

■合格体験記
□2012年 合格体験記
□2011年 合格体験記
□2010年 合格体験記
□2009年 合格体験記
・レジュメの活用例(T.Yさん)
□2008年 合格体験記
□2007年 合格体験記
□2006年 合格体験記
□2005年 合格体験記
■受講感想
□基礎・短答
□論文
合格体験記
凝縮塾の講座を受講して合格された方々、および西原講師に直接指導を受けて合格された方々に合格体験記を書いていただきました。
〔受験歴〕
[1]年齢:24歳
[2]受験期間:2005年4月からの2年間
[3]短答受験回数:2回
[4]論文受験回数:1回
[5]口述受験回数:1回
[6]2007年最終合格
[7]受講講座:凝縮論文対策講座 スタンダードコース(2007年 直前期)
電話口述模試(2007年)
〔感想〕
1)キーワード凝縮レジュメについて
いわゆる論点問題、趣旨問題での書くべきこと(採点者が採点をする際の目印となるキーワード)が漏れなくかつコンパクトにまとめられているレジュメです。私はこのレジュメを「完璧」に覚えることで論点問題、趣旨問題に対して苦手意識がなくなり、点数も延びました。事実、勉強を始めたころの私の論文の点は10点がほとんどでしたが、レジュメを覚えることによって50点を上回る点を取れるようになりました。
このレジュメは初心者だけでなく論点問題で冗長な解答になってしまう中上級の人にも論文の書き方を見直す役に立つと思います。
2)答案構成パターンレジュメについて
代表的な基本問題(四法の出願段階、中間処理、権利化後)の項目の挙げ方について簡潔にまとめられていて、論文の書き方を身につけるのに非常に役立ちました。また項目漏れをすることが無くなりました。
3)答練の問題と模範解答について
今年の特許法の問題でもそうですが、本試験で出る問題のほとんどが基本問題です。ということは基本問題の書き方がしっかりと確立できていれば論文試験は怖いものではないと思います。凝縮塾の問題は、代表的な基本問題(四法それぞれの出願段階、中間処理、権利化後)がまとめられており、書き方も先生独自に確立された書き方でまとまっているので非常に役に立ちます。私は先生の模範答案をノート一冊分以上手書きで書き写し先生の書き方を身につけました。
4)講義について
最初から最後まで、簡潔に書く、根拠条文を必ず書く等といった点を徹底して講義が行われているので講義が終わる頃には西原スタイルを身につけることができます。
5)採点について
凝縮塾の採点は細かい採点表を基準に採点が行われるので、配点感覚を身につけることができました。また配点感覚を身につけることにより冗長な記載となることを無くすことができるようになりました。
(※注:彼は、スタンダードコースを受講し、採点表を使って自己採点されています。)

〔受験歴〕
[1]年齢:36歳
[2]受験期間:8年(2000年(平成12年)〜2007年(平成19年))
[3]短答受験回数:8回(2000年(平成12年)〜2007年(平成19年))
[4]論文受験回数:5回(2003年(平成15年)〜2007年(平成19年))
[5]口述受験回数:1回(2007年(平成19年))
[6]2007年最終合格
[7]受講講座:凝縮論文対策講座 プレミアムコース(2007年 直前期)
電話口述模試(2007年)
〔感想〕
8年間の長きに渡る受験生活でしたが、お蔭様をもちまして、本年最終合格させていただきました。なお、受講に至る経緯等は、「受講生の声」の受講感想No.3に記載しています。是非、そちらも併せてご一読下さい。
短期合格を目指す方が凝縮論文対策講座をご利用なさるのも、もちろん良いですが、私としては、むしろ、いわゆるベテラン受験生に受講を勧めたいと思います。かつての私のように道を見失って途方に暮れてしまったベテラン受験生が、どのようにすれば合格にたどり着くことができるか、その方法論がまさに凝縮されています。
トップページの「たった29頁で一年合格者輩出!」を最初に聞いたときは、私も半信半疑でした。しかし、実際に自分で受講して、さもありなんと思いました。事実、私も、こうして合格しています。
論文試験は、本当は難しくありません。難しいと勝手に思い込んで決め付けるから、かえって合格から遠ざかってしまうのです(かつての私のように)。正しい方法論を知らないばかりに、苦しいだけの無益な努力をいつまでも続けるのは、非常にもったいないことです。
なお、凝縮論文対策講座において私がもっとも感銘を受けたのは「合格するためのテクニック」である旨を、「受講生の声」の受講感想No.3で申し上げました。
「受験テクニック」というと、一般に聞こえが良くありません。しかし、例えば、あらかじめテンプレートを決めて項目落ちの防止や作業の効率化を図る(答案構成パターンレジュメ)などは、実務で明細書や意見書等の書類を作成する際の常套手段です。また、文章から冗長記載や重複記載などの無駄を排除してコンパクトに分かりやすくまとめることも、実務で大変重要なことです。
凝縮論文対策講座で駆使するテクニックは、単に効率良く合格するためのものではなく、合格後の実務にも通じることであると存じます。そのあたりのことは、例えば、「ワンポイントアドバイス」のNo.3やNo.9からも感じていただけるのではないかと思います。もとより、弁理士試験とは、実務家としての資質を問う試験ですから、当然といえば当然かも知れませんが。
<追伸>
私は、受講感想No.3で申しました通り、冗長記載や重複記載の悪癖に長年悩まされていました。
しかし、今年の論文本試直前に凝縮論文対策講座で特訓したお陰で、コンパクトな答案が書けるようになりました。
このテクニックを駆使すれば、今年の特実法の問題において、最初の50分で問題文をじっくり3回読んで答案構成をして、次の65分で答案を作成して、最後の5分間で見直しをしてケアレスミスを修正して、ばっちり合格答案に仕上げることができます。
ご参考までに。
→〔伊佐治さんの受講感想(2007年受講感想No.3)へ〕