴〕
[1]年齢:−
[2]受験期間:3年
[3]短答受験回数:3回
[4]論文受験回数:3回
[5]受講講座:凝縮論文対策講座 プレミアムコース(2007年 直前期)
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〔感想〕
論文試験を振り返ってみるとやはり特実Tが難しかったことが印象的でした。
PCTは勉強しきれていない部分でした。見切りをつけてもいいかな?というぐらいに考えていましたがでてしまいましたね。
ただ私以外にもPCTは出題されにくいと考えていた人は少なからずいるとは思います。
前例がないぐらい長文の問題文だった点にも苦手意識がありました。
意匠はひっかけるような問題で、商標は実務経験者が有利になるような問題だったと思います。商標で実務的な問題が聞かれたという点にも驚かされました。
また2条1項8号についての使用の論点等深い知識も必要な問題だったと思います。
特実は毎年なんらか驚かせるような部分があるので、傾向分析はせずにオールラウンドに広い知識が必要だと思います。
来年は例えば今年とほとんど同じような問題が出るとか、意匠との抵触関係が出るとかもう何が出るか検討もつかないので短答のように幅広く準備しておく必要があると思います。
講座では基本的部分について復習でき、問題点を認識できた点がよかったです。
講座で身に着けた基礎をベースにして、応用力をつけていきたいと思います。
(※注:ここで「応用力」の意味を質問し、HPへの掲載可否をたずねたところ、続きの返信を頂きました。)
ホームページへの掲載はかまいませんが、受講感想の部分を少し付け加えさせてください。また掲載するときは、自由に抜き出したり省略してもかまいません。
受講感想ですが、個別指導という点がよいと思いました。
一人で勉強しているとなかなか自覚できない弱点と仲間同士で勉強したぐらいでは抑えられない法律用語の正しい使い方等を理解できました。
分かっている内容にもかかわらず心証点が低くなることがなくなり、書いた内容に自信が持てるようになりました。
また試験委員に好まれる無駄を省いたシンプルな答案が書けるようになりました。
この点大手の模試などで身につかなかったところが短期間で出来るようになりました。
論文の書き方を把握できたため、私に足りない点である情報処理力、細かい知識などを身につければ努力に比例して点が伸びると思います。
講座で培った基礎力をベースとして実力が伸ばせると書いたのはそのためです。
最近の試験傾向として受験テクニックだけで合格するのを防ぐためいわゆる措置問題だけ出すようなことはなくなりましたが、それでも何問かは措置問題が出るのでパターンレジュメは役に立ちます。
措置問題はほとんどの人がしっかり書いてくると思うので落とせません。出来なければ差がつく部分なので確実に抑えたいところです。
しかし、それだけでは対処できない問題も出るので、定義・趣旨の暗記、一問一答式での論点の確認、判例のチェック等が必要になると思います。ここは地道におさえていく必要があると思います。
■ 受講感想No.3 受付日2007年7月29日
〔受験歴〕
[1]年齢:36歳
[2]受験期間:8年(2000年(平成12年)〜2007年(平成19年))
[3]短答受験回数:8回(2000年(平成12年)〜2007年(平成19年))
[4]論文受験回数:5回(2003年(平成15年)〜2007年(平成19年))
[5]受講講座:凝縮論文対策講座 プレミアムコース(2007年 直前期)
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〔感想〕
凝縮論文対策講座の内容は、2007年7月14日付の「ワンポイントアドバイス」に記載の通り、
@本試験で出題される内容そのもの
A本試験に合格するために不要な内容
B本試験に合格するために必要な最小限の内容
C本試験に合格するためのテクニック
Dその他
のうちA〜Cをまとめたものであると存じますが、私が実際に受講して最も感銘を受けたのは、Cです。もともと、受講を決意した動機は、短答本試終了後に配布されたビラを見て、上記Cに関する指導を受けたいと思ってのことでした。
自分の弱点として「記載が冗長」「重複記載が多い」「キーワードが的確に書けていない」などがあるのは、以前から自覚していました。改善のために、受験仲間と答案の回し読みをしたり、答練の優秀答案を参考にするなどの対策はしていましたが、今ひとつ決定的なところが掴めずにいました。
短答式本試終了から論文式本試までの限られた短い期間で、何をやるのが自分にとって最も効果的か、を考えた結果、新たな知識の習得等に励むよりは、答案作成技術を学ぶ方が良いであろうという結論に達しました。そこで、凝縮論文対策講座プレミアムコースを受講することにしたのです。
ここで、少し話を戻します。
私がはじめて論文本試験を受験したH15年、本試験の評価は、必須三科目全てCでした(選択科目は免除)。
次のH16年は、意匠法だけ何とか○印がつきました。
さらに次のH17年は、特実法が○、意匠法も○、商標法がCで惜しくも敗退でした。
あと少しのところで合格を逃す結果となってしまいましたが、気落ちはしませんでした。むしろ、「○なし→○一つ→○二つと、ゆっくりではあるが着実に向上しているのだから、このまま精進すれば、次こそ○三つで合格だ」と、H18年の本試に向けて意気込んで勉強を続けました。その甲斐あって、この年は、予備校の答練や模試でも上々の成績をとることができました。
しかし、H18年の本試の結果は、特実法B、意匠法C、商標法Aと惨憺たるものでした。
あとで敗因分析して、ここが項目落ちだ、あそこが題意把握ミスだと、大まかな原因は掴めました。しかし、それが原因の全てなのかどうか分かりません。次のH19年本試でどうすれば確実に合格答案が書けるのかも、分かりません。
H17年のあの結果はまぐれに過ぎなかったのかと、非常に落胆しました。予備校の成績も全くあてにはならないことが、あらためて身にしみました。何かを根本的に変えない限り、永久に合格できないと思いました。しかし、何をどう変えたらいいのか、はっきりした答がなかなか出ません。悩み苦しみました。
2007年6月28日付の「ワンポイントアドバイス」とそっくりな話なので、あれを読んで作った話かとお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、そうではありません。あくまで偶然の一致です。それほど、同じような落とし穴にはまる人が多いということなのです。私と同様の経験をした方であれば、ご納得いただけることと思います。
そういう状況の中で、凝縮論文対策講座を受講しました。何か少しでも効果があれば儲けもののつもりでしたが、期待した以上の効果があったと思います。
それまでも、色々な方の合格体験記で「基本的なことが書ければ合格できる。余計なことは書かない。」といった話はうかがっていました。しかし、それが具体的にどういうことなのか、今ひとつ理解できずにいたと思います。また、昨今は、1年か2年で早期に合格なさる方が多い一方、「実力」は十分なのに長年合格できない(あるいは、できなかった)方が、私の身近にも少なからず居ることが不思議でした。それらのことが、西原先生の電話講評によるきめ細かな分析をいただいて、ようやく腑に落ちた気がしました。
「知識は十分にある。あとは答案作成力の問題だ。」という方にこそ、凝縮論文対策講座は最適ではないかと思います。だまされたと思って、あるいは、駄目でもともとのつもりで、一度試してご覧になってはいかがでしょうか。
■ 受講感想No.4 受付日2007年8月4日
〔受験歴〕
[1]年齢:41歳
[2]受験期間:5年
[3]短答受験回数:5回
[4]論文受験回数:0回
[5]受講講座:凝縮論文対策講座 スタンダードコース(2007年 直前期)
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〔感想〕
均等論・並行輸入(特許・商標)について、整理されていて理解しやすかった。
インクタンク(修理・再生産)についても同様です。この3点は、独学でやって いくとあれもこれもとしなければならなくなってしまいがちであるが、私は、 これだけで理解・暗記しようと考えています。意匠関係で必要な審査基準が 最低限まとめられていてこれだけ暗記するようにします。
今年は短答ボーダーは39点、に対し38点だった。
来年も受けますので、この講座は、繰り返し学習します。